概要
狭義には、五芒星(⛤)の外郭部分となる十角形(☆)の形の事を指す(この形については、以降は「☆」を参照)。
現実の星がこのような形をしているわけでは無いのだが、星をシンボル的に表現する上で広く用いられている事による。
なぜこれが星の形として広く定着するに至ったのかは、明確な情報が見当たらない。
広い意味では、「星の砂」や「ダ・ヴィンチの星」のように、トゲトゲした形のもの全般が「星のような形」として認識されている。
タロットにおいても、星は7~10本のトゲを持つ形で表現されてる事が多いようである。
幾何学の用語としては、定義が曖昧な部分もあるが、少し特殊な意味合いを持っており、多角形や多面体の辺・面を伸ばして出来る図形全般がこのように表現される。
例えば正十二面体の面を伸ばして出来た図形は「正十二面体の星型」のように表現され、多角形の星型を総称して「星型多角形」、多面体の星型を総称して「星型多面体」と呼んだりもする。
この場合、「☆」は十角形なので多角形の一種ではあるが、星型多角形とは通常呼ばれていないようなので注意が要る。
「星形」とも呼ばれるが、ネット上では「星型」と書かれる例の方が多く見られる。
一般的な辞書では見かけない単語である事もあり、どちらがより適切であるかは微妙な部分も見られる。
類義に「星印」があるが、そちらはアスタリスクを意味する場合も多い。
別名・表記ゆれ
関連タグ
☆…星型をモチーフとしたキャラのまとめ有り。
星型多面体…星型っぽい立体のまとめ有り。