竜脚類
りゅうきゃくるい
三畳紀から白亜紀末期まで世界中で栄えた植物食恐竜の一派。長い首、樽型の胴体、柱状の四肢を持つ。カミナリリュウ(雷竜)。
概要
恐竜の内、植物食で首と尾が長く、どっしりとした樽型の胴体を特徴とする。特筆して大きな体躯と重量に育つ動物群で、カミナリリュウ(雷竜)と邦訳される。本項では代表的な竜脚類について解説する。首長竜とは異なるので注意。
その巨体と長い首のお陰で、他の種ではまず届かない高木の葉を食したり、広い範囲の低所の草もより効率的に食べることができ、パワーも凄まじかった。また、天敵と戦う際は主に尻尾をムチのように振るっていた模様。なお、最近の研究では尻尾が特に長大な種類は、尻尾での攻撃の際、先端にソニックブームを発生させるほどの速度に(尻尾の先が)達したらしい。
ウルトラシリーズでは怪獣らしい姿なので沢山登場していそうだが、実際には長い首やスーツアクターの方の大変さもあって、実は数えられる程しか竜脚類スタイルの怪獣は作られていない。
主な竜脚類達
マメンチサウルス科
ティタノサウルス形類
ブラキオサウルス科
エウへロプス科
白亜紀前期の中国に棲息。全長12~18メートル
その他の基盤的ティタノサウルス形類