概要
日本テレビで放送されていたバラエティ番組『スーパーJOCKEY』のコーナーの一つ。
PRをしたい挑戦者が登場し、「熱湯風呂」に入った時間だけ宣伝することができるという企画。
ルーレットで熱湯風呂に入る人が決められ、挑戦者以外が当たった場合はその場で設置された更衣室で水着に着替える「生着替え」が行われた。
アイドルやタレントが挑戦者になることも多く、水着が取れるアクシデントや芸能人の体当たりの姿などが番組の名物となった。
また総合司会のビートたけしやレギュラーの蛭子能収が入らされたこともある。
(コーナーのオープニングアニメのキャラは蛭子能収によるもの。)
ダチョウ倶楽部に関しては項目冒頭のネタから、アイドル以上に入湯を期待していたという声も多い。
凄いのはこれが深夜番組ではなく日曜の昼に放送されていた事である。野原しんのすけは21世紀を手に入れなかったほうが多分幸せになれていたと思われる。
視聴率
初回視聴率は11.8%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ)。
歴代最高視聴率は1987年7月12日放送分の20.5%(関東地区、ビデオリサーチ社調べ)。
テーマ曲
オープニングテーマ
Fuse One『Sunwalk』
Admiral Bailey『BIG BELLY MAN』
エンディングテーマ
1993年7月 - 1994年3月:細川ふみえ『だっこしてチョ』
1994年4月 - ?:J-kiss『サルサでkiss』
1995年?月 - ?月:W-NAO『Rescue me』
1996年10月 - 1997年9月:辺見えみり『心の花』
1997年3月頃:THE POSTMEN『パレット』
1997年10月 - 1998年3月:山田まりや『daijo-bu!!』
1998年4月 - 1998年7月:パイレーツ『INCATATION』(デビュー曲)
1998年8月 - 1999年3月:上島竜兵&辺見えみり『アッチッチサンバ』
流れ
ルーレット
挑戦者の紹介・挨拶の後、誰が入るかで挑戦者がルーレットを回す事になるがルーレットで当たる候補には宣伝に来た挑戦者(ルーレットには「本人」と表記される)はもとより、殿(ビートたけし)やたけし軍団、若い女性タレント・グラビアアイドル等が名を連ねている。
基本的に挑戦者に当たる確率が高く、そもそも挑戦者の場合は当たるマスが広く取られるケースも多い。次いでレギュラーであるセクシー系のグラビアアイドルやJガールと呼ばれるバニースーツ姿の番組アシスタントが当たるケースがあり、これに加えてたけし軍団の面々がプラスで選ばれる事も。
何度かゲストに来ていた当時の人気アーティストやアイドルがマスを広く取られるケースもあるが、男女問わず当たらない(MAX、SPEEDなど)。
着替え
着替えるメンバーがルーレットで選ばれた後、水着を選んで生着替えを行う。場合によってはブルマなど水着以外の衣装に着替えたり、その場で脱いで予め下に来ている水着やランジェリーで挑むケースもある。
開始当初は別の場所で着替えていたが、途中から丸く囲まれたカーテンによる簡易脱衣室で生着替えを行うようになり、さらに制限時間(男性は基本30秒、女性は大体60~50秒)が付いて制限時間が過ぎるとカーテンが落下するシステムや真上からの遠目の固定カメラが定着した。
残り時間30秒を切ると切迫したBGMが流れ始め、残り時間10秒切った後は生着替え失敗に備えて陰部や胸部を隠す為の白いタオルが投げ込まれる。
制限時間終了(着替えが間に合ったらその時点で)でカーテンが落下し、その後は回転床(ガダルカナル・タカ曰く「しだるまタイム」)に乗って水着姿を披露する。
また後期には白くぼかしたガラス張りのスケスケ生着替えボックスも登場している。
入湯
透明な浴槽に入れてある熱湯に入る事になり、入湯出来ていた秒時間で宣伝時間を決める。
熱湯の為、長時間耐えるケースは少なく一度浴槽から出た後にもう一度入る事もあり。
お湯の温度は57℃で、通常のお風呂の温度が41℃なので非常に熱く感じるが、上限の30秒程度の短時間なら火傷の心配はない。むろん安全上、本物の「熱湯」(100℃)が使われる事は無い。
宣伝
入湯した時間の分(上限は30秒)だけ、挑戦者は宣伝する事が可能で時間が過ぎれば問答無用に強制終了となる。
また時間に余裕がある場合は別の挑戦者による2度目を行う事がある(傾向として2度目がある場合はどちらかがたけし軍団などの男性に当たるパターンが多い)
ハプニング
若い女性の場合、最も多いのは制限時間内に水着への着替えが間に合わない(大体はビキニのブラがつけられなかった)というケースで、その際はタオルを巻いて入湯する事になる。(女性アシスタンドがフォローする形でカーテンを抑えたり紐を付ける時間を与えられたりする事も)。水着を着たが下着が外れていない、ビキニのパンツが逆という場合もある。
着替え中の場合は脱衣室のカーテンがめくれて下着が見える、上から何も付けていない状態での胸が少し見える等のケースがある。(数人で一気に着替えざるえない状況では狭いスペース内では時間内での脱衣が更に困難となった。)
入湯の際は着替えが間に合わず草凪純、沢口みき、宮澤ゆうなのように、胸をタオルで隠した状態で入湯し、浴槽から出た際にタオルがはだけてしまい、回によっては片方の乳房が半分見えてしまう事もあった。
松村邦洋が制限時間以内に着替えることができず、全裸状態でカーテンが落ちたこともあった。
入湯した有名人
小阪由佳(24時間テレビ)
磯山さやか(24時間テレビ)
はるな愛(24時間テレビ)
小島よしお(24時間テレビ)
関連イラスト
関連タグ
ザ・ドリフターズ…たけしによるとたけし軍団の結成にはドリフターズの影響もあるという。
北野ファンクラブ:かつてフジテレビで放送されていたたけしと高田文夫とのフリートークがメインの深夜番組。ピー音なしで放送ギリギリの替え歌を披露するコーナーがあった。全裸は日常茶飯事。フジテレビの系列局でも放送しなかったところが少なくない
北野まんぐり講座:深夜バラエティ番組『足立区のたけし、世界の北野』の名物コーナー。 視聴者から寄せられた疑問を解決するため、AV女優が参加する実験にたけし軍団が挑戦、成功する度に脱衣を行い衣服が一枚一枚減っていった。(脱いでもらえるのはブラジャーまででありパンツを脱がすことはできない。)当初は最初からトップレスとビキニパンツで登場して乳首も披露していたが、乳首にニプレス→乳首は北野マークorひまわりマークで隠されることとなった。
最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学:かつてビートたけしが司会を務めていた医療系バラエティ番組。たけし以外のたけし軍団のメンバーがゲスト出演することも多かった。
風雲!たけし城:たけし軍団が出演していた人気バラエティー番組。TBSチャンネルで不定期的に再放送されている。クリントン元アメリカ大統領などがファンであることを公言していた。
ビンバンキ/マホービンバンキ:炎神戦隊ゴーオンジャーに登場する蛮機獣で、彼の技が相手に熱湯をぶっかける「熱湯コマーシャル」。
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