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南洋艦隊物語

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なんようかんたいものがたり

清瀬桜李による『艦隊これくしょん-艦これ-』の二次創作小説。オリジナル艦娘である松型駆逐艦の松がメインである。

概要

清瀬桜李による艦隊これくしょんの二次創作小説。松型駆逐艦1番艦の松と、二郎提督こと清瀬桜李一等海佐を中心とした物語である。初期は『二郎提督と松~南洋艦隊物語~』をシリーズ名としていたが、後に記事名の通りに改題した。また、第21話からは『北洋水雷物語』の題で執筆が続けられている。

当初は主人公であるをはじめ松型がゲーム中に登場していなかった事から、原作ゲームに登場する艦娘よりもオリジナル艦娘の登場の方が多い事が特徴となっていた。また艦娘や深海棲艦の出自に関する独自設定、艦娘達に設定された人間としての戸籍上の姓名など、原作ゲームから乖離した設定や描写が散見される。また、筆者の趣味の問題で一部登場人物の台詞が外国語となっている事もある。

2020年より松型の艦これ実装が開始されたため、登場艦娘の一部をオリジナル艦娘から公式準拠のものに順次交代させる形で『新南洋艦隊物語』の題でリブート予定。

この他、同じ世界観を共有しつつ綾波型5番艦の天霧を主人公とした外伝『天花一踏』シリーズも執筆されている。こちらについても併せて記述する。

登場人物

以下、『南洋艦隊物語』『北洋水雷物語』での設定は「旧版」、『新南洋艦隊物語』での設定は「新版」として記述する。

松型

第四三駆逐隊

旧版新版での追加・変更点
(オリジナル艦娘版)松(公式準拠版)
艦生4ヶ月のネームシップ艦生4ヶ月のネームシップby清瀬桜李約束しましょう また逢う日の夜に約束しましょう また逢う日の夜にby清瀬桜李
  • 主人公。明るく朗らかな性格の1番艦。小笠原諸島聟島沖の海底で艦娘へと蘇った。
  • 人間名は「吉永松恵」。2代目艦長の吉村源少佐に由来。
  • 仲間思いで責任感の強い性格から、仲間の窮地には自らの命を捨ててでも救おうとする程。一方で泣き出すと止まらない点や、臆病な性質についても自覚している。
  • 史実では第十一戦隊にしか所属した事がなく、艦娘になってからも当時の旗艦であった長良を慕い、姉のように尊敬している。誰が呼んだか「小さい長良」。
  • オリジナルのデザインは筆者によるものではなく、うちかたはじめ氏からの借用である。尚、彼女以外の松型の艦娘については、服装や艤装は松を踏襲しているものの、それ以外はオリジナルである。
『艦これ』に「松」が実装されてないので…密造してみた。『艦これ』に「松」が実装されてないので…密造してみた。byうちかたはじめ
(オリジナル艦娘版)竹(公式準拠版)
帝国海軍最末武勲艦之一帝国海軍最末武勲艦之一by清瀬桜李夏風になびくは緑夏風になびくは緑by清瀬桜李
  • 第11話より登場。早くに姉が戦没した事もあり、しっかり者に育った2番艦。
  • 人間名は「宇那木竹奈」。2代目艦長の宇那木勁少佐に由来。
  • 執念深く姉妹で一番好戦的。とある理由から、自らに対し臆病であってはいけないと常に戒めている。一方、方向音痴気味であったり、艦娘でありながら船に乗ると酔いやすい等の弱点もある。
  • 作中では後に蛟龍母艦に改装されている。
(オリジナル艦娘版)梅(公式準拠版)
煙草は鎮静の仕草也煙草は鎮静の仕草也by清瀬桜李早くな散りそ雪は消ぬとも早くな散りそ雪は消ぬともby清瀬桜李
  • 第12話より登場。船場言葉もどきの大阪弁をよく使う3番艦。
  • 人間名は「大西小梅」。艦長の大西快治少佐に由来。
  • シニカルでブラックジョーク好き。悪乗りする時は彼女が最初である事が多い。一方で問題に直面した時は極力冷静に対処できるように心掛けており、落ち着く為にココアシガレットを加える事がよくある。
  • 大阪弁を使う場面がほとんどなくなり、基本的には共通語を主に使用するようになっている。
(オリジナル艦娘版)桃(公式準拠版)
潜水艦に徹底的に嫌われた娘潜水艦に徹底的に嫌われた娘by清瀬桜李駆逐隊のアイドル駆逐隊のアイドルby清瀬桜李
  • 第12話より登場。梅お姉LOVEな4番艦。
  • 人間名は「皆川桃香」。2代目艦長の皆川芳雄少佐に由来。
  • 甘えん坊で、若干気弱な性格。対潜装備が充実している松型でありながら、潜水艦にトラウマを持っている。
桐/Возрожденный(オリジナル艦娘版)
復活の名を得たドジっ子対空射撃手復活の名を得たドジっ子対空射撃手by清瀬桜李
-第22話より登場。ロシアに馴染んだ6番艦。登場時点ではロシア海軍所属艦扱い。
  • 人間名は「川畑桐恵」。艦長の川畑誠少佐に由来。
  • ドジな性格であるが、いざ対空戦闘となると優秀性を発揮する。
(オリジナル艦娘版)
不死身の駆逐艦不死身の駆逐艦by清瀬桜李
  • 第30話より登場。体育系の8番艦。
  • 人間名は「石塚真木」。艦長の石塚栄少佐に由来。
  • 明るく快活で、長女の松同様に運動が好き。頭にはライトグリーンのヘアバンドを着けている。
榧/Волевой(オリジナル艦娘版)
護衛への強靭なる意志護衛への強靭なる意志by清瀬桜李
-第27話より登場。落ち着いた性格の11番艦。登場時点ではロシア海軍所属艦扱い。
  • 人間名は「岩淵香耶」。初代艦長の岩淵悟郎少佐に由来。
  • 優しく温和ながら、いかなる困難に対しても簡単にはへこたれない意志の強さも兼ね備えている。賠償艦としてソ連に引き渡された事から所属はロシア海軍であるが、ミンドロ島奪還作戦時には一時的に海上自衛軍の指揮下に入っていた。

それ以外の艦娘

第1話より登場。冒頭部から第31戦隊結成までの間、松の訓練担当としてともに訓練や任務をこなしていた。

第11話より登場。第31戦隊結成後は松型駆逐艦達を先導するリーダーとなる。

第15話より登場。非番の際は姉に当たる未成空母天城のいる横浜の磯子へ時折訪れている模様。

人間名は「赤城忠子」。第一航空艦隊南雲機動部隊)司令長官を務めた南雲忠一中将、及びモチーフとなった空母から名前を取られた某箱根を舞台としたSFアニメ科学者に由来。

第8章にて登場。作中日本最古の艦娘。

人間名は「赤松三笠」。モチーフとなった戦艦から名前を取られた某巨人駆逐隊作品ヒロインに由来。

旧型の前弩級戦艦でありながら、三笠刀を模した衝角艤装を携え、単艦で関東地方近海の深海棲艦を駆逐してしまった。その後、横須賀地方総監部内に置かれた特命司令部にて、チューク前線基地と松代の防衛省とのパイプ役を担っている。

オリジナルのデザインは紀奈氏によるものをイメージしている。

外伝『天花一踏』シリーズの主人公。作中では「吹雪型駆逐艦15番艦」を自称している。

人間名は「花見天」。11代目艦長花見弘平少佐に由来。

ひょんな事からソロモン諸島海域で部隊からはぐれたPT小鬼を保護する事となり、彼女を「百九」と呼んで交流を図ったり自ら訓練の相手になるなどしている。

人間

作中に登場する人間キャラクターの苗字は、基本的に東京都小笠原村の地名や縁のある人物に由来している。

自衛軍

清瀬桜李(二郎提督)

もう一人の主人公。海上自衛軍白兵艦隊司令長官。階級は一等海佐であるが、特例で代将に任命されている。呼称は提督または司令。

元は海上自衛隊硫黄島航空基地隊所属の航空技師であり、訓練を経て指揮官補佐予備役を兼任。深海棲艦出現後はその正体の分析を行い、『深海棲艦説』と『艦隊これくしょん計画』草案を提唱。同計画の発動後は白兵艦隊総司令官に任命され、以降ミクロネシア連邦チューク州に新設した前線基地を拠点として白兵艦隊指揮、深海棲艦勢力の分析、新規艤装開発などを手掛けている。

容姿が航空技術者の堀越二郎に似ている事から、特に空母娘を中心として二郎提督と呼ばれる事もある。

筆者の分身的存在であり、名称や容姿は筆者本人に準じている。尚、筆者自身も乳児期に小笠原村に在住していた事もあり、間接的に苗字は父島字清瀬に由来している。

奥村良平

海上自衛軍第31戦隊司令官。階級は三等海佐。呼称は司令官。

清瀬一佐とは同期で、若くして護衛艦の副航海長を務めた事もある。清瀬一佐からは現場の事をよく知っている事もあり、最も信頼されている。

苗字の由来は父島字奥村から。

粟木鞠耶

陸上自衛軍東部方面隊船舶部隊司令官。階級は一等陸佐であるが、特例で代将に任命されている。呼称は司令官または将校。

苗字の由来は硫黄島の戦いで知られる栗林忠道中将から。

大滝孝市

海上自衛群司令官。階級は三等海佐。ブイン基地司令官。

苗字の由来は父島字大滝から。

NATO軍

オットー・ボーネンクラウトOtto Bohnenkraut

ドイツ連邦軍所属の軍事技術研究員。作中現在ではNATO軍の一員として、ドイツ海軍白兵艦隊の後方支援に当たっている。

かねてより物に宿る魂に実体を与える研究を行っており、その成果として『付喪神実体化システム』を構築、実証試験として戦艦ビスマルク人間としての実体を与えた事により、世界で初めて艦娘を生み出した人物となった。一方、これにより「ビスマルクのオットー」という意味合いで、鉄血宰相よろしくオットー・フォン・ビスマルクと揶揄される事もある。

清瀬一佐とは技術開発者同士という事もあり、かねてより学会などで面識があった。

苗字は小笠原に最初に入植したアメリカ人、ナサニエル・セイヴァリーの苗字をドイツ語訳したもの。

チェーリア・マッザーロCelia Mazzaro

イタリア海軍より、NATO軍ナポリ海上部隊司令部に出向しているNATO軍白兵艦隊総司令官。階級は少将。

母親が清瀬一佐の母親の姉であり、清瀬一佐とは従兄妹関係にある。その為か、日本語が堪能である。

苗字の由来は小笠原に最初に入植したイタリア系イギリス人、マテオ・マッザーロから。

ロシア海軍

レフ・セルゲーエヴィッチ・ゴンジャロフЛев Сергеевич Гонжаров

ロシア連邦海軍太平洋艦隊の白兵艦艇司令部に所属する、幌筵前線基地のロシア側指揮官。階級は中佐。

母親が樺太アイヌである事もあり日本語に堪能で、また奥村三佐とは互いに「良」「リョーヴァ」と呼び合う仲。

苗字の由来は小笠原に入植したポルトガル系のゴンザレス家から。

用語

以下、すべて旧版における設定。新版についてはシリーズ設定資料ページを参照のこと。

艦隊これくしょん計画

正式名称「艦船付喪神実体化及配備計画」。オットー・ボーネンクラウトによって確立した付喪神実体化システムを用い、艦船に宿る魂を人の形に実体化させ、元の艦船の艤装を模した武器を装備させた上で深海棲艦の掃討に従事させる計画。蘇った魂が揃って若い女性の姿をしている事から、「艦隊を、艦船の魂を持った娘をコレクションするがごとく編成する」様から、俗称としてこのような名称が付けられた他、その実体化した魂を指して艦娘と呼称するようになっている。

白兵艦隊

艦隊これくしょん計画により実体化した艦娘達による「艦隊」。法的には水上移動モジュールを装備した重武装海兵部隊と見なされている。総司令部はチューク前線基地に置かれる。

深海棲艦説

清瀬桜李によって提唱された、2011年頃から太平洋を中心に現れた怪物の正体に関する説。これらの怪物を、轟沈した艦艇や戦死した乗組員らの怨念が凝縮し実体化したものとしている。また、深海に沈んだ艦艇がその母体である事から怪物に深海棲艦の総称が与えられた。

大日本連合皇国

作中世界における日本国。北海道と沖縄県に自治権を与えた上で連邦制に移行している。首都は東京であるが、深海棲艦の襲撃を危惧して作中現在では長野県長野市に仮首都が置かれている。

自衛軍

自衛隊が、正式に軍隊として改組されたもの。侵略戦争は禁じられているものの、個別的自衛権や限定的集団的自衛権が法で認められている。

対深海棲艦前線基地

対深海棲艦作戦遂行の為、太平洋沿岸諸国と協定を結び、協定締結国に設置された白兵艦隊の拠点。ミクロネシア連邦チューク州に所在するチューク前線基地を筆頭に、8ヶ国10ヶ所に設置されている。又、本国の各地方総監部と陸上基地に置かれた特命司令部・臨時支部も同様の機能を有する。ラバウル前線基地や幌筵前線基地のように、多国間で基地を共有している事もある。

所在地は原作ゲームのサーバ名に因む。

その他

本タグは小説本編や登場済みの艦娘や人物のイラストのみならず、小説本編への登場見込みが立っていない筆者による松型駆逐艦のオリジナル艦娘のイラストにも付加されている。

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  • 南洋艦隊物語シリーズ

    二郎提督と礼号の艦隊~北洋水雷物語~

    既に日付の上では明後日から春イベ開催という所まで来てしまいましたが、ミンドロ島突入作戦編第3話です。ここで漸く礼号組が松型を含めて全員集結し、後半ではマンガリン湾に向けて出撃していきます。次話で区切りをつけたいところですが、果たして……? 今話より、本小説のロゴマーク(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=56215984)を表紙イラストに付加致しました。今後はこのような形式でやってみたいと思います。 余談ですが、前話を公開してから6日後、丁度本話を執筆し始めた頃合いで現実のカムラン湾にも海自の護衛艦が2隻寄港したそうです。それこそ、礼号作戦などが行われていた頃以来71年振りくらいなのではないでしょうか。 第一話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4537997 第二十六話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6566174 第二十八話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6736700
  • 南洋艦隊物語シリーズ

    陸軍空母と期待の予感~南洋艦隊物語~

    本編も遂に十章に入りました。今回はタイトル通り陸軍籍の彼女が登場します。陸軍口調は慣れないものでかなり酷い事になっているような気しかしませんが…… そういえば次の金曜日のアップデートで新艦が実装されるみたいですね(個人的には天城(赤城の姉でない方)と香取、それに呂号の誰かが来るんじゃないかと思っています)。松の実装はいつになる事やら……。 第一話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4537997 第九話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4844084 第十一話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4890599
  • 南洋艦隊物語シリーズ

    松と艦対空演習~南洋艦隊物語~

    二郎提督と松の小説第二話です。今回は松と某軽空母との単艦同士の演習にちょっと触れてみました。とはいっても戦闘シーンはかなり短いのですが……どうも私は戦闘描写があまり巧くないようです。 因みに表紙は二郎提督(清瀬代将≒私)ですが、今回は巻末の人物紹介を除き一切登場も言及もありません。 第一話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4537997 第三話:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4641236
  • 「艦これSS設定アンケート改」への回答

    こんにちは、実装された松風が名前と最期が松に似ているのに中身がうちの竹の方に似ており、勝手に困惑している清瀬桜李です。 さて、今回も既煮犬様によるアンケート(http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7796365)への回答という形で設定の開示を行っていきたいと思います。 余談ですが、C91にて頒布した同人誌版『南洋艦隊物語 - Tales of the South Sea Fleet 1』をBOOTHにて頒布する事になりました。現在はまだ入荷作業中ですが、2/16(木)までには購入可能となるかと思われます。宜しければ是非お願い致します。詳細はこちら:https://k-project.booth.pm/items/414694
  • 『天花一踏』より序章・第一章(初稿版)

    こんばんは、天霧を江戸川コナン風に描いたら後々公式で天霧が腕に麻酔銃ならぬ機銃を付けて持ってきたので唖然としていた清瀬桜李です。 さて、イラスト投稿でもご報告した通り、今冬のコミックマーケット93の抽選に受かっております。1日目12/29(金)、東メ-05aブースとなりますので、誤用とお急ぎでない方は是非お越し下さいませ。 これに併せ、松型以外では実装前から最も気に入っていた天霧を主人公とした小説を新刊として発行すべく執筆作業を行っております。そこで、現在調整の真っただ中ですが初稿版の序章および第1章をこちらで先行公開させて頂きます。無論、ここから更に校正を行う関係で発行時点では加筆訂正を行いこちらで公開した内容と変化があるかと思われます。ですので、大体こんな感じになる、という参考程度に見て頂ければ幸いです。 尚、今回は世界観こそ『南洋艦隊物語』のそれに則っておりますが、前々回発表した本編と異なり登場する艦娘はすべて実装された艦となっております。松型の登場に関しては、また次の機会をお待ち頂けましたら幸いです。 ……ともあれ、前回みたいに入稿が間に合わず限界コピ本を持ってくるような事態は避けたいところですが。 2017年12月31日 追記: 無事、限界コピ本にせずに済みました。また、BOOTHにて委託の取扱いも開始しております。 https://k-project.booth.pm/items/718709

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