臨獣トード拳エルカ
5
りんじゅうとーどけんえるか
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』に登場する臨獣拳士で臨獣トード拳の使い手。
この世に蘇ったリンリンシーの1人で、マガと同じ「臨獣トード拳」の使い手。蛙を手本とし、痛覚を麻痺させてあらゆる攻撃に耐え抜くのだという。
胸部が蛙の顔になっており、自身の頭部にも大きな蛙の両目の意匠が見受けられる。更に自身の両腕にも蛙の腕を模した爪がついており、当然というべきか体色も緑色。
同じトード拳でもエルカはマガの強化版のようなもので、鋼鉄のボディに加え、マガの秘伝リンギ「体油包」を更に強化させたリンギ「超体油包」を修得している(ただ呆気なくやられたが)。
ちなみにカラーリングはマガの体油包の色が少し半透明な黄色なのに対し、こちらは半透明な緑色。
またエルカ自身は心身共に蛙と化しているため、自らの秘伝リンギである「超跳躍」を多用してピョンピョンと飛び跳ねる癖がある。
劇中では前半部でゲキレンジャーと交戦する様子が描かれるも、あっさりと退場している。
ゲキレンジャーに「泥玉弾」なるリンギの爆弾を投げつけるが跳ね返され、逆に薄薄斬でダメージを負ってしまう。
すぐに邪身豪天変で巨大化し、巨大戦を展開。
ゲキエレファントージャのエレハンマーを「リンギ・超体油包」で防ごうとするも通用せず、「秘伝リンギ・超跳躍」で飛んで空中からの攻撃を試みるも今度はゲキバットージャによって落とされてしまい、為す術も無いままゲキシャークトージャの大頑頑斬を喰らって石化して砕け散った。
そしてこの戦いの一部始終を見ていたメレが上記の台詞を呟いた。
モチーフと名前の由来は蛙。
スーツはマガの改造。
声を演じた石野氏は今作がスーパー戦隊シリーズ、延いては特撮初出演となった。翌年の『仮面ライダーキバ』ではラットファンガイア、続く2年後の『侍戦隊シンケンジャー』にてヒトミダマをそれぞれ演じる事となる。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
コメントが未記入です