ジーランス
じーらんす
概要
名前の由来は、恐らく「爺+シーラカンス」で、その名の通りシーラカンスの姿をしたポケモン。
深海を調査中に偶然見つかった。海底を這い回ったり、歯のない口で微生物などを食べている。身体中が脂まみれなので海底の水圧にも耐える事ができる。また、1億年前から姿が全く変わっておらず、曰く生命体として完成されているからという超設定を持つ。
ちなみにジーランスという名前は発見者の名前を文字って付けられたというポケモン世界でも異色な名前の由来が判明しているポケモンでもある。実際のシーラカンスの原生属も生物学者の名前に由来している。
一応は古代生物モチーフで結構古い時代のポケモンなのだが、同じく古代種とされるマンムーやメガヤンマ、モジャンボ同様に化石として登場したことはない。
糸目でいわタイプな所がなんとなくタケシを彷彿させる。
そのためか、HGSSではタケシの手持ちに加わっている。
ジーランスのジーはガッツのG、グレートのGである、多分ね。
現在生き残っているシーラカンスは、普段は海底で逆立ちしており、近くを通った魚を捕食している。
現在発見されている種は深海産だが、過去栄えた時代では淡水或いは浅海に生息していたと思われる。
レジ系を目覚めさせるために必要なポケモンでもある。
ゲームにおける特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
100 | 90 | 130 | 45 | 65 | 55 |
ステータスは防御とHPが高め、攻撃力はそこそこといったところ。
初登場の「ルビー・サファイア」時はいわタイプの技の威力の低さやみずタイプ技が特殊扱いだった事から日の目を見なかったが、
「ダイヤモンド・パール」で威力150のもろはのずつきを習得、しかもいしあたまなら反動なしで撃てるようになり、強力な物理アタッカーと化した。
いわタイプで「もろはのずつき」と「いしあたま」持ちには他にもボスゴドラ、ガチゴラス、ウソッキーがいるが、複合タイプが違うためあまり気にしなくていいだろう。
同タイプの特性すいすいの物理アタッカーにはカブトプスがいるが、ジーランスは前述のもろはのずつきや、カブトプスは覚えないじしんも使えるなど扱い方はむしろいわタイプ寄りである。
また、すいすいで雨パに組んでも十分優秀だが、ジーランスの場合は雨パよりも砂パの方が活躍できる。
なぜなら、雨パで組むと前述のカブトプスに見劣りするのもあるが、HPが高く特防が低めというステータスの配分の関係上、すなあらしでイマイチだった特殊耐久も上昇し、伝説のポケモン級の特殊耐久にまで化ける為である。
体重が軽いおかげでくさむすびがあまり利かないのも大きい。
また、素早さは遅いものの準速でもロックカット一回で最速140族を抜く事が出来る。
剣盾では一度いなくなってしまったものの、DLC「冠の雪原」に於いて復帰。他の化石ポケモンが復帰したので、それに合わせたのだと思われる。
本作では高い防御と相性が良いボディプレスを習得した。
2017年12月に初実装されたものの、同期のコータスやトロピウス同様に日本では出現しない。
さらに言えばコータスとトロピウスは2022年に日本でも入手機会があり野生でも出現したものの、こちらに至っては何と2023年に初めて入手できる機会があったが、その手段は10kmタマゴからの孵化限定、つまり野生出現なしという有様だった。
このため多くのポケモンGOプレイヤーにとって最も入手困難なホウエン初出のポケモンと言える。
使用トレーナー
ゲーム版
漫画版
アニメ版
- AG2話:数秒だけ登場。
- AG94話
- 深海に住み滅多に姿を見る事が出来ないとされる珍しいポケモン。ワズワ島の深海にある海底洞窟の難破船を住処にして静かに暮らしていた。ロケット団により出口を塞がれてしまったサトシ達をもう一つある出口へと導き、サトシ達に協力してロケット団から奪われた宝箱を取り返した。なお、中身は大量の「みどりのかけら」である。
その他