ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

おもちゃ本体は、ソフトを切り替えられない携帯ゲーム機である。釣り育成トレジャーハントなどがモチーフ。

「男の子向け高機能たまごっち」といったところ。


目に見えないし触れもしない、けれど身のまわりにはうようよいる未知の生物「ガウスト」。そんなガウストたちを探してバトって育てて楽しもう!というゲーム。

それなりのストーリーがあり、ラスボスを捕まえるとクリアできる。


ガウストは磁束密度の単位「ガウス(gauss)」と幽霊「ゴースト(Ghost)」を組み合わせた単語で、「トレジャーガウスト」には「磁幽霊探知機」と当て字されている。

 

ガウストを探索し、戦って倒せば捕獲成功。格納・育成・バトルが可能となり、また通信によってガウストのデータを交換できたりする。要はコレである。

 

ちなみにこのシリーズ、システムの解説は世界観に合わせたSFチックな表現が用いられている。元々子供向けなので小難しいリアル理論よりもSF風味の方が好都合だったのだろうが、リアル理論で知りたい人はさぞもどかしかった事だろう。

で、ガウストって何?編集

磁霊界(じれいかい)なる異世界からやってきたモンスターたちで、力を放ちながら幽霊のように人間界を気ままにさまよっているらしい。だから「磁幽霊」と書いてガウスト。

 

それぞれが持ち合わせる様々な能力を使って人間たちに(しょーもない)イタズラを仕掛けることを好み、それが我々の身のまわりで起こるいろんな事の原因になっているという。

ボールを蹴ったらくつが飛んだり、駅で反対のホームに乗ったり、うっかりド忘れしたり、時には怪奇現象や未確認生物の正体だったり。

「身近なアレコレが目に見えないモンスターの仕業」という意味では妖怪ウォッチの先駆けとも言えるだろう。

 

なおガウストたちのイタズラはいずれもそこまで困らない・笑って済ませられるような軽いものにとどまっており、「イタズラでは済まない、取り返しのつかないような事」をしでかすヤツは基本的に存在しない(例外はコイツ)。

GHC編集

ガウストハンターカンパニー、略してGHC。

ガウストたちの研究を通して共存していくため設立された秘密組織で、世界中に支部があるらしい。

歴代機種はこのGHCが開発したという設定。


シリーズ編集

当時の大人たちのマストアイテム、携帯電話を模した外見をしており、画面の折り畳み方法がシリーズごとに違う。


以下特徴

  • 向こう側が透けて見える透過液晶画面。 現実世界にゲームを重ね合わせることで、「機械を通さないと見えないモンスター」を演出する。
  • 釣竿のリールを模したコントローラー。 グルグル回すことで、モンスターを捕獲できる。(一部例外アリ)
  • 電子コンパスを内蔵。 本体がプレイヤーの向いている方向を検出できる。これにより、プレイヤーが本体を傾けてモンスターを追いかける、といったギミックを楽しめた。
  • デジタル時計を搭載。 「特定の時間にしか出現しないガウスト」といった演出を行う。また、時間になると自動でレアモンスターを検出し、アラームを鳴らす機能もあった。
  • 有線の通信機能を搭載。 ガウストの交換などが行える。これは、電子接点を使用して本体同士をくっつけて行うもので、見た目からしても当時の携帯電話で見られた「赤外線通信」ごっこである。 シリーズによっては別シリーズとの通信も可能だった。

トレジャーガウスト ディメンションロッド

初代機種。当初は青&赤の2色で、2005年10月29日発売。2006年3月25日に黒&白が発売されたが、中身は一緒。 画面は上下のスライド式。

また次世代WHFというイベント限定で「コロガドランレッド」、コロコロ公式グッズ店「Gショップ」限定の「コロガドランブルー」が販売されたためカラーは計6色。


コロガドランとはコロコロコミックのマスコット・コロドラゴンが進化した姿という設定のガウストである。シリーズの顔になるかと思いきやそんなことはなかった。

 

トレジャーガウスト ストラップハンター

2006年6月24日発売。ガウストごとに使える技が決まっている仕様が追加。さらに、別売り拡張アイテムの「ガウストラップ」が登場した。本体カラーによる差異がない珍しい機種(他はいずれもカラーごとに登場するガウストが違う)


ガウストラップはメモリーチップ内蔵のガウストのマスコットフィギュアである。本体同梱の一本と、別売りで数種類が販売され、本体に接続することで、限定のガウストを使うことが出来た。(携帯電話+ストラップという当時の流行りのオマージュである)

 

カラーは5種類。オレンジ・ブルー・レッド、懸賞の景品ゴールド、大会賞品のシルバー。

画面は携帯電話として一般的な、縦方向の折り畳み式だった。

 

トレジャーガウスト ストラップガンマン

前作から早々に登場した続編で2006年8月10日発売。

カラーはシルバー・ブラック。次世代WHF限定で迷彩柄の機種も。

続編なのでストラップハンターとは互換性があるが、早速互換切りの憂き目に遭った連中も出た。


ガンマンの名の通り、今作は釣りではなく射撃でガウストを捕獲する。そのため、リールではなく引き金がついている。

また、画面を開いた後に90度ねじることで、画面と引き金が一直線に並び、を模した遊びになる。


トレジャーガウスト ギアレットハンター

レバーがリール式だった最後の機種。

2007年発売だがカラーごとに発売日が違い、レッドは2007年6月16日、ブルー、ブラックは同年10月13日、レアバージョンのプラチナゴールドは2008年3月15日であった。


別売りアイテムをガウストラップから「ガウストギア」に変更。限定ガウスト解放などの機能は同じだが、リールの回転に連動してガウスギアの部品が回転するといったギミックがあった。

画面は180°回転で開く、いわゆるリボルバータイプ。

 

トレジャーガウスト ギアレットガンブレード

2008年1月19日発売。

ギアレットハンターを改造して新たなガウストたちに対抗できるようにした機種という設定だが、その結果リストラされた連中多数。

これまでの機種はリールを回して「釣り上げ」たのに対し、この機種は本体を縦に振る「ブレードモード」とレバーをカチャカチャ「ガンモード」を使い分けて戦う。ただし戦闘中の切り替えはできないため事前選択。剣振り検出のために加速度センサーが入っている。


別売りアイテムは「マグネライズリング」になった。前作の「ガウストギア」も端子が同じであるため引き続き使用できる。

画面は180°回転+90°ねじりとなった。

 

トレジャーガウスト ガウストショット

シリーズ最後の機種。初代以降ずっと「高性能レーダー」という名目で電子コンパスを採用していたこのシリーズだが、ここに来てまさかの光センサー。本来、ガウストは磁力を発する幽霊(みたいなモンスター)という設定だったのだが...。

何やら壮大なバックストーリーが用意されていたが、トレジャーガウストシリーズは今作で打ち切られたせいで未消化のまま終わった要素が多数。レッドバージョンは2008年9月20日に発売された。


光センサーは電子コンパスと同じでガウストの追跡に使用するもので、本体を持って、明るい場所と暗い場所を行き来することで、ガウストを追跡するというギミックだった。


釣り上げギミックも変更されており、リールからワインダーへと変更された。これは、本体から伸びたヒモであり、これを何度も引っ張ることで釣り上げる。


別売りアイテムは「ガウストメモリー」となり、メモリースティック風のカードになった。

画面の開き方は90°回転のリボルバータイプ。今作はワインダーギミックの影響から大型化しており、携帯電話とは言えない見た目となっている。

 

トレジャーガウスト ハンティングナビライザー

2007年11月10日発売。

「ギアレット」シリーズのガウスト311体を網羅した電子図鑑で、ホビーとして登場した「ガウスト完全図鑑」はこれが初。

ちなみに以前は該当シリーズの登場ガウストを全種類網羅という意味では、書籍として公式ガイドの「ハンターズバイブル1」と「ダイバーズバイブル」が出ていた。

本編より大型かつタッチペン対応の液晶画面と、「ガウストギア」を繋ぐ端子、そしてガウスギアを回すためのターンテーブルが搭載されている。

トレジャーガウスト本編との通信が可能で、本作より後に発売された「ギアレットガンブレード」との通信も可能であった。


ガウストの情報を閲覧したり、トレジャーガウスト本編からガウストを通信で移送し、効率的に育成するのが主な機能。

 

図鑑コンプリートに関しては、本体内蔵の311体+ギアレットシリーズ限定ガウストを通信してページを埋めていくことになるので、単品でのコンプは不可能。ただし、オート育成機能がついていたりミニゲームで遊べたり、コンプにこだわらないのなら単品でも面白い。


ただしこれ、タッチパネルの対応箇所がひどくズレているせいで画面の半分が反応しない。念のため言うが、編集者が不良品を引いたのではなくそれが普通なのである。


トレジャーガウスト ガウストダイバー

ニンテンドーDS向けのゲームソフト2007年7月5日に発売。

外を歩いてガウストを探そう!というゲーム。「無線LANのAPを拾うことで「人の沢山いる場所」を検出し、ガウストを出現させる」という中々先進的なゲームであった。おかげで、片田舎だと1時間くらいかかってやっと満杯という事がザラ。


原作では不可能だったカラー画面や3D表現など、なかなかの良作だがDSに進出してもなおマイナー脱出は叶わなかったようで、続編を意識したのであろう伏線も見事に空を切った。

 

エンディングテーマの「Diver」は隠れた名曲としてコアなファンに人気があり、太鼓の達人に収録されたことも。(歌っているのはバンナム社員)


漫画編集

コロコロコミック』にて連載。正式タイトルは『トレジャーガウスト 史上最強のハンターコンビ!!』。作者は勝見直人。全6巻。


アニメ編集

テレビ東京系の子供番組「おはスタ」内にて、2007年6月11日から6月15日の間放送された。

3DCGアニメーションであった。


ストーリー

どこにでもある平和な町、我宇巣町。そこでたびたび謎の怪現象が起こり始まる。その町に暮らす我楽卓人は、ある日、学校で怪現象に巻き込まれてしまう。そこに謎の男が現れたところから物語が始まる。


登場人物編集


関連イラスト編集

【リクエスト】久しぶりにザックを見たいです
ハンター一家


関連タグ編集

フィギュア アニメ 磁幽霊 おはスタ トレジャーガウスト史上最強のハンターコンビ!!


外部リンク編集

ゲーム公式サイト

ボーイズトイパーク | 玩具情報が満載!Webトリセツやキャラクター商品はここでチェック!

関連記事

親記事

バンダイ ばんだい

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 52394

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました