概要
タイキシャトル(ウマ娘)とメイショウドトウ(ウマ娘)のコンビ。ウマ娘ではタイキシャトルは「タイキ」と呼ばれるが、現実ではタイキブリザードやタイキフォーチュンなど同オーナーでGⅠを勝った競走馬もいるため「シャトル」と略される場合が多く、本タグもそれに従っている。
この2人はバストが90cm以上あり、ドトウが99cmで1位(ヒシアケボノと並んで1位タイ)、タイキが94cmで4位(3位は97cmのスーパークリーク)である。
後述の通り、アニメ・ゲーム中での絡みや、現役中のライバル関係、あるいはモデル馬の血縁関係などよりも、2頭の現役引退後の関係が主な元ネタとなっている、『ウマ娘』界隈でも珍しいタイプのカップリングタグとなっている。
アニメ版ウマ娘3期にもこの二人がセットで登場していた。
現実では
2頭とも外国産馬だが、生まれた国はタイキシャトル号がアメリカ、メイショウドトウ号がアイルランドと違う。
また、タイキシャトル号が2歳年上（1994年生まれ）で得意分野（タイキシャトル号は短距離～マイル、メイショウドトウ号は中長距離）が違っていたこともあり、競走馬としては一度も対戦していない。
引退後、メイショウドトウ号は北海道浦河町のイーストスタッドで、タイキシャトル号はイーストスタッドと新ひだか町のアロースタッドを2年おきに移動する形で種牡馬生活に入った。よって、この頃から面識はあったはずである。
しかし、この2頭は種牡馬を引退してから本格的に急接近することになる。
種牡馬を退いた2頭は功労馬としてイーストスタッドにて生活していたが、NPO法人「引退馬協会」からぜひ協会の顔役にと求められて同会のフォスターホースとなり、2頭そろって2018年に日高町のヴェルサイユリゾートファームに移った。
放牧地で羊やヤギと一緒に放牧されたり、ドトウ号の馬房でタヌキが一夜を明かしたりといったエピソードは、この頃のものである。
2021年6月からは新冠町のノーザンレイクにて余生を過ごしている。ヴェルサイユ時代は他にも牡馬たちがいたが、ノーザンレイクでは2頭以外は牝馬たちのため、なおさら一緒にいることが多い。牧場の看板猫・メトさんとのやり取りなど、相変わらず微笑ましいエピソードを提供していたが、2022年8月17日、タイキシャトルは28歳で天へと駆け昇っていった。
余談だが、メイショウドトウの半妹のミラクルプリンセスはタイキシャトルが父である。
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