概要
切り札として育てていた魔獣セミマルをグレートイカロスに倒され、戦力の増強が必要と考えた次元戦団バイラムの幹部・マリアは、次元虫に地球上の全生物の遺伝子を組み込んで、バイオ次元虫へと強化させた。このバイオ次元虫の寄生によって誕生するのがバイオ次元獣である。
物体に取り付いて誕生する点や、瀕死状態になると再生及び巨大化する点は、次元獣と変わらないが、細胞に2つの核を持つ点が異なる。
またこの遺伝子合成により、バイオ次元虫は次元虫とは異なり子孫を残せない一代限りの生物となってしまった。
放送当時、雑誌『B-CLUB』に載った裏設定によれば、最後はバイオ次元虫が底を突いてしまった為、バイラムは異次元生命体メタモルを繰り出して来たという。
なお次元獣とは違い、殆どの個体は人語を喋らず、兵器(マシン)のような存在になっている。
↑ラディゲが生み出した初のバイオ次元獣、ヨロイスネーク
バイオ次元獣一覧
名前 | 器物 | 生物 | 製作者 | CV | 登場話 |
---|---|---|---|---|---|
ライトアルマジロ | 照明灯 | アルマジロ | マリア | - | 25話 |
ジクウマンモス | 時計 | マンモス | グレイ | 神山卓三 | 26話 |
ヨロイスネーク | 鎧兜 | 蛇 | ラディゲ | - | 29話 |
粘着ゴキブリ | 害虫駆除グッズ&接着剤 | ゴキブリ | マリア | 桑原たけし | 33話 |
毒ガスネズミ | 工場廃液 | ネズミ | ラディゲ | - | 35話 |
アリバズーカ | バズーカ砲 | 蟻 | トラン | 西尾徳 | 36話 |
ギョライピラニア | 魚雷 | ピラニア | ラディゲ | - | 37話 |
レーザートカゲ | レーザー砲 | トカゲ | マリア | 西尾徳 | 38話 |
ハンマーカメレオン | ハンマー | カメレオン | トランザ | - | 38話 |
スナイパーキャット | ライフル | 猫 | グレイ | 岸野一彦 | 39話 |
隕石ベム | 反バードニウム鉱石を含んだ隕石 | B.E.M(未確認生命体) | ラディゲ・マリア・グレイ | - | 40話,41話 |
ヒルドリル | ドリル | 蛭 | ラディゲ | - | 43話 |
ギロチンコウモリ | ギロチン | コウモリ | 不明 | 西尾徳 | CD |
※ギロチンコウモリは、ドラマCD『鳥人戦隊ジェットマン スーパーアクションサウンド』に登場するオリジナルのバイオ次元獣である。
また第34話に登場したジゴクメデューサはバイオ次元獣ではない。放送終了後に発売されたビデオ『戦隊大図鑑Vol.2』においても「異次元生物ジゴクメデューサ」と呼称されている。
第46話に登場するトマト大王もバイオ次元獣ではない。こちらはビデオではバイオ次元獣の後で紹介され、紛らわしい。
関連タグ
同じく、生物+器物の怪人
・メカシンカ (有尾人一族ジャシンカ帝国所属)『科学戦隊ダイナマン』
※ただし、バイオ次元獣とは逆で、生物がベースになっており、そこに器物の要素を加えたものとなっている。
銀河闘士&合身銀河闘士→次元獣&バイオ次元獣→ドーラモンスター
ハエモズー:前述の粘着ゴキブリと同様、人間に報復するかのような能力を持つ害虫の怪人。但し、怨念を背負っているという説明はない。
リブギゴ(Dr.スランプ):粘着ゴキブリとモチーフ元が似ている(武器の名前も「キンチョールハイパーバズーカ」)。違いは接着剤をモチーフ元にしていないことと、完全なロボットであること。