「これと?よしよし。お前で我慢しよう」
データ
身長 | 51m |
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体重 | 3万t |
別名 | 泥棒怪獣、宇宙野人 |
出身地 | ドロボン星 |
CV:渡部猛
概要
第52話「ウルトラの命を盗め!」に登場。
ドロボン星の宇宙戦闘員で、星間戦争を有利に進める為ウルトラマンタロウを配下にする。もしくはウルトラマンの力を手に入れるべく、地球にやってきた。
手には赤外線宇宙カンデラと2千tの重さを持つ金棒を持ち、金棒からは光線を放つ。口からは火炎を吐き、胸にはカラータイマーをはめ込むためのくぼみがある。
宇宙でウルトラマンジャックと戦い、ダメージを与えた後、地球に侵入。
タロウとの戦いでは、ZATの二谷副隊長が乗っているスーパースワローをカンデラ内に閉じ込めて、人質にしたことで優位に立つが、タロウに撤退されてしまう。
自分を追ってきたジャックの取引に応じて、二谷を解放する代わりに、ジャックのカラータイマーを奪い、ペシャンコにしてしまった。
これが『トリビアの泉』等でも紹介されたペシャンコにされたウルトラマンジャックである。
カラータイマーを身に付けたことで、星間戦争に戻ろうとするが(飛び立つ際に「シュワッチ」と言っている)、タロウに阻まれる。ウルトラの力でパワーアップした上、ジャックのカラータイマーを攻撃できないタロウを圧倒し、彼のカラータイマーも奪おうとする。
しかし、カラータイマーを装着したことで「地球上では3分しか戦えない」といった弱点まで身に着けてしまったため、カラータイマーが点滅してしまい、エネルギー不足に陥ってしまった所をタロウに逆転されてしまう。全ては、ジャックの捨て身の作戦であり、カラータイマーを奪い返された後、ケジメの決意をした二谷が操縦するスカイホエールからの攻撃を受けて爆死した。
ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
タイのロケット基地に出現した地底怪獣たちの一体として登場(設定上は宇宙人だがタイラントとかも混ざっていたので気にしてはいけない)。口から白い煙を吐きつけ相手を苦しめる新技を有する。
怪獣帝王ゴモラの指揮のもと、ハヌマーンをこれでもかと痛めつけたが、駆け付けたウルトラ兄弟たちに阻まれ、ここぞとばかりに躍起になったウルトラマンジャックにボッコボコに叩きのめされ、ゴモラの念力から解放されたハヌマーンにプロレス技の限りを尽くされる。その後、基地の爆発に伴い兄弟たちとはぐれてしまった初代ウルトラマンに暴行を加えるも、アストロモンスとダストパンを片付けたハヌマーンにより胸にサイを打ち込まれてガスを垂れ流しながらのたうち回った挙句、最期はハヌマーンと初代ウルトラマンによって頭と腕の皮をはがされて骨丸出しにされ、ハヌマーンのハリケーンガンで「骸骨にしてやるぞ!」と言わんばかりに全身の皮を吹き飛ばされ白骨化し死亡した。
鳴き声は日本版ではシーゴラス、タイ版ではギャオスの鳴き声の流用。また、金棒を持っておらず、胸のくぼみも消えている。
ちなみに、ハヌマーンと同化している少年・コチャンは悪辣な強盗(仏像泥棒)に銃殺されており、ハヌマーンは巨大化してこの罰当たりどもをぶち殺していたのだが、ドロボンに対する仕打ちに関しては特に因果関係はない。
余談
ドロボンがジャックからカラータイマーを奪う際のBGMは『シルバー仮面』からの流用。また、本編第47話でも流用されている。
郷が光太郎に宇宙戦争の事を話す映像は、『ウルトラセブン』第13話からの流用。
『ウルトラマンメビウス外伝超銀河大戦』ではアルファケンタウリ第9惑星に大群で出現し、初代ウルトラマンと因縁の相手・ジャックの二人と戦った。
『ウルトラマン超闘士激伝』でもタイラント軍団の一匹として第3回銀河最強武闘会に乗り込み、4体がかりでウルトラマンパワードを襲おうとしたが、一瞬で返り討ちにされる。
全くの余談であるが、ウルトラ6兄弟が登場するRPG『スーパーヒーロー作戦』でも、ラスボスがウルトラマンの力を欲しがり、カラータイマーを奪おうとしていた。やはりそれだけ強大な力があるということなのだろう。
ドロボンを演じた渡部猛はモチロン、ベロン、次回作『ウルトラマンレオ』のキララを演じているが、他の3体は倒されず生き残っている。
この回のみ何故かジャックの腕が赤い。
関連タグ
ウルトラマンタロウ ウルトラマンジャック ウルトラ怪獣 泥棒
メガヘクス・・・・こちらも同様、強化する道具を手に入れたものの、弱点も身に着けたために敗北した。