基礎データ
進化
ミミロル → ミミロップ(十分なついた状態でレベルアップ)
メガシンカ
ミミロップ⇔メガミミロップ
概要
初登場は『ダイヤモンド・パール(DP)』。
ミミロルの進化形。ミミロル同様ウサギをモチーフとしたポケモン。
とくせいは「メロメロボディ」、「ぶきよう」、隠れとくせいは「じゅうなん」。
進化前のミミロルの特性が「にげあし」ならばとくせいは「メロメロボディ」になる。
名前の由来は垂れ下がった耳が特徴のウサギの品種「ロップイヤー」から。
容姿
2頭身のかわいらしいミミロルから一転し人間に似た体型、それもグラマラスで女性的なものに変化した。特に脚線美はブラウンの体毛に混じるクリーム色の毛並みが、褐色肌に白いニーソックスやブーツを履いているように見えてセクシー。ポケモン界のバニーガールと言えよう。
ちなみに♂・♀の比率は同程度。野生で出現しない。
耳は更に長く大きくなり、ミミロップはいつも手入れを欠かさず、脚部は発達し、軽やかに飛び跳ねて走る。警戒心が強く、危険を感じ取ると耳で体を覆う。体から生えた毛はとても暖かく、年に2回ほど抜けるので、それを加工したマフラーなどの防寒着は柔らかくて上質なのだと言う。
なおミミロップの目だが、pixivなどの二次創作では黒白目のように描かれることが多いものの、実際は目元の黒い部分は模様であり、ミミロルと同じくつぶらな瞳なのである。
これは特にポケパルレで撫でであげるときにわかりやすく、さらに喜ぶ箇所である首もとを撫でてあげると、「>ヮ<」のような表情を表してとても可愛らしい。だが♂もいる。(大事なことなので2回言いました)
ミミロルを十分懐かせてからレベルアップでミミロップに進化するが、野生のミミロルから進化させようとすると捕まえた時点で伝説ポケモン並みの最悪のなつき度のため要注意。
タマゴから生まれた個体なら少し楽が出来るが、野生の個体なら他人が親の個体を育てると良い。
第5世代までは一度通信交換(それだけで一気に上がる)して、戻すとなつき度が一定値にリセットされるため、多少はやりやすかったが、第6世代から一度交換して戻してもなつき度が変化しなくなった。
その代わりタマゴでボール遺伝が使えるようになったため、♀親をゴージャスボールで捕獲し、タマゴを生ませてLv.8まで育てれば楽に進化させられる。
性能
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
65 | 76 | 84 | 54 | 96 | 105 |
「とくぼう」と「すばやさ」が高く、「HP」と「とくこう」が低い傾向にあり、進化前のミミロルが「やつあたり」を自力で覚えたのに対し、こちらは自力で「おんがえし」を覚えるようになった。
この他攻撃技は「とびひざげり」、「とびはねる」、3色パンチなどを揃えられるも、「こうげき」はそこまで高くなく、積極的に攻撃するのはあまり得意ではない…とある戦法を除いて。
どちらかといえば補助メインで、補助技は「あまえる」「アンコール」「すりかえ」「マジックコート」「でんじは」「いやしのねがい」「なかまづくり」「コスモパワー」「バトンタッチ」等々優秀なものが揃っており、「コスモパワー」を「バトンタッチ」できるポケモンの中では最速で、更に「アンコール」まであるので非常にテクニカルに動ける。
また、「ミラーコート」や「がむしゃら」も覚えられるので2体ほど一気に持って行くこともできる。
特性「メロメロボディ」はイメージに一番合うが、耐久は並程度なのであまり推奨されず、特性「ぶきよう」は一見外れに見えるが、実はこの特性がメインの1つ。
マイナスアイテムやこだわり系アイテムの影響を受けず、それを「すりかえ」で相手に押し付けたり、「なかまづくり」でアイテムを無効化したりできる。
隠れ特性はまひ状態にならない「じゅうなん」。上記「バトンタッチ」など、道具を普通に使いたい場合はこちらの特性が適任。
ORASでは、なんとメガシンカすることが判明した。
ポケダンでのミミロップ
「探検隊」シリーズにて強く、かしこく、美しくがモットーの「チャームズ」のリーダーとして登場し、残りの2匹はチャーレムとサーナイト。活躍などは「チャームズ」の項を参照されたし。
ちなみに3匹とも♀なのでご安心を。
ポケモンGOでのミミロップ
2018年10月17日に第4世代第1弾として実装された。
天候ブーストでもなければ進化前のミミロルが出現しにくいため、レア度は少々高め。
ただし最終形態にしては珍しく野生で出現することがある。
メガシンカでもしなければ攻撃的ではないため、性能としてはあまり期待できない。
とはいえ容姿は目を引くようで、初めてミミロップを知った人がその容姿に度肝を抜かれたという。
アニメでのミミロップ
DP86話でアイドルポケモンスタイリストのパリスの手持ちポケモンとして初登場し、その後ナオシの手持ちとして、シンオウグランドフェスティバル・セミファイナルでも登場した。
コロトックとのダブルパフォーマンスでナオシお得意の「音楽」で舞う踊り子と言う演技を披露、かと思えばジム戦での経験を活かした力強さも発揮し、ノゾミのリーフィア・ムウマージと激戦を繰り広げる。
BW編ではED「みてみて☆こっちっち」でのみ登場し、SM編ではミミッキュによってニャースが昏睡状態になった時に、幻覚としてサーナイトやグレイシアと共に登場した。チョイスが公式が病気である。
Pixivでのミミロップ
サーナイトと並んで紳士向けイラストが多く、Pixivでのミミロップ関連の作品はおおむね、
- ゲームやアニメそのままのちんまい姿
- 手足が長く等身の高いウサギ獣人
- 人間少女化したイラスト
の3系統が交わることなく仲良く共存している。
なお、稀に(好みの)議論の的になるが、オリジナルのミミロップは獣人の四肢というよりはオモチャかロボットのようなこの子どうやって動いてんの的な接続理屈の部品で表現されている。
ふつうの獣人のような靭やかなひと続きの手足腰で描かれたミミロップはオリジナルとはかなり遠いのだということは認識してはおきたい。
ミクロップ
ニコニコ動画内では、ミミロップの長い耳が、ツインテールの髪で膝下まで長い「初音ミク」を思わせることから、ミミロップと初音ミクの名前をあわせて「ミクロップ」と呼ばれており、ミミロップのフィギュア(モンコレ)をミクカラーにしたり、ミクカラーのミミロップを3D化させ、「みくみくにしてあげる♪」の曲に合わせて踊っている。
参考動画→【ポケモン】 みくみくにしてあげる♪ で ミミロップにしてあげる♪
もし、ミクロップ+ロイツマの組み合わせだったら、ネギの代わりに人参を持って振るかもしれない。
のちに、ピクシブ界では新たなるボカロポケモンが誕生した。