概要
メインストーリー第2部『集結の百禍編』の第9章。
題名の「正機」は、浄土真宗の教義にある「悪人正機」(悪人こそが阿弥陀仏の本願)による救済の主正の根機である)の思想から来ていると思われる。
ストーリー
月咲がネオマギウスへ離反し、平日はプロミストブラッドが二木市へ戻っていることをひめなに伝える。アレクサンドラがいなくなったことで歯止めが利かなくなったひめなは、プロミストブラッドが神浜にいない隙をついて計画を実行に移すことを決意する。
まずは十七夜に明らかに罠だとわかるメールを送らせてみかづき荘メンバーを誘い出す。罠メールの裏を突いたつもりのやちよたちだったが、十七夜とみたまはさらにその裏を突いてやちよたちを足止めする。
燦たちは美雨の偽装能力を手に入れるべく彼女を拉致しようとするが、ななかたちの反撃にあって断念。代わりにみふゆをさらうことに成功する。
その間にひめなは時雨とはぐむに里見メディカルセンターまでみつねを迎えに行かせる。しかしみつねから計画の詳細を聞かされた2人はネオマギウスからの脱退を決意。みつねと3人で病院を抜け出し、別行動をしていたいろはたちに助けを求める。しかし異変に気付いた燦がみつねを奪い返し、電波望遠鏡まで連れていく。
みつねの改竄でセキュリティーを破り、固有能力でみふゆの能力を電波に合成したひめなは
電波を受けた人は食べたり飲んだりできなくなる幻惑をかけ、自分を頂点とするネオマギウスの魔法少女に神浜の人々が逆らえないようにするという悪魔の所業を実行してしまう。
一方で時女一族を足止めするために現れた静香だったが、ちはるがキモチの石を通じて互いの本心を伝えることに成功する。静香は霧峰村を発った時の誓いを思い出し、仲間を信じてネオマギウスから脱退する。
湯国市へ向かった午前0時のフォークロアは、那由他に湯国市で起きた悲劇や魔法少女の救済をあきらめるに至った経緯を告げる。
登場キャラクター
*ストーリーの主要部分に関わるキャラクターのみ記載
神浜マギアユニオン
環いろは 七海やちよ 梓みふゆ 由比鶴乃 二葉さな 深月フェリシア 十咎ももこ 水波レナ 秋野かえで 都ひなの 環うい 里見灯花 柊ねむ 万年桜のウワサ 御園かりん 天音月夜 小さいキュゥべえ
ネオマギウスへ離反 天音月咲
プロミストブラッド
時女一族
ネオマギウス
午前0時のフォークロア
氷室ラビ 栗栖アレクサンドラ 三浦旭 有愛うらら 里見那由他 里見太助
ピュエラケア
その他
各話リスト
メインストーリー「トワイライト・レムナント」
関連タグ
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第8章『夢のなごりに芽吹く花』/『最後の引き金』 | 第9章『光差す生機迷宮』 |