概要
江戸の町の治安維持を行う同心。ハードボイルド同心を自称し身の回りの店や人物をハードボイルド風に言い換えているが、普段は非常に臆病なサボり癖のある男で、本物のハードボイルドな店(バー)には緊張で入れず、緊迫した現場に行けば嘔吐、仕舞いには職務中に風俗店に行ったりしている。ちなみにマゾヒストでもあるらしく、回想シーンでは女王様にムチで引っ叩かれていた(銀さん曰く「こんな回想ねーだろ! これてめーの願望じゃねーか!」)。
しかし、いざという時には十手と飛び抜けたコントロール性能を持つ投げ銭を駆使して立派に仕事をする。
また、幼少時に両親を強盗に殺害されるという過去があり、その時に助けてもらった男(行きつけの店の親父であり長年追っていた宿敵の盗賊)に金銭の使い方についての教訓を教わり、以後それを守り続けている。
サングラスの下に隠れた素顔はわりとハンサムであり(若い頃は美男子だった)、実は結婚している。部下にハジ(声優:比嘉久美子)という泥棒上がりの少女の岡っ引きがいる。
暫く出番がなかったが、かぶき町四天王篇にてかぶき町を天人から守るために再登場した。
将軍暗殺篇では、真選組解体に伴い失職した土方十四郎を部下として雇用している。しかし、土方ら真選組残党が近藤・松平奪還のためにクーデターを行ったのがきっかけで嫁さんには逃げられた。
更に、かぶき町最終決戦にて1年ぶりくらいの再登場を果たす。かぶき町に侵攻してきた解放軍相手に一計を案じるも、すぐにバレてしまった。
名前の由来は、野村胡堂の小説『銭形平次 捕物控』の主人公である岡っ引き銭形平次から。
派生作品
3Zでは警察官としてハジ共々登場。爆弾解体のプロという設定で登場したが、ドジなのは原作譲り。