基礎データ
他言語版の名称
英語 | Clawitzer |
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イタリア語 | Clawitzer |
スペイン語 | Clawitzer |
フランス語 | Gamblast |
ドイツ語 | Wummer |
進化
ウデッポウ → ブロスター(Lv37)
概要
ウデッポウの進化系。進化したことで水鉄砲を発射できる右腕のハサミが本体よりはるかに巨大になり、おまけにハサミの方に触角が生えているため、最早ハサミが本体じゃないのかと思えるいでたちになっている。名前の由来は「ロブスター」と「ブラスト」を掛けたものと思われる。
図鑑の説明によると、ハサミから発射される水鉄砲の威力はタンカーの船体に穴を開けてしまうほどにパワーアップしており、ハサミの後ろから水を噴き出す推進力で60ノットの速さで海中を進むという。
後部に噴射口を持つハサミ状の火器、という特徴は某ガンダムの主武装(これとかあれ)に似ていなくもない。
色違いはウデッポウと同様真っ赤な体色で、どう見ても伊勢エビ。
なんとなくおめでたい感じがある。
ゲームでの性能
能力は典型的な特殊型の重火力アタッカー。
伝説とメガシンカを除く水タイプでは、往年のトップだったオムスターを抜いてトップクラスの特攻を持っている。
特性メガランチャーによりはどう系のわざの威力が1.5倍になるため、メインウェポンの「みずのはどう」は威力90となり、数値上「なみのり」と同等の威力で放てる。ただし前者は混乱つき単体攻撃で後者は複数通常攻撃である為、相違点は多い。シングルバトルであれば迷わず前者を選択しよう。
他にも「あくのはどう」「りゅうのはどう」「はどうだん」といったはどう系のわざを思い出すことができ、メガランチャーの特性を遺憾なく発揮できる。…正直某波導の勇者以上にはどうを使いこなしている気が…。
一応タマゴ技で習得できる「なかまづくり」を使ってあげれば彼の特性をメガランチャーに変えてあげることができる。
このように高い特攻を活かした戦法が中心となるが、残念なことに「ハイドロポンプ」を覚えられないため、一致技の威力だとオムスター等の他の水ポケモンに劣ってしまうのが悔やまれる。
第7世代ではアシレーヌに特攻トップを譲った(あちらはハイドロポンプを覚える)。
同じタイプ・特性のメガカメックスと比べると純粋な能力自体は劣るが、道具に制約がないので「とつげきチョッキ」で耐久を上げたり、「こだわりメガネ」などで威力の底上げを狙うといいだろう。
差別点として「ヘドロばくだん」や「ヘドロウェーブ」を覚えさせればマリルリでも止まらないという利点がある。
マリルリは波動系の技を全て半減以下で受けられる為、それらの技のみで技構成を固めていると勝ち目がない強敵。特性の恩恵は受けられないが、毒タイプの技を持たせておけば一矢報いる事ができるだろう。
「クラブハンマー」「つるぎのまい」といった強力な物理系の技も覚えるが、レパートリーが少ない上に攻撃はさほど高くはなく、せっかくの特性もムダになってしまう。
素直に他の甲殻類系ポケモン(キングラー、シザリガー)を使ってあげよう。
タスキ潰しになる「アクアジェット」はあると便利だが、技スペース的に厳しいか。
育成面ではカメックスへ「りゅうのはどう」「はどうだん」を揃って遺伝させることができる。
アニメでのブロスター
Z編26話の3本勝負の2番手で登場し、サトシのオンバーンとルチャブルにそれぞれ効果抜群の「りゅうのはどう」と「れいとうビーム」で勝利するが、ゲッコウガには負けてしまった。
初登場でサトシのポケモンを2体倒すなど高い実力を持っているので、カロスリーグでの活躍が期待される。
そしてその期待通り、カロスリーグのサトシ戦で2番手として登場。ファイアローやピカチュウと戦った。
サトシのバトルスタイルを参考にしたらしく、低い素早さを「アクアジェット」でカバーすることでファイアローのスピードに食らいつき、「アクアジェット」でファイアローに勝利。続くピカチュウ戦でも「アクアジェット」で機動力を上げつつ「れいとうビーム」や「りゅうのはどう」で互角に戦ったが、ピカチュウの「アイアンテール」をハサミで挟んで止めた後、挟んだ状態のまま「みずのはどう」を繰り出そうとするも、逆にピカチュウが「エレキボール」を炸裂させてきたことで拘束を解いてしまい、そのまま追撃の「10まんボルト」を食らって敗北した。
カロスリーグ準決勝時点での使用技は「アクアジェット」、「れいとうビーム」、「りゅうのはどう」、「みずのはどう」。
主な使用トレーナー
・ズミ
・ショータ(トレーナー)(アニメ)
関連イラスト
関連タグ
甲殻類系ポケモン仲間