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進撃の巨人(実写版)の編集履歴

2015-10-02 00:48:27 バージョン

進撃の巨人(実写版)

あたっくおんたいたん

2015年に前後編2部作で公開された日本の特撮映画。「進撃の巨人」の実写映画。PG-12。

諫山創漫画進撃の巨人」を原作とし、2015年に前後編2部作で公開された日本の特撮映画

東宝配給。

8月1日公開の前篇タイトルは『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』

9月19日公開の後篇タイトルは『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』

かなり残虐な表現が含まれるが、レーティングはPG12に抑えられている。

概要

2011年実写映画化が発表された。

監督は当初中島哲也が予定されており、諫山創とも話し合いを重ねていたが中島が2012年に降板。

2013年樋口真嗣監督が変更となったと発表された。

2014年の4月に三浦春馬の主演が決まり、11月には他のキャストも発表された。

実写版スタッフは、企画の段階から諫山および諫山の担当編集者と打ち合わせを重ねており、当初は原作に沿った内容の脚本を提出したところ、諫山から「エレン性格を、原作とはまったくの別人にして欲しい」という要望を受けたことで、ストーリーを含めた大幅な再構築をはかることとなった。


映画版オリジナルキャラが多数登場する理由は、エレンミカサアルミンなどは、日本人名前としてもかろうじて有り得るが、リヴァイエルヴィンといった明らかなドイツ名は、日本には絶対に存在しないため、オリジナルキャラに置き換えた、または登場させなかったとのことである。


また「巨人で怖がらせないで欲しい」という諫山の要望を受け、CGではなく実際の人間が演じる特撮映画となった。



樋口真嗣監修によるPG12版プロモーション映像(※残虐な描写を含む)



スタッフ

ANTI-HERO(前篇)

作詞 - Fukase 作曲 - Nakajin 編曲・歌 - SEKAI NO OWARI

SOS(後編)

作詞 - Saori 作曲 - Fukase 編曲・歌 - SEKAI NO OWARI


キャスト


オリジナルキャラ(注・映画のネタバレを含みます)

原作におけるリヴァイに相当する。調査兵団の隊長で、ミカサの師匠でもある。


斧を武器とする巨漢。なんと立体起動装置無しで巨人と渡り合う常人離れした戦闘力を持ち、仲間達の良き兄貴分でもある。巨漢、仲間達の兄貴分という点から原作におけるライナーに相当する人物と言える。


リルとはラブラブカップル。原作におけるフランツに相当し、フランツと同じように巨人に下半身を捕食されて死亡する。dTVで配信された本作の前日談『反撃の狼煙』第3話ではリルとの出会いや交際することになった経緯が描かれている。仮面ライダーには変身しない


未亡人で、子供の養育費を稼ぐために兵士に志願した。エレンに好意を抱いていたらしく、変わり果てたミカサにショックを受けていたエレンを色仕掛けで誘惑し、「子供達の父親になってほしい」と頼むが、その直後に巨人に襲われて捕食された。


フクシとはラブラブカップル。原作におけるハンナに相当する。美人の上に対人格闘技の実力も高かったため、同期の男性兵士達からの評判は非常に高かった。作戦中にフクシの死によって発狂し、外壁修復用の爆薬を強奪して巨人の群れに特攻して爆死する。


エレン達とは顔馴染みで、駐屯兵団に所属していたが、2年前の超大型巨人の襲撃で妻子を失ってからは衛生兵に転向した。原作におけるハンネスに相当する。


外壁修復作戦の最高責任者。常に敬語を使うが、それが逆に何だか胡散臭い雰囲気を醸し出している。その正体は…。


主要な原作との差異(前編の段階)

リヴァイの代わりにシキシマなど、複数のオリジナルキャラクターが登場。

・エレン、ミカサ、アルミンらは少年ではなく青年という設定(働いている描写がある)。

・エレンとミカサは同時に入隊するのではなく、最初の巨人の襲来時に生き別れとなり、後に再会する。

・壁の中の世界の技術レベルが20世紀初頭ぐらいの雰囲気(少量だが電池が使用されている。軍には大型の自動車が存在する)。


評価

登場人物の多くがオリジナルキャラクターであることや、諫山の要望によりエレンの性格別人に設定したことで、人物関係も原作とは全く異なるものとなり、この時点で原作ファンからは大きな反発と批判を受けた。

脚本を手がけた映画評論家町山智浩もこの各種改変については「原作レイプと言われて大炎上するのは間違いないです」と公開前に述べたうえで「でも勝ち目のない戦いに挑むのが進撃の巨人という話じゃないですか」と、批判を浴びることを前提で、スタッフは実写化に挑戦したとしている。



これに対し町山と親交のある宇多丸は、「ウィークエンドシャッフル」内で前編を「頑張っていることは伝わる」「特撮ファンが応援したい気持ちもわかる」「ハリウッドの大作映画の真似にはなっていない」と、好意的に見ざるをえない部分があるとしたうえで、映画としては「ダサい」「間が悪い」「大芝居が痛い」などと、多方面にわたり酷評している。



なお諫山創は「脚本町山智浩さんはすごく考えている。特に後編は、反体制やロックンロールの精神がよく出ている。樋口真嗣監督の特撮に対するがあふれている。生き生きとやってもらえるのがうれしかった。」と語っている。


その他

2014年1月24日の金曜ロードショーで、スバル SUVフォレスターとコラボした実写化のCMが一度だけ放映された。


関連タグ

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