「夏美、行きま~す!」
「コォラ、ボケガエル!!」
「む…また育ったか…」
CV:斎藤千和
概要
身長158cm、体重48kg。スリーサイズはB80・W56・H80(アニメでは不明扱い)。
パートナーはギロロ伍長。
ピンク色のツインテールが特徴。また、少し日焼けしたような肌の色をしている。
身体能力が高く、さらに学業も優秀でもあるという文武両道な性格である。ただし勉学に関しては、ケロロ達からの妨害もあり成績が下がったことがある。
一方で母や弟とは異なり、文化系は苦手である。絵はあまりうまくなく、ネーミングセンスも独特。芝居も下手で、素直な性格のためか思ったことがすぐ顔に出てしまい、じゃんけんも弱い。お化けや幽霊などの「オカルト」にも苦手意識を持っているが、本人は霊感体質で心霊現象にも頻繁に出くわしていたり、星占いや学校の七不思議など「一般人が信じている非科学的なもの」は信じている。
またナメクジなどの「ヌルヌルしたもの」も苦手である(そもそもケロロをはじめとしたケロン人を苦手としているのも、「カエルだから」という面がある)。
ラジオパーソナリティ623の熱狂的ファンで「623の俺ラジオ」のリスナー。その他にも、ダンス☆マンのファンでもある。
性格
明るく行動的な性格。クラスメイトにも基本的には友好的に接している。
しかし短気で、自分の事には割といい加減だったりするところもある。かなり自分勝手で暴力的な面もあり、よく弟にも辛辣な言葉を放っていたり、小隊隊員の中ではとくにケロロと張り合っている(動機はおそらく某漫画の某教師と同じで「秩序を守るためなら多少の憎まれ役を演じる覚悟も必要だから」と思われる。)。
一方で、かなりの寂しがり屋でもある。子供の頃は泣き虫で、秋の不在時には不安で泣いていた。また、ガルル小隊のテキパキとした行動による侵略や、ケロロ小隊の(実際にはエイプリルフールの嘘だったが)これまでとは違う本気の侵略には簡単に屈し諦めそうになるなど、冬樹に比べると挫折を知らない分精神的には打たれ弱い部分もある。
完璧主義なきらいがあり、他人に弱さを見せることを嫌がり無茶してしまうことも度々ある。
冬樹は夏美の脆さを理解しており、彼女が剛なら冬樹は柔といった感じで、さまざまな困難を乗り切っている。
またアニメ320話では、ケロロ小隊が用意したイケメン型アンドロイドに恋をしそうになる場面があり、イケメンであればどんなことをしても許されることが判明している。
戦闘力やその影響
小学生時代には「冬樹を助けるため」としてケンカに明け暮れていた影響でデビルサマーの二つ名で通っていた時期があったり、現在でも学校で部活の助っ人を頼まれることが多い。
また頑丈な扉を素手でこじ開けたり、ケロロと初めて会った日にケロロの仕掛けたブービートラップに引っかかって以来、トラップには気を付けるようになったのか、ネギ一本でギロロが日向家に仕掛けたブービートラップを軽々と回避したりするなど普通の女子中学生では考えられないくらいの戦闘能力を持っている。そのこともありケロン軍にとっては「地球最終防衛ライン」とされており、日向家を通じた侵略を目論むケロロ小隊にとっては最大の敵とされており、ギロロやガルルからは「地球の女戦士(ペコポンのおんなソルジャー)」とも呼ばれている(しかし本人は「戦士ではない」と否定している)。一方でケロン軍からは「相変わらず手強い」「軍会議の連中も怯えを隠せなかった」と称賛されている部分もあり、その戦闘力は相当高いことが窺える。
しかしアニメ第89話Aパートではギロロの闘争本能の塊であるギロッペに軽くいなされてやられそうになっていたり、アニメ第94話ではカララとタルル(原作ではカララとチロロ)に簡単にあしらわれていたり、原作227話では新ケロロが描いたオリキャラに襲撃された事もあったりしたため、必ずしも「地球人の中で最強」という訳ではない。因みに、現先では度々ドロロに助けられている事があり、描写からして明らかにドロロの方が夏美より強いはずなのだが、アニメでは何故かドロロよりも上であるかの様な描写がある。
その戦闘力を活かして戦うこともあり、ときにはスクール水着をモチーフとしたアーマードスーツを装着することもある。これは裸体に近づけたほうがパワーが出やすいとケロロ小隊が考えたためで、実際に薄着の方が機動性が上がるのは科学的に証明されている。
また、34話・103話などオトナノカイダンノボル銃で大人の姿になった際には、さすが親子と思うほど、秋と同じようにナイスバディに成長していた。戦闘力こそ変わっていないが、エピソード内ではギロロに助けられる場面が多い。
人物関係
先述の通り、基本的には友好的に接しており、ケロロとは張り合っている。
ケロロとやりあっているのは変わらずだが、彼との関係はケンカ友達という感じに変化してきている。
他の隊員に関しても(自身に惚れているギロロを含めて)最初は突き放した態度をとっていたが、ストーリーが進むにつれて少しずつ態度が軟化している(最も優位に見えるドロロとクルルも、それぞれ小隊で最も非の打ち所が無かったり、常に小雪の下で行動していたりするため、これと言った制裁を食らう事はあまりない)。
原作168話では、ケロロが自分と冬樹の発言で侵略を拒否するまでに落ち込んだ際、冬樹共々地球の平和そっちのけでケロロの機嫌を直そうとしていた。また、ガルル小隊に騙され、冬樹と共にケロロを疑ってしまい、そのケロロに助けられた時には二人揃ってケロロを疑った事を後悔していた。
恋愛面
ギロロ伍長に惚れられている他、 東谷小雪からも(友情の域を超えて)好かれているが、本人は鈍感で気づいていない。ただし他人の恋については敏感なようで、冬樹と桃華の仲を応援している場面も多々ある。
なお彼女自身は北城睦実(サブロー)のようなミステリアスなイケメンが好きであるため、先述の通り小雪には「普通の友達」として友好的に接しているほか、よく彼女をサポートしてくれるギロロのことも「パートナー」として気に入っているようである。
冬樹に比べ異性からの人気の描写は少ないが、むしろ小雪を始めとした同性から(憧れの的として)迫られることが多い。特にスポーツ万能なこともあってか後輩女子からは大人気であり、校内にファンクラブが存在するほか、毎年バレンタインデーになると各部活の女子生徒から大量のチョコレートを(冬樹を通じて)渡されている。本人は迷惑に思っているが、一部は「ガチ」であった。
またその身体能力の高さやクルルの行いもあって、一部の宇宙では「マニア」が存在する。
ゲーム作品での出演
基本的には攻撃サポートキャラとして登場することが多い。
ケロロ軍曹メロメロバトルロイヤル / メロメロバトルロイヤルZ
コマンド | ボタン | 技名 |
---|---|---|
必殺技1 | △+→ | 723シュート |
必殺技2 | △ | H・ES Ver.夏美 |
超必殺技 | R2 | デビルサマー |
元々運動能力が高いため、他のキャラよりもコンボがとても繋げやすい。ジャンプ回数もサブロー同様3回で、地球人の中では比較的強い性能となっている。超必殺技の「デビルサマー」は相手に攻撃を当てている最中は無敵状態になる。ただし一発目の攻撃を当てないと発動せず、そのまま終了となってしまう。また、続編である「メロバトZ」ではあのキャラが似たような技を使ったことにより、印象が薄れてしまった。
ゲーム版「超劇場版ケロロ軍曹3」
ゲーム作品では初めて地球人が正式な敵として登場する。
一部のステージで旗を取ると警報音とともに登場し、後ろからケロロ小隊の邪魔をしようとして突進してくる。攻撃は当てられず、攻撃しようとすると必ずガードをしてくるのでほぼ無敵状態と同じ(つまり、避けながらゴールを目指す)。
ケロロRPG 騎士と武者と伝説の海賊
ストーリー本編には登場しないが、プロローグとエピローグのみ登場。
ゲームから出てきたモンスターの後始末をさせられる。
そっくりさん
- お夏
「武者ケロ」に登場するそっくりさん。
- ナナミ
「ケロロパイレーツ」に登場するそっくりさん。
- サマー
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「ケロロRPG」に登場するそっくりさん。