曖昧さ回避
- ゲーム「ポケットモンスターXY」の登場人物。
- スキマスイッチが出した曲の名前。アニメ「宇宙兄弟」第2期のOPテーマ。
本記事では1について解説する。
※由来は(古代)ギリシャ語で「私は見つけた」を意味する eureka「エウレーカ」。アルキメデスが叫んだとされる。英語で「ユリーカ」と発音される。
概要
「おにいちゃん ポケモンと はつめい してるから つよいのよ」
「ポケットモンスターX・Y」に登場するミアレジムのジムリーダー・シトロンの妹。発明家である兄の事をよく理解している。
名前の由来はおそらくレモンの品種「ユリーカ」と思われる。公式絵は用意されていない。
ミアレジムは彼女が出すシルエットクイズを解いて進んでいく。クイズは全4問。答えを発表する前に、正解不正解関係無くバトルが行われる。
ミアレジムクリア後もジムの1階におり、ポケパルレで仲良し度を最大まで上げたポケモンを先頭にして話しかけると「なかよしリボン」がもらえる。
アニポケでのユリーカ
「お兄ちゃん、お兄ちゃん! キープよ、キープ!」
CV:伊瀬茉莉也
アニメ「ポケットモンスターXY」の歴代初のもう一人のヒロイン。
本作でも兄であるシトロンと共に登場している。
どこか情けないところがある兄とは違いしっかり者の女の子。
サトシ同様ポケモンが大好き。
可愛いポケモンを間近で見た際は目を輝かせ積極的に触れ、サトシのポケモン達の世話も率先的に行っている。
ちなみに彼女にとっての可愛いポケモンの基準はよく分からない事になっており、心優しいガブリアスや、人懐っこいサイホーン、果ては観戦していたバトルに出てきただけのヨノワールのことも可愛いと言っていた。ヨノワールを可愛いと言うとは相当な強者である。
基本的にポケモンを「嫌う」という行動を取らない。
ケロマツが、自分やデデンネを泣かせた(後にサトシの手持ちとなる)ヤヤコマを懲らしめようとしていた正義感と優しさを知った際にはケロマツに感謝して頬擦りしていた。
だがそのヤヤコマのことも嫌うようなことはなく、サトシにゲットされた直後にその行動を咎め、ヤヤコマが反省するそぶりを見せたらすぐに許し、体を拭いて面倒も見ていた。
また、35話でスカイバトルを断られた際には一緒に観戦しながら励ましている。
53話ではメェークルレースを体験し、セレナの母親であるサキから「あの子は筋が良い」と評価されていた。
進化後のゴーゴートは角で乗り手の感情を読む力がある為、相当ポケモンに対する愛情は深いと思われる。
好奇心の方が強いのか怖がりではないようで、14話では他の三人が洋館で次々と起きる不気味な現象に怯えていた中ただ1人平然としており、その仕掛人であったニャスパーとも怖がる事なくコミュニケーションを図りすぐに仲良くなった。ただし雷は苦手。
10歳未満である為ポケモントレーナー免許が無く、自身のポケモンを持てない。
その為ポケモントレーナーになるまで、兄にポケモンを「キープ」してもらっている。
「アドバンスジェネレーション」以来となる第二のマサトポジションの自分のポケモンを持てないという欠点を克服しており、15話・56話では相棒のデデンネと共にポケモンバトルをするシーンが見受けられる。
またセレナとも同性同士ということもあり、姉妹のように仲が良い。
夜は同じテントで休み、ポケモンのモノマネで盛り上がっている描写もある。
…と、ここまで見れば「ポケモンが大好きな妹枠」で済むのだがそれでは済まなかった。
その実態は「お兄ちゃん一人じゃ頼りないから、お嫁さんがいれば安心」という理由でシトロンのお嫁さん探しをしており、頼りになりそうな女性を見かけると「お兄ちゃんをシルブプレ!」とその女性をナンパするという、まさかのタケシ枠(と化した)。
※「シルブプレ」とはフランス語で「お願いします、よろしく」を意味し、つまり英語で(または日本語でもおどけて)言う「please」である。
序盤こそジムリーダーのビオラやポフレ大会の司会であるモナーク等ストーリーに絡むキャラクターばかりが対象だった為、当初は視聴者からは「タケシの二番煎じ」的なネタ程度にしか認識されていなかった。
しかし、回を重ねる毎に見ず知らずの女性(ゲストキャラのレナなど)やタケシですら自重していた地元(カロス地方)のチャンピオンであるカルネや兄の母校の恩師のエクレールにまで平気で声をかけ、挙句の果てには名前すら出てこないモブ女性まで対象にしてしまうと言う凄まじいほどの範囲の広さを見せ付ける事になってしまった。
それだけならまだしも、3人まとめてシルブプレの対象にしたり、1話の内に2連続(勿論別人)シルブプレをかましたりしてしまっている。
勿論どんな状況に陥ろうが、シトロンがいなかろうが自重なんてしない。
今となってはタケシとは別ベクトルの猛者(命知らず)として視聴者にその存在を知らしめている。
この子どこまで行くんだ…。
但しだれかれ食いつくと言えばそうでもなく、悪人であるムサシや、スポーティでどちらかと言うとサトシと合いそうな性格であるコルニ等は対象にしていない。
あと、忘れがちだがセレナも対象にしていない。やはり年上の女性限定らしい。
やはりシトロンからすれば恥ずかしい以外の何物でもない為、ユリーカがナンパに走る度に「エイパムアーム」で引きずり、持ち上げて止めさせるのがお約束となっている↓。
※シトロンが不在の際はセレナが止め役になっていた。
もっとも、その対象となったエルやマーシュはセレナと接点があった相手という事もあるが。
しかしユリーカ自身はあくまでも兄の為に良かれと思ってこの行動を取っているだけ…のはずである。
第9話では一度自宅に戻っている。
自室は自水玉を基調とした壁模様でマリルやウリムーの大きなぬいぐるみが置かれているなど年相応の女の子らしいインテリアである。
就寝時は何とガチゴラスを模した寝巻きを着用している。
この他、エプロンはブルーを模したもの、水着はヤドラン(『光輪の超魔神~』ではコアルヒー)を模している等、普段着以外はポケモンをイメージした服が多い。
クノエシティではリーシャンを模した振袖を着用してファッションショーに参加している。
フロストケイブ通過時にはデリバード仕様の寒冷地服を着用して山越えをした。
しかしやはりガチゴラスの寝巻きのイメージは強く、前述のユリーカの行動から「肉食系幼女」と呼ぶ者も少なくなかったりする。
他にもオタチを模したブラシや、ニョロモを模した手鏡、ノズパス型の水筒なども所持している。
因みにロケット団からはリトルジャリガールと呼ばれている。ニャースによると「超生意気な小娘」。
第80話ではセレナがサトシのを好きな事やサトシ(とシトロン)が凄く恋に疎い(ユリーカ曰く「にぶ~い」)事を見透かしていると判明した。
第83話ではジョーイを手伝う為に、セレナと共にジョーイと同じ衣装を着用した。
z編第2話でユリーカが新たにキープしたプニちゃんを収納する為にポシェットを改修(セレナが担当)し、プニちゃんとデデンネを同時に収納する事が出来ようになった。
また、兄のネーミングセンスにいつも「まんまじゃん」とツッこみを入れているが、z編第1話ではユリーカの発想も兄とどっこいどっこいなことが判明した。
代役声優
声優の伊瀬茉莉也が2015年1月に結婚。4月4日時点で妊娠していることが報道された
コレに伴う産休の為、第87話からユリーカの声優が代役であるかないみかが担当する事となった。
なお、第86話放送後の第87話予告では既にかないみかに交代してる。
余談
1年近く経過した結果、ユリーカはポケモンに触れ合うという役割をセレナ以上に行い、セレナがポケモンゲットに積極的ではない事もあり、歴代ヒロインらしい行動と扱いをアニポケスタッフから受けていた。
マサトポジション所か、まさかの歴代ヒロインキラーになるという恐ろしい子となった。
因みに字幕表示はセレナが白であるのに対し彼女は緑である。
ユリーカの「キープ」ポケモン
シトロンにキープしてもらっているポケモン達。
ひょっとしたら彼女が10歳になった時、これらのポケモンを使うトレーナーになるかもしれない。
第3話で初登場し、4話でキープされたポケモン。
EDのキャスト欄ではユリーカの下になっている為、一応レギュラーとして扱われている。
普段はユリーカの頭の上やバッグの中にいる。
但し「眠りネズミ」(ヤマネ)という設定がある為眠っている事も多く、1話の間でほとんど出番が無い事もある。
常時ほっぺに電気がたまっているらしく、ユリーカは愛情表現で頬ずりしては感電してしまっている。
習得している技はたいあたりとほっぺすりすりとでんきショック。
XY&Z第1話でバックの中に入り込んで一緒に行動し始めた。
正式にキープ宣言しておらず、フラベベやガチゴラスのように一時的に行動を共にしているだけかもしれない。ただし一時的にしては曲まで作られていることから……?
ED:プニちゃんのうた は、伊瀬茉莉也が歌唱を担当している。
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交響詩篇エウレカセブン 元となる単語 eureka つながり