概要
《対未確認現象統制組織》の否定者のみで構成された円卓メンバー、円卓での席はⅦ。
Ⅵ席の一心と行動を共にすることが多い。
褐色肌の少年。
プロフィール
誕生日 | 8月21日(📅) |
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年齢 | 15 |
身長 | タチアナよかある! 多分 |
体重 | 最近量ってねえな |
趣味 | ランニングシューズ集め 特撮ヒーロー番組を観る事(最近はロンギングの子達と一緒に観てる) |
特技 | 速く走る 痛みに耐える |
好物 | 母ちゃんが作ったガレット |
能力 | UNSTOPPABLE -不停止- |
CV | 岡本信彦 |
📅出典:2023年8月~9月 アンデラ記念月間【否定者たちの誕生日発表】&アイコン配布 - 公式Ⅹ(前代・Twitter)
容姿
薄い金髪と褐色の肌が特徴的な男子。スーツの代わりに黒が主体のジャージを着用し、平時は上着のポケットに手を突っ込んでいる。組織構成員の共通装備であるネクタイは見当たらないが、同様の役割を果たすと思わしき赤い布を左腕に巻き付けてある。証(エンブレム)はジャージのジッパーの持ち手に装飾されているほか、ジャージの前面の柄に大きく描かれている。スニーカーの底は自身の名前である「Top」の文字の形になっている。
常に両頬と鼻に絆創膏を貼っており、腕は度々ギプスをしていたりと、何かしらの怪我を負っているような姿が多い。一度だけ戦闘準備時にニコのBM製と思わしきメカスーツを着用してヘルメットを携えていたことがあった。
人物
個性的な面々の多い円卓メンバーの中では珍しく常識的な振る舞いを見せる。年齢こそ風子より下だが、後輩である風子の無理に融通を聞かせたり、駄々をこねるシェンに白い目を向けたりとむしろ出来た人間である(後者はシェンの方が内面的に子供なだけかもしれないが)。
ユニオンではツッコミ役を担当する事が多い。
一方、脱走したUMAに対しポイントゲットのチャンスと息巻いたり、支度の遅い一心にやきもきしたりと年相応に感情豊かである。その表情の豊かさと席の近さ故かアンディと風子に対するリアクションは特に顕著で、2人のキスに赤面したり2人をバカップル呼ばわりするなど、読者を代表するような反応を見せる。
円卓では一心とコンビを組む事が多くよく行動を共にしている。
また風子が加入しタチアナが他メンバーに心を開くようになってからはムイ達と共に未成年組として打ち解けた。特に重野力とはそれまでいなかった同世代の男子同士という事で能力的相性もありかなり仲良くなっている。
なお、とある女子から想いを寄せられているが本人は全く気付いていない。
能力
『俺は信じる』
『音速だろーが光速だろーが』
『お前が俺を止めてくれるから』
『だから…俺はもう止まらない!』
自身の停止を否定し超スピードで走り回る事ができる能力。
初速の時点でも相当なスピードとパワーがあり、人二人を抱えた状態で一切スピードを落とさず走り続け息切れもしない。さらに跳躍にも優れ、壁と床を跳ね回る事で3次元戦闘をも可能にする。
発動条件は一定以上の速度を出した状態で足を止めようとする事。
条件を満たした場合能力により倍以上の力で押し出され加速してしまう。
更に、不停止には停止条件という加速をリセットし能力そのものをOFFにするための特別な制約(ルール)が存在する。
その内容は「体が壊れる」というもの。この制約によりトップは能力を使用する度に骨折と治療を繰り返している。
(トップは陸上をやっていた為、「壊れる」のイメージが骨折だったが、もし他の人に能力が移り、その人のイメージが死に直結するものだった場合、死ぬまで止まれない)。
能力が移った当初も止まろうとしている無理な体勢で吹っ飛んでそのまま大怪我をしてしまい、停止条件に引っかかる事が多かった模様。
とある人物からも「良い能力だが停止条件に関しては難儀」だと評されており、医療技術に関しても優れる組織のバックアップがあってこそ戦闘に活用できる能力と言える。
当初は平常時能力を発動せずに居られた事から任意発動型と思われていたが、条件を満たすと不本意でも発動してしまう事から実際は強制発動型の可能性が高い。
余談だが組織メンバーでは相方の一心ともども能力判明演出の前に能力名を明かされてしまった。
また、他の否定能力判明演出と異なり斜体で表記されるという唯一無二の特徴がある。
固有装備
UN-ST TACHYORIZER(アンストッパブル タキオライザー)
高速移動するトップの全身を保護するBM(ブラックメタル)製のパワードスーツ。
普段は変身ベルト「タキオドライバー」のみ装備しており、腕の赤いバンダナをマフラーの位置に結び直すことで展開及び装着。最後にバックル中央の証(エンブレム)が正位置に回転することで『UNIFORM!!』の音声とともに変身完了となる。
見た目はBM製と思わしき装甲各部に証(エンブレム)型の装飾があしらわれた某変身ヒーロー然とした出で立ち。内部にはトップの現在速度に関する事や装甲維持、活動限界までの時間を警告する機能がある。
これを装備することで走行中の摩擦や障害物から身体を防御し、自身の軌跡に光線を発生させるほどの速度まで到達し、トップの弱点である攻撃の軽さを補うほどの威力の飛び蹴りを実現できる。ただし上記のように停止不能領域(500000km/h)と呼ばれる速度が設定されている事、装甲の維持に限界があることを踏まえると、独力では全速力で走ることに多大なリスクを伴うと考えられる。現状は一心による不壊が施されていないため、活動限界があるプロトタイプとなっている。
また装甲内部にはトップの四肢を自動的にへし折る機能や、不動で停止した後の運動エネルギーを相殺する機能が存在する。
過去
貧しいスラムの生まれであったが、友人ら3人と陸上競技を極め、オリンピック選手となることに希望を見出だしていた。
だが彼はより貧しい友人のために勝ちを譲ろうと、競技の最中に足を止めようとする。
あろうことかその瞬間、不停止の能力が発現(移行)。そのまま友人2人を轢き殺し1人に重傷を与えてしまう。
後に見舞いに来たジュイスとニコから真実を聞かされ、神への復讐の為にユニオンに加入する。
関連タグ
【機密事項】
⚠以下、漫画『アンデッドアンラック』の重大なネタバレを含みます。⚠
本作『アンデッドアンラック』では、特異な理「ループ」によって人知れず、幾度も世界規模な「破壊と創造の循環(ループ)」が繰り返される不条理な真実があった。
なお本編第一話時点の世界は99回目の周廻(ループ)、100回目の世界が舞台である。
やがて物語は加速し、全ての悲劇を否定するため主人公達は次の世界へ渡る。
101回目の世界(ループ)、これを最後に神との決着、最高の物語を迎えるために。
トップの(再)登場する回はかなり後、遂に彼の姿が描かれると「生まれる時間軸のズレ」からか前周よりも少し大人びており(ショーンやチカラと同年代か?)髪が長く、そして快活だった前周とは打って変わってやさぐれてしまったかのように暗い表情でフーセンガムを膨らませていた...。
前世界(ループ99)では元気少年だったトップに何があったのか。その詳細は【■ッ■=B=■■ー■■】を参照。