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クリスタリア宝路の編集履歴

2020-10-16 03:39:33 バージョン

クリスタリア宝路

くりすたりあたかみち

特撮番組『魔進戦隊キラメイジャー』に登場するキャラクター。

「地球の平和の為にワンダー極まりない力と技を見せつける男。その名も…クリスタリア宝路」


演:庄司浩平


概要

キラメイシルバーの変身者である男性。

頭に装着したゴーグルがトレードマーク。

名前の読み方は「ほうじ」ではなく「たかみち」。(「たからみち」ではない)

なんにでも「ワンダー」を付けて話し、とあるお宝を求めてひた走る豪快な性格。ただ、お宝探しに夢中になり過ぎる余り、周囲への配慮が散漫になるのが玉に瑕。何かと宝探しを優先しようとする姿勢があり、戦いの場においても単独行動を取る事が多い。このような行動と結論を急ぎ優先する性格の為に協調性は低く、自分から仲間や家族に寄っていくことはは苦手である。

キラメイジャー達を「後輩諸君」と呼んでおり、物語開始以前の頃からキラメイシルバーとして活動していた。


その体格からは想像がつかないが実は怪力の持ち主であり、その力は怪我をした小夜を軽々と背負える程。

戦闘でもそれを遺憾なく発揮し、インセキ邪面の配下のベチャットが操縦する重機に挟まれそうになるのを両足で受け止めたり、シャイニーブレイカーで掴んだインセキ邪面を振り回したりしている。


正体

その正体はクリスタリア人で、マブシーナ(義理の)兄

オラディン王の息子かつガルザの甥でクリスタリアの王子であった。

この為、キラメイストーン達には「宝路様」と呼ばれている。


しかし、容姿が地球人そのものである事からも判るように、オラディンの実子ではなく養子

再会した直後には、義理の妹のマブシーナからは「お宝探しに現を抜かしてその場にいなかったせいで、クリスタリアがヨドンヘイムの手に落ちてしまった」と強く拒絶されてしまっている。

まぁ事情があるにしても、知らない側からすれば家族が大変な事になった中、何も変わらない態度で女性にママリナフニフニをしたりさせたりしてたら、真面目な人間は怒るのが普通かもしれないが(実際にメンバーからも「チャラい」と言われている)。


元々、オラディン王が地球に眠るパワーの籠った石を調査に訪れた際、オラディン王の知り合いとなった地球人の父親と共に、オラディン王の石の調査を手伝っていたが、調査中に発見したモンストーンに襲われてしまい、その治療の為にクリスタリアへと運ばれた。その際に体内にキラメイストーンを埋め込まれる事になる。

これにより実年齢より老けにくい体質になり、クリスタリアへ移住するに致った。また、埋め込まれた影響でテレパシーを使う事も出来る様になった。


それらの事実が明らかになった際に、博多南無鈴の2歳上の実兄である事も判明。その際に、弟から「にいに」と呼ばれ、「兄貴」と呼ぶよう窘めている(その後も無鈴はにいに呼びを続けている)。つまり養子に行く以前のフルネーム(旧姓)は「博多南宝路」となる。

養子になったのは無鈴が15歳の時であり、それから30年間に渡って無鈴とは少なくとも直接的には会う事はなかったらしく、久しぶりに会った際には弟に向けて「年を取ったな」と声をかけていた。

これらの事実から、少なくとも実年齢47歳と推察され、昭和の男ならではの証として、ドリフ有名な〆の挨拶を披露した。


「じゃあ風邪引くなよ! お風呂入れよ! 頭洗えよ! 宿題しろよ! また来週!!」


一方、ガルザとは義理の叔父と甥と言う関係以上に深い因縁があるらしく、「お宝探しを手伝ってやろうか」と軽口を叩いた挙句、「ヨドンヘイムはいいぞ」と、裏切りを唆すような言葉をかけて立ち去っていた。

そんなガルザに対して、宝路の方は彼を「裏切り者」と呼んでおり、明確にガルザに対して敵意を抱いている。


実は、スタンドプレーに走るのはクリスタリアに居た頃、当のガルザから「お前は1人で何でもできる。そのままで居た方がお前は輝く」と諭されたのが原因。

実際に宝路は1人で何でもやってのけるだけの能力を持っていた為、生来のマイペースと合わせてひたすら己の目的たる「宝探し」に邁進していた。


普段の態度だけ見ると軽薄で少々いい加減な男に見えるが、本来は至って誠実かつ義理堅く、なんだかんだでキラメイジャーの窮地を救ったり、邪面師に襲われている民間人を積極的に助けたりと、困っている人間は放っておけない正義感の篤い好漢である。

特にマブシーナのことは本当の妹のように可愛がっており、そもそも「宝探し」に執着しているのも『かつて淀みの海の魔女ことヌマージョによってオラディンの妻子に掛けられた”やがて死に至るという闇の呪い”を解くために必要なカナエマストーンと呼ばれる特別な鉱石を見つけて手に入れるため』でだったりと、根はどこまでも家族思いの優しい人間であることが窺える(むしろマブシーナのことを第一に考えている節すらある)。


お菓子のマシュマロが苦手という妙な弱点があり、それも味が苦手で食べれないとかそういうものではなく、そのマシュマロを模した邪面を被ったマシュマロ邪面と対峙した際には硬直してしばらく動けなくなってしまうほどの強い苦手意識を持っている。

その訳は無鈴の口から兄が高校生の頃、同級生だった池松秋保からチョコを貰い、お返しにマシュマロが欲しいと言い出され、クラスメイトからそれをからかわれた際に照れ隠しでひどい事を言ってしまい、しかも秋保にそれを聞かれた末にフラれ、更に謝ろうとしていた矢先にモンストーンに襲われるという出来事があり、結局は謝ることができなかった過去からそれ以後マシュマロがトラウマになってしまったのだという。後に瀬奈の支援もあって秋保との蟠りも、マシュマロのトラウマも解消された。


関連人物

一言で言って後輩達で、当初は共に戦う事を拒んでいたが充瑠との触れ合いの中で考えを改め、共に戦う仲間となった。チーム内では唯一の昭和生まれの為にジェネレーションギャップが多分にある物の、宝路自身は対等に接している。


外見的に親子程歳が離れているがこちらは弟で、宝路の事は「にぃに」と呼ぶ。


クリスタリアの可愛い義妹。初登場時は擦れ違いから関係に溝が出来ていたが、ヌマージョの呪いの真実が明らかになると同時にその解呪に成功してからはそれも解消された。


クリスタリアの叔父。闇堕ちを仄めかす言葉を投げ掛け、実際にその通りの事態に陥った物の、充瑠の必死の活躍によってその呪縛から解放されてからは、改めて敵として認識された。


余談

演者の庄司氏は実際に昭和歌謡曲を聞くことを趣味としている。


エピソード16の回想で着ていた制服は、『高速戦隊ターボレンジャー』に登場する武蔵野学園高等学校の制服と同じ。ちなみに黒板の日直の苗字が山形と朝倉。


養子になった15歳とは、誕生月次第で高校一年生として在籍できる。しかし、彼が重傷を負った年は西暦1990年、宝路の高校が武蔵野学園であった場合、90年の3月に卒業してしまったターボレンジャー達とは、中学三年生の宝路が学校見学に訪れた際にニアミス、もしくは接触していた可能性がある。


関連項目

魔進戦隊キラメイジャー キラメイシルバー 追加戦士

クリスタリア(キラメイジャー)

怪力 冒険家 養子 アンチエイジング



ホージー:「宝路」の読み方が不明だった時期、1部からこう呼ばれることもあった。

ヘルズ3兄弟16年前の敵怪人の兄弟。こちらは男性陣は着ぐるみで女性陣が顔出しと真逆であり、当時と現在における配役の考えの違いを目の当たりに出来る。

VRVマスター…こちらも自身が不在の間に故郷を失った経緯があるが、息子と顔が合わせづらかった彼とは対照的に、宝路は妹との感動的な再会を夢見ていた。

高丘映士…宝探しに関係、シルバーの戦士、半分人外、初期は仲間を否定的と共通点が多い。

深見ゴウ…後天的に歳を取らなくなっていた追加戦士の兄の先例。こちらはがまだ年下に見える程度に留まった。

陣マサト…同様に異世界へと行方をくらました当時と変わらない姿で地球に戻ってきた追加戦士。相棒ガルザと同じ声であり、その関係はある種対照的。

アスナ前作における怪力キャラクター。

ゲキ…養子の王子で血の繫がりのない妹(王女)と実の男兄弟がいる者同士。もっともゲキの場合、妹も兄も喪ってしまったのだが…

須塔大翔…こちらは弟ではなく持ちだが、呼ばれ方に妙な特徴のある兄の追加戦士同士。


不破諫平光ひなた…彼が登場した回の同日に放送されたニチアサにおいて、同じく家族について描かれた繋がり。この2人は宝路と違ってハートフルな家族模様だった。

天津垓30分前の作品に登場する外見と実年齢が乖離している人物。ちなみにこちらは銀だがあちらはである。加えて、1人で何事もこなす事に強いこだわりを持つ共通点もあったが、同じ週の放送でどちらも考えを改めた。

月影ゆり剣崎真琴氷川いおな:「一人で出来る事」の限界に気付いた者達。

天道総司:妹を救う為に戦う繋がり。


カナロ→クリスタリア宝路

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