次狼「どうかな…。俺たちはバケモノだ。人間との約束など簡単に破るかもしれん。あるいは、お前のガキを食っちまうかもな」
概要
キバットバットⅢ世に使役される3体のモンスター達。普段はキャッスルドランに幽閉されているが、キバットの呼び出しによって城から彫像態で射出され、武器形態に変形して仮面ライダーキバをフォームチェンジさせる(紅渡に憑依する訳ではない)。TV版では終盤までフォームチェンジの時以外、渡とほとんど面識はなかった。劇場版及びネット版では既に親しい仲になっている。
次狼/ガルル
人間態はタキシードを着崩したワイルドな青年。真の姿は青い狼男。ウルフェン族最強の戦士にして最後の生き残りである。3人のリーダー格。ガルルセイバーに変形し、キバをガルルフォームに変身させる。
ラモン/バッシャー
人間態はセーラー服を着たあどけない少年。真の姿は緑色の魚人。マーマン族最後の生き残り。バッシャーマグナムに変形し、キバをバッシャーフォームに変身させる。
力/ドッガ
人間態は燕尾服を着た屈強な青年。真の姿は紫色のフランケンシュタインの怪物。フランケン族最後の生き残り。ドッガハンマーに変形し、キバをドッガフォームに変身させる。
客演
仮面ライダーディケイド
第4~5話の「キバの世界」編に登場。怪人態の姿でのみ登場し、演者も原典とは別人。
ライオンファンガイアやスワローテイルファンガイア、異世界からやって来た小野寺ユウスケと共に親衛隊を組織し、王子のワタルに仕えていた。こちらの世界ではアームズモンスターもファンガイア同様の扱いとなっているが、戦闘面でキバをサポートしている点は原典と同じ。
後にかつての王であるビートルファンガイアが帰還した事でそちらに付いたが、人間とファンガイアによる争いを起こそうとするビートルファンガイアの命令に反対した為、3体全てビートルファンガイアの体内に取り込まれてしまった。
なお、ビートルファンガイア死亡後の生死は不明。
劇場版 超・仮面ライダー電王&ディケイド NEOジェネレーションズ 鬼ヶ島の戦艦
こちらでは3人全員、人間態の姿かつ演者本人で登場。昭和のとある時代で次狼はウラタロス、力はキンタロス、ラモンはリュウタロスに憑依されており、一時は憑依が解けた事で大騒ぎになりかけたが、後にデンライナーの迎えがきた事で3人全員が解放された。
仮面ライダージオウ
第35~36話のキバ編にて3体揃って登場。ガルルこと次狼のみ本人出演。
北島祐子ことアナザーキバに使役されており、本家キバ同様に武器形態に変化して彼女に力を貸し与えていた。しかし、後に祐子のとある真相を突き止めたガルルが離反し、アナザーキバ撃破後はバッシャーとドッガも武器形態に戻ってしまった。
この3体が最終的にどうなったのかは不明。
ちなみに劇中での鳴き声は
ガルル「ガァルルルルルゥ……!」
ドッガ「ドッガァァァァァァ……!」
バッシャー「バッシャァ……」
……そんなポケモンみたいなキャラだったっけ?
関連タグ
北都三羽ガラス:同じく武田航平氏が演じるライダー変身者と行動を共にする怪人になる三人組。
アームズウェポン:フォームチェンジおよびアームズつながり。武器がフォームチェンジ前から存在するアームズモンスターはレアケースである。
次郎(トリコ):義理の三兄弟の次男で本名が二狼。
ノーブルレッド:別作品に登場する怪物モチーフの三人組。ただしこちらは敵。