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概要編集

大砲などの弾丸弾薬)が底をつくこと。

  1. 弾倉マガジン)内部の弾がなくなること
  2. 所持している弾がすべて無くなった状態。

(1)弾倉の弾切れ編集

この状況から再装填することを「リロード」と呼ぶ。

ミサイルビームなどでもたまに使うことがある。

なお、薬莢詰まりなどが発生して撃てなくなる「ジャム」は弾切れではなく動作不良などによって発生する、全く別の現象である。

予備の弾倉はまだあるとはいえ、一時的に戦闘力が失われることや、敵にリロード中の隙を突かれるリスクがある。リボルバー(回転式拳銃)や、機関銃対戦車兵器以上などは再装填に長い時間がかかる場合が多い。


無用な隙を作らないため、残弾数などを把握も必要となる。弾切れが近い事が分かるよう、意図的に最後の3発を曳光弾としておく手もあるが敵に気づかれる可能性もある。


(2)完全に弾切れ編集

所持している弾薬がすべて無くなった状態。戦闘力を失うため非常に危険な状態。全弾を使い切った際に起こりやすいが、装備の落失や緊急投棄で失う場合もある。応急的な手段として直接殴ったり、手元にある銃剣スコップで敵兵を攻撃する…という手は、戦時中でも行われていた。


当然ながら補給が容易である場合を除き、気前よく連射していればあっという間に弾切れである。


仲間に弾を借りるのも手だが、同じ弾薬・弾倉でなければならないことや、借りた弾を気前よく使えばチーム全体がジリ貧となってしまうリスクもある。その他の対策として、車両などに積んでおく、隠れ家や茂みに隠しておく、自陣限定では倉庫などに取りに行くという手もあるが、汎用性や即応性に欠ける。


変わり種では、RPD軽機関銃など、仲間のAK47と弾薬は同じであるが給弾方式が異なるため即座に使い回せないといった問題もあった。(ちまちま分離して弾倉に詰め替える手はないわけではないが手間と時間の問題から非現実的)


フィクションにおける弾切れ編集

ゲームでは、弾切れ時の攻撃用として無限に使える武器(ナイフ銃剣、自分の拳を使ったパンチなど)が用意されているケースが多いが、大抵の場合使い勝手威力の面で「無いよりマシ」程度の気休めにしかならないことが多い。

また、ガンシューティングゲームは「弾切れ時は画面外を撃つことでリロード」するゲームが多いが、「トリガーから指を離す」ことでリロードしたり、「タイムクライシス」シリーズや「ザ・警察官」シリーズのように、物陰に隠れることでリロードされるゲームも存在する。


映画など、リロード無しでずっと撃ち続ける様子にツッコミが入ることも。


関連項目編集

銃器 銃弾 弾薬 砲弾 無防備 死亡フラグ

銃剣 ナイフ 白兵戦 CQC 格闘 投降

補給 後方支援兵站


弾倉マガジン) リロード

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