図鑑データ
「足柄よ。砲雷撃戦が得意なの。ふふ、よろしくね。」
出撃よ!戦場が、概要が私を呼んでいるわ!
基本概要
DMM.comにて配信中のブラウザゲーム『艦隊これくしょん』に登場する艦娘の1人にして、妙高型四姉妹の三女。
容姿
妙高型の艦の特徴である、攻撃的かつ洗練されたボディをスレンダーで長身な大人の女性としてアレンジしている。
太平洋戦争開戦前に英国を訪れた際に揶揄された「飢えた狼の様」と言う評価を、当時の日本海軍が解釈したのと同じく褒め言葉として捉えており、自身の精悍なボディを自慢している。ちなみに、「それは色気が無いという嫌味ではないか」という指摘は認めたがらない。
性格
「出撃よ!戦場が、勝利が私を呼んでいるわ!」
「素晴らしいわ!みなぎってきたわ…ねえ!試し撃ちしてもいいかしら!?」
彼女の特徴は、とにかく「勝利」を求める熱血さを前面に押し出していること。要するに、勝利や戦闘に飢えたザ・戦闘狂。
この好戦的な性格は、史実において艤装を外され輸送艦として使われた事が起因していると思われる(同ゲームの他の艦娘についても、史実であまり活躍できなかったキャラクターは好戦的、または活発な性格になる傾向がある)。
その為か、お触りしようとすると「さ、触らないでください! 装備品は、自分で手入れしてますから」と警戒される。しかしその反面、戦闘で活躍させてくれる提督には親しく接してくれる。
ちなみに、勝利を求める理由は轟沈時に聞くことが可能。しかし、その時には既に彼女は永遠に戻らない海の底へ沈むことになる為、どうか軽い気持ちで試そうとはしないで欲しい。
そんな彼女だが、小破すると「んにゃ!?んにゃー!!」と、何故か急に猫っぽくなる。この事に戸惑う提督もいればギャップ萌えと感じる提督もいる模様。
なお、妙高を「妙高姉さん」と呼んで彼女の強さを目標とするほど慕っている一方で、彼女の長いお説教は恐れている様子。
追加ボイスについて
2014/4/23のアップデートで補給・放置・時報・ケッコン後母港のボイスが追加された。
やはりというか時報においても「勝利」にこだわり続けている。朝も夜も、寝ている時も、食事でも。
夕食時になるとお手製のカレーを作ってくれるが、彼女の作るカレーは”カツ”カレーであるのだが、どうやらカツが山盛りになっているらしく、食べた者はみな胸焼けしている。それを不思議がっているあたり、本人はそれだけの量を食べても何ともないのだろう。
実際、2周年記念ボイスにおいてもまったく懲りることなく大量のカツを揚げようとしている。
なお、朝食は間宮の「勝利定食」で昼食はカツサンド……徹底的にゲンを担いでいる。
また、夜には戦闘イメトレを欠かさないらしい事も判明している。
改二
2014年12月26日のアップデートにて、礼号作戦から70年目になることを記念して改二が実装された。詳細は、足柄改二にて参照するべし。
関わり深い艦
1944年12月にフィリピンのミンドロ島に上陸したアメリカ軍への攻撃作戦(礼号作戦)に参加し、24日、カムラン湾から出撃したことにちなむ。26日、B-25爆撃機の投下した500ポンド爆弾1発が命中(B-25が体当たりしたとも)するものの、火災が発生する。しかし、酸素魚雷に誘爆することなく消火に成功し、マンガリン湾に突入した。湾内の停泊した輸送船や上陸地点の物資集積所に向けて砲撃を開始すると、約20分間、砲撃を行った。12月28日にカムラン湾に帰投した。
二次創作を張りなさいな!撃て!撃てー!
二次創作では"飢えた狼"の二つ名と見た目、性格のせいで「切羽詰ったアラサー」のように連想されることが多いようだ。「妙齢型」とか「熟れた狼」などと言ってはいけない。
出撃時の台詞や装備を換装した時などの台詞が他の妙高型3人と異なり気合が少々入り過ぎている、というか若干声が震えているような具合に聞こえてしまうことがある。その挙句、部屋に酒瓶転がってそうとか、ババァ無理すんな的なコスプレなどネタ度も加速しつつある。
足柄の名誉のために言っておくが、公式での設定は上記項目の通りであり、アップデートでの追加ボイスでも徹底して勝利へのこだわりを見せるのみ。婚活に必死etcのキャラはあくまで二次設定でしかなく、恋愛にガッつくタイプでは全く無い。
戦闘に飢えているのは一切否定できないが。
因みに建造順でいうと青葉型、古鷹型が妙高型よりも先に生まれている。
また、二つ名である「餓えた狼」から、サウスタウンの狼の様になってる足柄も数点確認出来る。
ま、この台詞に限って言えば戦艦同士の殴り合いをやった姐御の方が似合っているのだが。
※二次設定の使用の注意※
アニメでは完全に餓婚者扱い。
第2話では如月に合コンに失敗したことをバラされ、彼女をチョーク投げで制裁。しかもこれがまた強烈で、こめかみに直撃を受けた如月は「くらった拍子に転倒」などというレベルではなく明らかにそれ以上の衝撃を受けて吹っ飛ばされている(ただひっくり返ったにしては倒れる軌道が後ろに長く、倒れるスピードも明らかに速かった)。
更に第6話において開催された鎮守府カレー大会では「料理の出来る女」という実績を得るべく羽黒を連れてガチ参戦。自ら「背負っているものの重さが違う」「もうね・・・後が無いのっ」と言い出し周囲をドン引きさせ、羽黒にも「もうやけ酒に沈む姉さんを見たくない」ともらい泣きされる始末。大人げない態度を取るが、甘口好きの長門が審査員だったお陰で敗北し、大号泣する。
しかし、アニメ版は足柄以外の多くのキャラクターにも二次設定を適用している。また、公式のメディアミックス作品はアニメ以外にもゲームを基にした小説・漫画・アンソロジーなどを展開しており、それぞれが独立した世界観や設定を有している為、明確な公式設定と呼べるものはあってないような物である。
故にアニメ版『艦これ』は、原作であるゲームを元にした二次創作の一つとも言える。
二次設定を個人で楽しむ分には充分だが、原作には一切含まれていない筈の二次創作設定を不快に思うファンも少なくない為、安易に二次創作の設定を他者に押し付けるような事は慎むべきである。
逆にいくら二次創作設定を不快に思ったからと言って、その作者に対して荒らし行為を行うのも控えるべきである。
史実は伊達じゃないのよ!
日本海軍歴戦の武勲鑑。南方戦線から南西沖戦線まで東奔西走して数々の戦いに参加し、高角砲にて潜水艦を撃沈すると言う荒業も成し遂げている。どんな芸やねん。
詳細については足柄の記事を参照のこと。
2代目は海自最新鋭イージス艦なのよ?
また、足柄の名は現在海上自衛隊のあたご型イージス護衛艦2番艦「あしがら」に受け継がれており、2008年3月に竣工した同艦は2014年11月末日時点でイージス艦全6隻の最新鋭である。現在、佐世保基地を定係港にしており、チームメイトとしてむらさめ型2番艦の「はるさめ」がいる。その他詳細は「あしがら」の記事を参照のこと。
その他
みょうこう:初代足柄と同型の妙高の名を受け継いだ、こんごう型護衛艦(イージス艦)の3番艦。本艦は2代目だが、同じく当代が2代目の「あしがら」とは姉妹関係は完全に失われている。同様のケースに、それぞれ高雄型重巡洋艦の鳥海(2代目)・愛宕(2代目)の名を受け継いだ、こんごう型4番艦「ちょうかい」(3代目)、あたご型1番艦「あたご」(3代目)がある。
おおよど:礼号作戦での同僚・大淀の名を受け継いだ、あぶくま型沿岸護衛艦の3番艦で、本艦も2代目。「あしがら」とは2008年から3年間、同じ佐世保基地における先輩後輩の間柄になっていた。現在の定係港は大湊基地。
さぁ、関連イラストよ。全艦突撃!
関連タグが入ったわ。何かしら。
妙高型 妙高(艦隊これくしょん) 那智(艦隊これくしょん) 羽黒(艦隊これくしょん)
春雨(艦隊これくしょん):春雨が戦没したのは足柄が戦没した前年(1944年)の同じ6月8日である。なお、当代の「はるさめ」は4代目。