演:田中美央
概要
「ネクロマス社」の社員の一人。
表向きは社長であるマブセ・イチロウに従いながらも、内心ではそのワンマン経営ぶりに辟易しており、ダムドキシンを狙う他企業から唆され、産業スパイとして暗躍していた。
そして、中盤でゴンギルガンが本社に接近しつつあった混乱の中で、遂に本性を現し、ダムドキシンを無効化するアンチ・ダムドキシンを奪って逃亡。
本社ビルの屋上からヘリで逃走する予定だったが、ヒルマ・ゲント達に追い詰められたためさらに逃げてきたマブセ・ユウキを人質にするも、大人社会に失望している黒幕のユウキを人質にしても何の意味もなく、逆にその身勝手な言動を糾弾される。
さらに迎えのヘリもゴンギルガンの光線で撃墜され、自身の計画は完全に頓挫。自身の破滅を悟り、半狂乱になりながら接近してきたゴンギルガンに拳銃で応戦するも当然ながら歯が立たず、最後は触手でビルから叩き落とされて転落死した。
余談
- 田中氏はNHK大河ドラマ『どうする家康』、映画『ゴジラ-1.0』、『海賊とよばれた男』にて本作でマブセ・イチロウを演じた飯田基祐氏と共演しており、今回が四度目の共演となる。
- このうち、『ゴジラ-1.0』は映画の公開時期が近かったことや、飯田氏の演じるキャラとの上下関係やその結末が見事なまでに対照的であったことで特に話題となった。
- また、同時期に公開された映画『機動戦士ガンダムSEEDFREEDOM』にも出演しており、一部劇場では『ゴジラ-1.0』、『SEEDFREEDOM』、『大怪獣首都激突』の三作品が並ぶという事態が発生している(本人もブログで「田中美央タイム」とネタにしている)。
- さらに田中氏はその他特撮作品には本作より4年前に『魔進戦隊キラメイジャー』にてラグビー邪面の声で出演していた。