「"日本の仮面ライダー"は、大したことねぇな!」
「貴様、頭いいんだな……!!」
データ
概要
バット型ロイミュード017が進化した上級ロイミュードの1体。
アメリカからやって来たロイミュードで、黒い帽子や茶色いマントを羽織っており、名前の通りウエスタンガンマン風の姿をしている。
鋭い眼光を放つ黒人のガンマンを人間態に持ち、その出で立ちや佇まいは何処となく裏社会の用心棒やアウトローを彷彿させる。
賑やかで口が達者な弟(スパイダー型ロイミュード018)と行動を共にしており、彼自身はクールな性格をしているが兄弟仲は良い様子。
能力
専用の黒い銃『エンペラ17』を駆使した銃撃戦を得意としており、正確無比な射撃の連射で敵を追い詰める。また、高威力のチャージショットも発射可能。
ただし無限に発射出来る訳ではなく、ある程度発射すると弾切れになるという欠点がある。
動向
何らかの目的で弟の018と共に日本に来日。「重加速伝達バンド」と呼ばれるバンドを売り捌き、人間に「重加速」の力を分け与えていた。その為、自分達の計画に利用していた顧客の1人である戸田川の犯行が特状課に嗅ぎ付けられた時は用心棒として彼を護るような行動を見せた。
アメリカから彼らを追いかけてやって来た詩島剛=仮面ライダーマッハと交戦。得意の射撃で撃ち抜こうとするも高速戦闘で対応することが出来ずに倒されるが、突如として現れたメディックによりコアを回収され、新たなバイラルコアを与えられ復活する。
復活後も018の進化の為に暗躍。再度マッハと交戦することになるも、スピーディーかつ変幻自在な戦法にまたしても翻弄されてしまい、018と共にコア諸とも破壊されたことで完全に撃破された。
再登場
2016年4月20日(水)より発売中の公式外伝小説『小説仮面ライダードライブ マッハサーガ』にて、アメリカで剛と初めて戦ったエピソードが描かれた。
それによると、アメリカの暗黒街で闇商人をしていた兄弟に目を付けたらしく018は弟のビーンを、自身は彼を護衛する兄のガフをコピーしていた。
当時の剛の親友イーサンを殺害しており、復讐に赴いた剛をも殺害しようとするが、
寸前でハーレー博士によって救出され取り逃がす。
剛が訓練を最後まで行わずに来日した理由の1つに彼らが渡日したことがある。
余談
演じるベルナール氏は、『仮面ライダーウィザード』でファントムの1体ケットシーを演じており、本作で2作目の怪人としての出演となった。ちなみにケットシーはマイペースで不真面目であったのに対しガンマンはクールなヒットマンと、前者とは対照的な性格のキャラクターを見事に演じている。ちなみに女性幹部との関係も対照的になっている。
また、弟であるロイミュード018(演:マービンJr.)はクラッシュ(演:HIRO)に続い2人目の力士だった芸人が演じたロイミュードとなった。
「ウエスタンガンマンがモチーフ」「武器が弾切れを起こしやすい」「偽札で作戦が失敗する」等、秘密戦隊ゴレンジャーに登場したガンマン仮面と類似する点が多い。
顔に蓄えた髭と帽子は『ルパン三世』に登場する次元大介を髣髴とさせる(次元大介をモチーフとする怪人は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の臨獣アーチャーフィッシュ拳ポウオーテが存在する)。
スーツはシーカー・ロイミュードに改造された。エンペラ17はのちにロイミュード100の使用する武器としても登場した。
関連タグ
仮面ライダードライブ ロイミュード 上級ロイミュード ロイミュード(バット型)
小説仮面ライダードライブマッハサーガ 詩島剛 仮面ライダーマッハ
関連・類似項目
バットオルフェノク→コウモリのガンマン怪人繋がり(もっとも進化態にはバットの意匠はないが)
ホル・ホース→元ネタと思われるキャラクター。
アイスエイジ・ドーパント、カブトヤミー、リンクス・ゾディアーツ、マンティコア、ヘキジャインベス→平成二期における年明けに登場したライダーの初陣となった怪人繋がり。
ロイミュードXXX
ロイミュード016 → ガンマンロイミュード(017) → ロイミュード018