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灼熱カバディ登場人物と学校一覧

しゃくねつかばでぃとうじょうじんぶつとがっこういちらん

『灼熱カバディ』に登場するキャラクター及び学校の一覧である。
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概要編集

『灼熱カバディ』に登場するキャラクター及び学校の一覧である。

※一部の登場キャラクターについては内容そのものが著作権上に問題があった為、白紙化されました。その為、著作権侵害は一切せずに有志の方々による執筆し直しへのご協力を何卒よろしくお願いいたします。

能京高校の人物・関係者編集

私立能京高等学校。「のうきょう」ではなく、「のうきん」と読む。つまり脳筋ということだろうか?

他校の名称はまともであるが主人公達の学校だけネタに走ってるように思われる。

CV:内田雄馬

本作品の主人公で背番号6。1年生。通称「不倒」。身長187.5cm。

カラーリング銀髪赤目アルビノっぽい容姿をしているが、話の本筋には全く影響しない。他にも個性的な特徴の人が多数登場するし。

典型的な俺様系負けず嫌いであるが、『負けっぱなし』はもっと嫌いである。残念なイケメン

元々は中学までサッカー部に所属して活躍しており恵まれた体格と抜群の運動神経を持ち、スター選手として活躍していた。「不倒」という通称はサッカー部時代に付けられたもので、誰にも倒されないという意味である。その実績もあり、カバディ部員になってもサッカー部の伝説の選手として知名度が高い。

サッカー部時代に宵越の単独プレイや意識からチームメイトとの軋轢もあり高校ではサッカーを含んだ運動部から離れ、学生寮に帰ってくると「ミコミコ生放送」でハンドルネームは『ナイトエンド』として活動していた。しかし色んな各部のスカウトを追い払う中、畦道が訪ねてきて強引に連れ出されカバディ部に顔を出したところで井浦に弱みを握られ仮入部→入部となった。

部内では王城に次ぐ攻撃手(レイダー)の役割を担い、ワンマンプレーの悪癖もどんどん解消されていき、連携もうまくなってきた。持ち味のリーチとスピードの能力を生かしロールキック、ブレーキ、カーブ、バックのなどの技を使う。序盤の流れを作るのが上手い『Mr.序盤』

幼い頃からサッカー一筋で美形で長身であるものの、冷たい印象を持っているのと性格が災いして恋愛事とは無縁である。それどころかカバディ部に入るまで録に人付き合いもしてこなかった描写さえあり、他人との連携や触れ合う事や人間関係の距離感を掴むのが苦手であるが、仲間と言える人たちが出来てからは克服出来つつある。

しかし何処か世間離れしていて突拍子も無い行動には田舎育ちの都会を録に知らなかった畦道さえドン引きさせ、人見も宵越の子供っぽいところにつっこんでいる。

誤解を重ね、一部に同性愛者として誤認されているが、本人は気づいていない。

同年代の男子に絶大な人気を誇り、それを見た宵越は奏和の高谷と人気で張り合えたと勘違いをする。

潔癖症なところがあり、合宿で他部員と共同風呂や同じ部屋で寝るのさえ拒否感を示していた。運動に関しては頭がキレ、センスが良いがそれ以外の成績は良くないが、精神面は大変強い。

それほど筋肉質では無いが大食いな方で、大きな弁当を3~4つ買う。その他不摂生を心配した部長の王城に肉じゃがを差し入れて貰い、その味を覚えて皆で宿題をやってる際に王城がやってきた際に我先に玄関に向かった様をみた部員からは「犬かな?」とツッコミが入れられる。


CV:佐藤元

宵越をスカウトしに来た同じ1年生で背番号5。身長166cm。

インパクトのあるスキンヘッドと小柄な身体が特徴的で宵越とは正反対に愛想が良く人懐っこくおおらかな性格をしている。彼も宵越同様に勉強が苦手である。

カバディ選手としては低身長だが実家が高い山にある窯元で毎日が筋トレのような生活をしていたため非常に力が強い。そして田舎っぽい訛りがある。

カバディは高校から始めたが、地元に居た頃から彼女(後述)や子供たちと遊んでおり、周りをよく気にして連携を重視したプレーができ、優秀な守備手(アンティ)としての素質を持つ。

自身の身体がどこにあるか理解する連動性に優れ、他者の位置や動きをセンサーのように感知する『体性感覚』に優れている。

運動部はおろか同年代の男子と勝負することも初めてなので、試合では思い通りに行かなくて苦悩するも宵越の叱咤だったり、他の高校のチームと触れ合う事で心身共に研鑚していく。

入部したきっかけは中学生のころ、冬山で川釣りをしていた際、たまたま王城も釣りに来ておりそこで知り合い、能京高校を志望し入部するに至った。その付き合いのためか王城には名前の「相馬」と呼ばれる。

横柄な宵越とも臆せず付き合えてお互いに言い合いもしたり、遠慮もなく理解者になり、練習試合後に入部した同級生三人とも上手く付き合ってる。また気の弱い伴の通訳(?)でもある。

優しさと甘さは違うという宵越に対し、宵越も含めて自分も救うのも奮い立たせるのもいつだって仲間だとし、仲間が弱いなら助け、自分が弱いならば教えて貰うという強さを目指しそれで一番になると対抗する。


CV:古川慎

3年生。カバディ部副部長で背番号2。身長172cm

宵越と水澄に部に入るよう仕向け、脅迫した張本人。そして王城の幼なじみで理解者でもある。初期はニコニコ笑っていることが多かったが、次第に司令塔としての面が頭角を現していく。

校内では学業成績が良く、人格者として認識されているが腹黒キャラである。対人の人当たりが良く駆け引きも上手い。皆のストーカー(特に宵越の観察は面白いので力を入れている)で弱みを握れる機会を狙っている。子分もいるようである。

カバディ歴は6年と少しで部内では王城に次ぐベテラン。王城と同じく元全国中学カバディ選抜選手だったが、二軍だったために世界組には選ばれ無かった。そのために奏和の六弦に「王城の友人」と呼ばれ、奏和でなくていいのか?と言われた事をずっと気にしていて、5対5の奏和との練習試合後に名前を聞かれた後も素直になれずに「オージョーノユージン」と名乗って六弦を困惑させる。(しかし即王城に本名をバラされる)

このエピソードは後の展開まで引っ張る事になる。

紅葉に行った後輩の世界組の右藤、佐倉とは仲が良く合同合宿をさせて貰う事になる。

能京の頭脳でコートにおける司令塔。一見優男のようだがスタミナもあり最後まで考え続けて動ける事が強み。そして王城の事もあってか独断で宵越が負担の大きいプレイをした時は怒りをあらわにして、後輩の育成や体調管理にも気を配っている。比較的感情に流されず合理的な判断が出来る。

それゆえに宵越を優秀な攻撃手として育てるために自身は攻撃手を諦めるざるを得なかった。他の部員にはそんなそぶりを見せなかったが王城には打ち明けている。

初見は爽やかな印象があるが、人の弱みを握り自分の意に従わせるという腹黒さを持ち、過去には試合前になるとあくどいやり方で助っ人を集めていた。その行いが災いしてかクジ運が悪い。


CV:岡本信彦

3年生。カバディ部部長で背番号1。身長171cm

第一話時点では入院している

決して恵まれた体格とは言えない華奢な身体付きで目の下には常にクマがあり、スタミナも高い方ではなく病弱な印象を受けるが、自他共に認める最強格の攻撃手である事を自負している努力家。

普段は穏やかで物腰の柔らかい印象を受けるが攻撃手としてスイッチが入ると、目が反転(黒白目)になり、口が大きく裂けた笑みを浮かべ、その際に唇も裂け、獲物を狙うような目つきになる。

その姿は魔王のようであると表現された。

カバディ歴10年を超えるベテランで、世界組と呼ばれる元全国中学カバディ選抜一軍チーム所属の選手だった。

宵越は初めて勝負した際には何も感じなったが、不明瞭な視線、威圧を感じさせない揺らめいた低い姿勢等で宵越や畦道を翻弄する。釣りが得意で畦道と初めて冬山で出会った際に、「呼吸とタイミングをずらす。それだけで生き物は何もできない」と説明する。

これの手法は王城のカバディの技にも活かさせている。また体格差のある相手でも避ける事はもちろん、合気道のように相手を投げ落とすように避ける事も可能。

世界組の中でも王城たちの世代は「黄金世代」と呼ばれ、王城は攻撃へのこだわりが突出しており、一目置かれる存在であった。

人一倍カバディへの愛が強く、更なる攻撃の手段として技を開発しオーバワークをしていたがあしを痛め入院することになる。そして自身はバックの技を諦める事になったのだが宵越が偶然、彼の目指した技を開発し井浦に責められて自分を責めていたところに王城自身も同じ技を目指した事を打ち明け、体格も足も強い宵越に託す。

たいてい穏やかであるが、六弦や井浦に対しては対抗意識を燃やすことが多い。

元から六弦にも追われる身であったが、宵越にも目指す者の一人として追われる事になる。


CV:鈴木達央

2年生。背番号3。身長178cm

天然パーマのチャラチャラした男。「カックイイ」という事を常に意識しており、同級生の伊達との連携の守備で活躍する闘争心の強い守備手。

他人に見下される事を大変嫌い、中学までは喧嘩に明け暮れる不良であったが不良も世間からは見下される存在だという事に気づき、高校入学と同時に喧嘩もやめて足を洗いハッピーな生活を送ろうとしていたが、ハッピーな日々は突然終わりを告げる。

井浦が接触して来て過去の喧嘩の映像で脅迫され、カバディ部に入部する事になる。

試合をする中で部員不足も痛感していたが実力不足にも悩んでおり一時は「いないほうがいいんじゃ無いか」と思ったほどである。そして同じ事を言いかけた関を無意識に止めようとする。

とりあえず新しい部員をスカウトするために同級生の伊達に目を付け、入部してもらう事に成功した。

だが今のように伊達とそれほど仲良くもなく、カバディの守備のチェーンと呼ばれる手を繋ぐ事も当然躊躇していた。そして試合後に連携がうまく行かなかった伊達と殴り合いになりかける。

その後は連携も取り合え宵越が入部した頃には伊達ともチェーンが抵抗なく繋げられている。

後に鼻を強打して血を流して大山律心の大和を止めた際に、王城に「君がいてくれて良かった」と言われ、努力が報われたように上を向いて目を押さえていた。


CV:武内駿輔

2年生。背番号4。身長174cm

白目と筋肉質な体型が印象的な2年生。同級生の水澄との連携の守備で、持ち前の筋肉を活かしたパワープレイで活躍する。

水澄には「真」と呼ばれる。筋肉が大好きな男。水澄とはお互いの寮の部屋を行き来する仲で宿題を手伝ったりしている。部屋には数々の筋トレ道具が置いてあり、筋肉に関しては自分の認識が常識であるかのように振る舞う事があり天然である。武家っぽい喋り方をし、本当は白目でなく凄い三白眼で黒目が他の人から認識出来ないだけで本人はちゃんと見えている。

元野球部のピッチャーであったが肘を故障し退部し、グラウンドを眺めながらゴムボールを握りながらリハビリをしていたところ水澄にカバディ部に誘われ入部する。

当初は水澄と上手く行かず、試合後に何故野球部をやめたのか他のポジションでも良かったんじゃ無いかと言われて激昂し水澄に食ってかかり、殴り合いになりかけた。その後水澄の指摘を素直に受け止めている。


CV:神尾晋一郎

1年生。背番号7。身長183cm

奏和との練習試合後に入部。リーゼントヘアーと強面であるが別に不良ではなく、外見とは裏腹に気が弱くぼそぼそと小さな声でしゃべる元サッカー部。

練習試合を関、人見と一緒に見学しており、試合後、勇気を出して宵越のいるカバディ部に入部しようと決意したが上手く言えずに宵越視点だとガンを飛ばして睨みつけてるようにしか見えなかった。宵越の身代わりに畦道が連れ出されてようやく話を聞いた畦道から「話してみるといい奴」と伝えられて入部希望という事も伝えられる。

そして関と人見を連れて無事入部を果たす。

宵越との出会いは小学生の頃同級生たちに顔が怖い割に気が弱いのをいいことにいじられてリーゼントヘアーにさせられていた。しかし宵越がサッカーでその同級生たちを負かし、リーゼントヘアを褒めた事から宵越に憧れてサッカー部に入部する。

そして宵越に存在を忘れられて居たがずっとリーゼントヘアーを貫いている。

宵越がサッカー部を辞めたので彼も辞めたようである。宵越と同級生であるが尊敬しているため「さん」付けで呼び、パーフェクトヒューマンと評している。

対人関係では気が弱いが、試合ではサッカー部の経験もあってか臆する事はない。


CV:駒田航

1年生。背番号8。身長167cm

奏和との練習試合後に入部。入部直後はカバディの規定体重を超えていた。普段使いの眼鏡と試合用の眼鏡を後に使い分けるようになる。伴、人見と仲が良い。当初は縁が丸くカラフルな眼鏡をかけており、眼鏡をはずすと切れ長の眼で顔立ちが良い。

中学時代まで相撲をしており、4年前のちびっこ相撲で優勝し『首堕とし』の関として名前が知られている。そのためか太めの体型でも瞬発力に優れている。

紅葉との合同合宿に参加し交流バーベキューの際、井浦に食事制限をさせられ、持って来たおやつをこっそり食べに部屋に戻ろうとした時、偶然夏にストーブをガンガン焚いて過酷な減量をしている英峰の部長神畑を目の当たりにし、普段他人に弱みを見せない神畑の星海の不破への殺意に似た怒りの声を聞いてしまい考えを改める。

そして神畑に似た眼鏡をつけるようになり、減量にも成功して精悍な顔付きになっていった。

クラスで浮いていた伴や人見とも仲が良かったり、コミュニケーション能力に長けた一面がある。


CV:村瀬歩

1年生。背番号は9。身長169cm

奏和高校との練習試合後に入部。宵越と初めてあった時は女子に間違われていたがれっきとしたである。

運動部は未経験。実家が美容室で人見はその容姿の為かカットモデルをしており、本人もそれに流されるのは嫌じゃなかったが、いつしか鏡に映った自分が意志を持たない手芸のような人形のように思えてきて自分の意思で何かを選びたいと考えて伴、関と共にカバディ部に入部する。

試合への出場機会はあまり無いものの、時にはマネージャー的な役割もこなして部に貢献している。その他畦道が彼女とデートした時、宵越の嫉妬に巻き込まれ偽彼女をやらされる。

脱いでも背中のラインが女性のようで宵越を混乱させ、部員の皆で銭湯に行った際は彼一人だけ湯気が何故か濃く胸元が隠れていた。


  • 古賀(こが)

カバディ部顧問。全く目立たない


年齢は30代。カバディ部監督。身長178cm

紅葉高校の3校合同合宿後にコーチ兼監督に就任。元カバディ日本代表主将であり、「日本一の守備」と呼ばれ、インドのプロリーグで守備手していた経歴を持つ。

一人称は「アタシ」で、オネエ言葉を使い、基本的に他人を「ちゃん」付けで呼ぶ。容姿も長髪でやや細身で人見ほどでは無いが女性に近い印象を受ける。また登場する度に謎のストイックなポーズを取って話す。

王城の父の後輩で昔から王城の事を知っており、王城・井浦に監督を頼まれてもなかなか良い返事を出さずに居たが、宵越他、有能な新入部員が入ったという事で見学から始め、監督になることを決意する。

言って解らないなら身体で教えるというように身体をくっつけて来たりする。だが欠点にあった適切な指導をするため良い監督である。その他『栄司式~』でなにかを考案したりするハイテンションなチームのムードメーカー。

現在の職業はBAR『STRUGGLE』のマスター。


  • 竹中(たけなか)

CV:川田紳司

サッカー部監督。「不倒」の宵越をなんとしても入部させようと頑張っているが宵越と畦道の言い争いを聞いて宵越を同性愛者と勘違いする。さらに錯乱したのか嫌がるイケメン部員を使って待ち伏せして宵越を手籠めにしようとする。そんなエロ同人みたいな・・・。

という事で宵越が同性愛者である誤解をサッカー部を中心に広めている元凶である。

だが悪い人間ではなく、宵越と直接話した事は少ないが出番は多い。宵越を同性愛者と誤解したままだがカバディ部の試合に、同じく宵越ファンのサッカー部員と共に駆けつけ宵越を応援している。

最初は宵越に対して盲信的な人物かと思われたが、彼なりに宵越という人物を試合の見学を通して分析し、同行しているサッカー部員に話している。それだけにずっと宵越が同性愛者と誤解したままなのは残念というかなんというか。宵越に接触しようとしているタイミングがことごとく悪いせいでもある。


  • サッカー部の青年

CV:馬場惇平

なんとしても宵越に入部してもらいたくて寮の部屋まで勧誘に来た人物。逆立てた髪にツーブロックの髪と短い眉に小さな瞳の三白眼が特徴。一話の冒頭から登場している。

竹中同様に宵越と直接話したのは少なく、名前も不明なのに出番は多い。サッカー部内での立ち位置は不明だが、1年でない事は確かで宵越に即スタメンの話を持ちかけていることから部長かもしれない。竹中のせいで彼も宵越を同性愛者と勘違いし、さらにはそれを裏付ける場面(?)に出くわしてしまう。

試合観戦時にはいつも竹中の側に居る、宵越ファンの筆頭的存在。宵越を周囲に馬鹿にされると腹を立てたりもする。公式戦では『不倒』と書かれたTシャツを他の部員と一緒に着て応援している。


  • 錦野(にしきの)

3年生。野球部部長。安堂と一緒にカバディ部の練習している旧体育館にやってきた。王城や井浦とは友人の間柄。安堂には頭が上がらなく、井浦に後輩のいいなりで恥ずかしく無いのかと問われる。

しかし錦野にとっては実力で劣る人間が威張る方が恥ずかしいという宵越に近い考え方を持っている。


  • 安堂(あんどう)

2年生。野球部のエースピッチャー。日焼け肌が特徴で元々は野球部らしくない金髪に染めていたが甲子園間近に坊主頭にする。

野球部が甲子園に出場する事になり、部員も増え筋トレ道具などを置くためにカバディ部に旧体育館の明け渡しを強要する。そして使用権を巡って部活対抗騎馬戦で勝負することになる。カバディ部に負けた後も王城のはからいで野球部の筋トレ道具は旧体育館に置く事になったがカバディ部を認め、野球部が使ってない時はカバディ部が好きに使っていいという事にした。

宵越とは別ベクトルで不遜な人間だが、町で偶然会った宵越に助言したりもする。野球部が甲子園に敗退した後に部長を継いだが、休養を半ば強制的に取らされ仕方なくカバディ部公式戦を見学しにくる。


  • 畦道の彼女

学年は不明。身長179cm。人見でさえも見惚れる長身の美少女。

最初は畦道のケータイの中にあった畦道が彼女をお姫様だっこをしている写真で登場する。その後上京してきて畦道とデートするが嫉妬に狂った宵越と偽彼女(人見)とWデートすることになり、レジャーセンターでテニス勝負した際は強烈なスマッシュを放つ。

畦道が故郷に居た頃はいろんなスポーツで遊ぶ相手だった。その後能京カバディ部の公式戦の応援にやってくる。ナンパ男に絡まれているところを英峰の若菜が助け、英峰の部員に能京に彼氏がいる事を話し、彼らに録な人格者がいないことを心配されるが、畦道の彼女だと知ると「見る目がある」と評される。


  • 水澄の母

水澄によく似た派手な顔つきの母。元ヤンキー。ダセー真似はするなダセー奴らとつるむなと水澄に言う。

大型バイクを乗り回す。喧嘩っぽかった水澄と殴り合いの喧嘩したこともある。

公式戦の応援に駆けつける。


  • 伊達の父

伊達の実兄もマッチョだが、父も同じくマッチョ。そして白目。

伊達が実家に帰った際はパワーラックとスミスマシンを買った事を報告する。

伊達の家は野球一家だったが、野球を辞めてカバディ部に入った伊達を心から応援している。とても筋肉に詳しく、筋肉の理不尽な根性論がすべてだった頃の事も知っている。

公式戦の応援に駆けつける。


  • 井浦の姉

井浦とはネットゲームをする仲。また王城とも昔馴染みで王城の事を「まーくん」と呼ぶ。

井浦の嘘を見抜いたりする。


  • 王城の両親

故人。父は海外にいることが多い万能なカバディ選手だったという。王城は好みもよく知らない。水堀曰く王城同様に強い相手を見ると戦いたくて震えるような人だった。

実家に帰郷した際に久能と一緒に墓参りをする。花は母親に添えた。


  • 宵越の両親

CV:伊藤美紀(母)

宵越いわく親にサッカーをやらされていたという。母親はメールや仕送りの品を送る際の手紙で宵越を心配しているが、父親はサッカーを辞めた宵越に怒っているようだ。

父親は大変厳しかったようで回想では宵越の試合中のプレイに対して怒鳴っていた。


  • 早乙女実花

奏和高校の人物・関係者編集

王城と井浦の因縁のある六弦が部長をつとめる高校。宵越が入部した際に5対5の練習試合を申し出て対戦する。カバディの強豪校で前回の試合では関東大会でベスト4入りしている。東京でカバディをやるなら奏和と言われるぐらい部員が多い。しかし一般的には運動部が少なく、文化部が盛んという認識である。

CV:安元洋貴

3年生。カバディ部部長で背番号は1。身長175cm。元『世界組』の一人。

人当たりは良いが、自他共に認める自己中心的な人物。上下の色が違うソフトモヒカン風の髪型に三角形型に剃り整えた顎髭に眉尻が枝分かれしているのが特徴。圧倒的な守備手。

悪気は無いが自身が強敵だと認めた人物以外は名前も覚え無いので井浦を「王城の友人」と呼び、井浦の静かな反感を買う。

長身という程では無いが中学時代にはすでに大人びた体格し、片手で重量のある選手でさえも止め、さらに抱き上げたりもできる。

しかし単純な力では勝てない事を王城との度重なる戦いの中で身をもって知っており、王城との1対1の戦いだと常に負けている。全ては王城に勝つためにカバディで研鑽していると言っても過言ではない。

それゆえに本来は他の部員には目もくれず、自主練に食事メニューにこだわっており、部長になっても指導や憎まれ役を副部長の片桐に一任し放置をしていた。納京との練習試合の際には片桐が精神的な理由で休部していたのでやむを得ず指導に回っていた。

他の同学年の部員も含めて反感を買ってるがその自己中っぷりが長所でもあるとされている。

練習試合終了後に井浦を認め、名前を聞くが逆に静かに井浦に火に油を注ぐだけだった。また伊達にはカバディの筋肉ではないと指摘をしている。

趣味は6弦ではなく、4弦のベースギター


CV:鈴村健一

2年生。背番号は3。身長185cm

宵越同様、別な部活動で高い成績を出していたが、辞めてカバディに転向している元水泳部のエース。

髪は逆立てており、猫のような瞳孔をした釣り目の三白眼で長身のまごうことなきイケメンでファンクラブまで存在し、人懐っこいを通り越して馴れ馴れしい。さらには六弦とは違い、相手の神経を逆なでする発言や行動を意図的にする。

そしてチームメイトには反感をくらいながらも軽くあしらっている。

内面は強敵と戦い、勝って相手を失望のどん底に沈めたいと考えており、自らを「頂点の器」と信じて疑わない、揺るがない信念を持っている。とはいえ宵越よりは一応先輩に敬意を持った話し方をするが、別ベクトルで厄介な人物。宵越の他校のライバルとも言えるエース攻撃手。

水泳経験から来る肺活量が凄く、長い攻撃継続時間を持ちしなるようなリーチを使い、帰陣意識の高さが特徴。高谷自身によれば通常の3倍はキャントしていられるという。

ちなみに部活には顔を出しているものの、通常の基礎訓練などは嫌いで隙をみてサボりたがっている。

また攻撃時に自分の脈を図るように手首を掴んで、他者の心拍などを聞き感情を読みとる術を持つ。その際、水中のイメージエフェクトが使われる。

練習試合終了後に宵越に興味を示し、ナマイキと言いながらも対抗意識を持つ宵越に対し、全力で追って来るようにと宵越の手を無理矢理掴み握手し、それ以降「たっつん」と呼ぶ。

中学時代に全国一位になり、非公式ながらも中学生世界新記録に届きながらも水泳を辞めている。自身はこれを一位をとったからもういい、他人の為に運動しているわけじゃないとしているが、当時の彼のコーチによると大人と競わせてみた際に新記録届きながらも何かに失望したような顔をしていたという。

もしかしたら水泳を辞めた真意は別なのかもしれない。また水中のイメージ、常に爪の長さの管理や体毛を剃って水泳部時代の習慣を踏襲している。


CV:八代拓

3年生。背番号は4。身長175cm。

ヘアバンドをしている。守備は結構攻めており、強気な姿勢は星海の冴木などにも評価されている。カバディ部に入部した同期は「かっちょいい身体」になりたかったからとの事。

飛び抜けてはいないが練習の積み重ねで強くなった。


CV:内田修一

2年生。背番号は5。身長174cm

切り揃えた髪が特徴のおかっぱ頭。そのプレースタイルは仕事人と評される。高谷の態度に腹を立てながらも評価している。


CV:柳田淳一

2年生。背番号は9。身長180cm

たらこ唇が特徴。


3年生。カバディ部副部長。背番号は2。身長177cm

公式戦以降登場。


3年生。背番号は7。身長176cm

公式戦以降登場。


1年生。背番号は8。身長168cm

公式戦以降登場。


  • 岩田(いわた)

カバディ部監督。


  • 高谷ファンの女子たち

※ただしイケメンに限る』を体言したような人たち。お手製の旗を持ち、高谷の事を『煉

君』と呼び、奏和の中でも高谷しか応援しない。ただ高谷以外を悪く言わないあたり性格は悪くないようだ。とはいえ納京のサッカー部員に対抗したりもした。

例により宵越をガチのアレと信じているようだが、宵越もイケメンなので高谷と絡んでいると喜んでいる。


  • 名も無き選手

木崎と植野の友人。3年生。いわゆる奏和側のモブ部員であるが第143話の主人公。143話は全て彼視点で進行し、彼の視点での奏和のカバディ部の過去回想と現在が描かれる。

片桐によるオーバーワークについて行けず、脚を痛めてしまう。


英峰高校の人物編集

世界組の神畑が率いる前年度冬大会関東準優勝の強豪校で、守備力に定評がある。打倒『星海』を誓い、『英峰で星海を殺す』という共通の固い意思を持つ。

  • 神畑樹(かみはた いつき)

3年生。カバディ部部長で背番号1。身長203cm。元『世界組』の一人。

高谷は宵越に「オレを初めて倒した人」と説明する。いつも冷静で感情を余り表に出さない。

世界組時代はいつも試合に出る固定メンバーの一人だった。そのリーチの長さを武器に、攻撃や守備においてはほかを圧倒する活躍を幾度も見せている。また、相手のデータを取ったり、対策を講じたりする事にも長けており、井浦慶や冴木銀のような参謀的役割もこなしている。

合宿中は水分も録に取らずに試合中は汗も出ず、それでもスタミナ切れを起こさなかった。

減量中に部屋に入ってきた関によくバスケ部からのスカウトが来るが有利不利で考えた事は無く、スポーツで食っていく気も無く部活は社会に出るまでの趣味のようなものだと話し、関東2位で満足しない闘志を関に見せる。

その後の減量中に星海の不破に対して自分がどれだけ苦労して試合に出ていると思っているのか、つまらなそうな目に怒りを燃やし『ブッ殺すぞ・・・!!!』と腕を噛みながら呟いた。

公式戦トーナメント抽選時に星海の冴木に(星海では)スタメンになれないから英峰に逃げたと厭味を言われるが冷静に返す。


  • 八代一馬(やしろ かずま)

3年生。カバディ部副部長で背番号2。

攻撃に出ることは滅多にないが、長身の選手で守備の要の一人。物腰柔らかで誰に対しても敬語で話すが、真面目という訳でも無く、野暮なところがある。若菜の保護者のような感じで見守っている。飯盒炊飯の時には若菜に「身体が出来てない」と言うことで無理矢理食べ物を詰め込んで食べさせようとした。

合同合宿の守備の練習ではたまに擦り抜けて見せたり、ミニゲームでは、畦道のセンサーを早期から警戒。守備の件で畦道に相談された際は素直さを評価したものの、技術というものは教わるものではなく、盗み出すものであると主張した。

後になり、畦道に技術を盗まれた後に対策をし、神畑が能京との試合後に宵越に話しかけようとしたのを自身の失敗から止めた。

和柄の六角型の麻の葉のタオルを愛用している。

攻撃もできるが、本人はしたくないようである。不良である弟と、警察の前で小指を折ってケジメをつけるような父親がおり、自分にもその血が流れていることを嫌悪している。通っていた中学校は荒れており、荒むことで自分を表現するような環境から遠くへ行きたいと思い、英峰に入学した。


  • 君嶋拓(きみしま たく)

3年生。背番号は3。

育ちの良い医者の息子で長身の選手。合宿中の飯盒炊飯で父が山や海に別荘を持っていて素早く火を起こしてみせて自慢する。八代とは正反対に軽いノリの男で若菜をいつもからかっている。

しかし八代と相性が良く連携して守備にあたっている。

英峰では部活に全力を注ぐ気はなく、部活はなんでも良いと思っていたが、神畑の強引な勧誘で、八代とともにカバディ部に入部した。パソコンが得意。また、大学の狙いは低くないとされていて、浪人はしたくないと描写されていた。




  • 若菜剛(わかな ごう)

2年生。背番号は7。

背の低さとあどけない雰囲気で小学生に間違えられる。初登場時は八代と君嶋の間に居たから、宵越に見つけられなかった。背が低いと言っても、ものすごく低いという訳では無く、畦道と同じぐらいである。

だが人見と同等なぐらいに細くパワーも無い。それでもスタミナはあり、リーチは無いが若菜はこの欠点を、凄まじい速さのスタートダッシュで飛び出し、相手が反応する前にタッチするという戦法で補っている。そしてその速さは宵越を凌駕する。

面倒を見が良く、後輩達に慕われている反面、試合以外ではドジっ子な一面もある。

自分が人形のようだという人見に対して「人形は悔し涙を流さない」と叱咤する。

技術面もそうだが自分よりも強い相手に臆する事の無い精神性を評価され、2年時からスタメンに入る。

佐倉に対し、毎秒毎秒が最後のように思い、『「次でいい」なんて油断していたら後悔する』と言い放つ。それは若菜が神畑の苦しみを知り、どうしても勝たせたいという信念から出た言葉だった。


星海高校の人物・関係者編集

高校カバディ大会発足以来7年連続全国制覇を成し遂げている高校。また元世界組の選手が複数在籍している。故に不動である。

  • 不破仁(ふわ じん)

3年生。カバディ部部長で背番号は1。元『世界組』主将。


  • 冴木銀(さえき ぎん)

3年生。カバディ部副部長で背番号は2。元『世界組』の一人。


  • 早乙女幹也(さおとめ みきや)

3年生。背番号は6。元『世界組』の一人。


  • 志場命(しば みこと)

1年生。背番号は7。実力派の攻撃手で他競技からの転向者。

高谷は体操かバレエの経験者と予想したが、明確な回答は避けられた。

不破を敬愛している。


  • 本田貴一(ほんだ きいち)

3年生。背番号は3。ギョロッとした目が特徴。


  • 葉沼清春(はぬま きよはる)

2年生。背番号は8。坊主頭。


  • 不破一心(ふわ いっしん)

カバディ部監督。仁の実父。

元カバディ日本代表の選手で、水堀や久納、亜川からは「不破先輩」と呼ばれている。


埼玉紅葉高校の人物編集

前年度冬大会にて、創部1年目でチーム全員が1年生だったにもかかわらず関東ベスト8を成し遂げた、埼玉県内の高校。3校合同合宿の場所でもある。しかしながら部費も満足に貰えず、グラウンドで練習することもしばしば。部費を稼ぐために走って新聞配達をしている。

CV:斉藤壮馬

2年生。カバディ部部長で背番号は1。身長169cm。元『世界組』主将。


CV:花江夏樹

2年生。背番号は2。身長180cm


  • 木戸諒(きど りょう)

2年生。背番号は3。身長183cm


  • 花井春(はない はる)

2年生。背番号は4。

明るめの長い前髪にヘアバンドをして目元が隠れている。


  • 加治国和(かじ くにかず)

2年生。背番号は5。

黒髪にヘアバンドをしている。


  • 石田彰成(いしだ あきなり)

2年生。背番号は6。


  • 三村貴之(みむら たかゆき)

2年生。背番号は7。


  • 武石(たけいし)

カバディ部顧問の先生。


伯麗ISの人物編集

世界組の外園が主将を務めるインターナショナルスクール。外園以外のスタメンは全て外国人留学生である。

  • 外園丈治(ほかぞの じょうじ)

3年生。カバディ部主将で背番号は1。元『世界組』


  • ローガン

背番号は2。逆立てた髪が特徴。外園と共に他校の試合観戦をすることも。


  • タイラン

背番号は3。肌が黒く、コーンロウの髪を束ねている。気の強い性格。


  • (とう)

背番号は4。切れ長の眼が特徴。


  • ホン

背番号は5。肌が黒く、髭を生やしている。


  • ルーク

1年生。背番号は9。

ぽっちゃりとした太目の体型で消極的な性格。


  • チャド

背番号は10。長髪。


大山律心高校の人物編集

元世界組はいないがカバディ部の歴史が長く、関東大会決勝リーグ常連の古豪。さらに妙な監督を引き入れたと噂されている。スタメン全員が坊主頭で、王城を等しく破壊できる筋力を持つ。

  • 大和鉄雄(やまと てつお)

3年生。カバディ部部長。背番号は1。


  • 立石(たていし)

3年生。背番号は2。


  • 室井(むろい)

3年生。背番号は3。ゴツゴツした輪郭が特徴。


  • 喜多野(兄)(きたの)

3年生。背番号は4。

双子の兄。右サイドに剃り込みを入れている。


  • 喜多野(弟)

3年生。背番号は5。

双子の弟。左サイドに剃り込みを入れている。


  • 岩田(いわた)

3年生。背番号は6。下睫毛が特徴。


  • 金澤(かなざわ)

2年生。背番号は7。ヘアバンドをしている。


  • 亜川公継(あがわ きみつぐ)

カバディ部監督。目が隠れるほどの長い前髪が特徴。


奥武高校の人物編集

前年度冬大会にて関東ベスト4となった強豪校。

  • 山田駿(やまだ しゅん)

奥武高校3年生。背番号は1。カバディ部部長にして元『世界組』。

奥武高校は前大会で紅葉を破りベスト4に入る。褐色肌にアフロヘアーのような髪型が特徴。


  • ヴィハーン

奥武高校3年生。背番号は4。濃い眉毛と髭が特徴のインド人。

中学時代、インド代表として王城ら『世界組』と対戦し、チーム優勝、個人MVPという成績を残した。王城直人のファン。


  • 霞冬居(かすみ とうい)

奥武高校2年生。背番号は7。

王城たちの一つ下の世代の『世界組』。

山田とは家が隣同士で幼馴染。


  • (みなと)

背番号は2。


  • 矢島(やじま)

背番号は3。


  • 船井(ふない)

背番号は5。


  • 橋本(はしもと)

背番号は6。


その他の人物編集

  • 水堀新(みずほり あらた)

新カバディ協会会長、高校大会責任者。


  • 木道(きどう)

元世界組の一人で、世界組時代の背番号は9。

セミロングの髪で前髪も長く、目の下にクマがあるようだ。


  • 三島(みしま)

元世界組の一人で、世界組時代の背番号は10。

深く帽子を被っている。


  • 鈴木(すずき)

現世界組監督。

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