曖昧さ回避
- パブロ→Splatoon以外の用法についてはこちら。
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概要
ゲーム『Splatoon』シリーズに登場するフデ型のブキ。
ネーミングはパブロ・ピカソから。
フデカテゴリのブキの基本形として最初に追加された。
製造はキャンバス社。画材を手掛ける同メーカーらしく洋風の筆を模した形状をしており、インクタンクとして絵の具チューブが取り付けられている。ちなみにこれは軟質な素材で出来た消耗品らしく、殴っているうちに曲がってきてしまうのでメーカーでは10試合に1回程度の交換を推奨しているとの事。
設定資料集などによれば、ローラーから派生して生まれたブキであり、発売当時は今までのナワバリバトルのセオリーを覆す高速移動と奇襲が可能なブキとして話題を呼んだという。
ブキジャンルとしてのフデ
ゲーム内ではフデはローラーの亜種・変種として扱われている(ブラスターがシューターの亜種・変種扱いされているのと同じ)。
ローラーとフデの共通点、および相違点はイカの通り。
共通点
- 基本的に接近戦で使う。
- ZR押しっぱなしで塗り進みができる。
相違点
- 振りが非常に速くZR連打で振り続けることができる。
- (『2』以降)縦振り・横振りの撃ち分けがない。
- 振り・塗り進みとも単発火力が低い。
- 塗り進み範囲が狭いが速い(1キャラ分程度をイカダッシュよりもやや遅いぐらい)。
種類
これまでに登場したのはオリジナル版の「パブロ」、より上質な毛を使用したという触れ込みの「パブロ・ヒュー」、ブキチがカスタムした「パーマネント・パブロ」の3種類。
ヒューはボディカラーはそのままで穂先の付け根にキャンバス社のロゴが入り、パーマネントはボディカラーが変わる。
Splatoon
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
パブロ | スプリンクラー | トルネード | 8 |
パブロ・ヒュー | トラップ | バリア | 11 |
パーマネント・パブロ | スプラッシュボム | ダイオウイカ | 20 |
パブロのサブやスペシャルは、速度を活かして裏取りする事に特化した構成となっているが、パブロ・ヒューは味方の支援に特化した構成である。
ブキチセレクションのパーマネントは投擲の出来るボム類が追加されており、元々のナワバリ荒らし能力に即効性が付与された。
Splatoon2
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
パブロ | スプラッシュボム | スーパーチャクチ | 5 |
パブロ・ヒュー | トラップ | イカスフィア | 7 |
パーマネント・パブロ | スプリンクラー | インクアーマー | 12 |
ギアパワー「メイン性能アップ」の効果:塗り進み速度が微上昇する
前作とは異なりパブロ(無印)のサブ・スペシャルはかなり攻撃的な構成に変化。扱いやすいボムとパブロの射程にガッチリ噛み合ったスーパーチャクチで、追い詰めた上での押し込みや、逆に追い詰められた時の切り返しが可能。
ヒューは前作に近い構成で、イカスフィアやメインで随所に仕掛けたトラップに追い詰めるという嫌らしい戦いができる。しかしイカスフィアなので支援力は少し下がった。
パーマネントでは前作の無印を思わせる、完全に塗りと支援に振った構成。戦闘はメイン1本槍だが、インクアーマーを纏えば一撃必殺の攻撃も何のその。同時に味方の生命力も底上げし、息を合わせて優位に持っていこう。
Ver.4.6.0から、「メイン性能アップ」の効果に塗り進み時の塗り力アップが追加された。
Splatoon3
名前 | サブ | スペシャル | ランク |
---|---|---|---|
パブロ | スプラッシュボム | メガホンレーザー5.1ch | 7 |
パブロ・ヒュー | トラップ | ウルトラハンコ | 15 |
無印版のサブ・スペシャルは2の構成を踏襲し、メインの射程の短さを補う形になっている。スペシャルがメガホンレーザー5.1chとなり、スペシャル使用直後にメイン・サブが使用可能となったため、これらを連携させた立ち回りが行えるようになった。
ヒューは引き続きサブにトラップを採用。スペシャルがウルトラハンコになり、対物性能がアップした。また、デザインが若干変更されており、絵の具の絞り口が赤銅色になり、ブラシの色が薄クリーム色に変わっている。
発売直後は塗り進み時にギアパワーの「インク効率アップ(メイン)」の効果が適用されない不具合が存在していたが、Ver.1.2.0で修正された(ホクサイも同様)。
基本的な立ち回り
あのボールドマーカーにすら負け得るというワーストクラスの射程であるため、基本的に真正面から戦って勝てるブキは無いという程のピーキーなブキ。
そのため、射程を押し付けて封殺したりブキのスペック自体に頼るというよりは立ち回りへの依存度が高い...というか立ち回り力だけで戦っていく事になる。
射程こそ短いものの、塗りはそこそこ得意な方なので素早く動きながら塗り拡げていき、物陰や段差を利用した奇襲や敵を側面・背後から襲う事で倒していくことになる。
ぜひとも敵前線の裏や側面から叩いて壊滅させたい所だが、裏取りを狙うと味方の人数が一時的に減ってしまい不利を強いられる。またパブロの塗り型はとても特徴的なため、敵がマップをよく見てると裏を狙ってきているのがバレバレになる事もある。
「今裏取りに行けるか?」「裏を取るのに何秒ぐらいかかるか?」という判断も必要となってくる。
塗り進みスピードが非常に速く、敵陣のど真ん中や塗れないエリア(=他ブキはヒト状態で走るしかないエリア。金網の上など)を高速で移動するという持ち芸もあり、他のブキには無い独創的な立ち回りが可能だが、中級者以上にとっては充分撃ち抜ける範疇の速度だったり、塗り進み始めるまでにラグがあるため過信は禁物。
また、塗り幅がとても狭い為に急展開しようとすると敵インクに体がはみ出してしまい、インクを踏んだ時のペナルティを受ける点も注意が必要である。
ガチマッチルールではガチホコ、ガチアサリなどで活躍が見込める。敵味方が両陣営のゴール前に集中する入り乱れての乱戦になりやすい事もあり、機動力を活かして動き回って最後はゴール前で側面や裏を突いて敵を壊滅させ、最後の押し込みを支援する…という活躍がしやすい。
メインの性能がピーキーなためか、サブに関してはシナジー効果のある物が付けられており立ち回りをカバー出来る場合が多い。
初代のパーマネント、2・3の無印に付けられたスプラッシュボムは使い勝手抜群のオーソドックスなものながら、直撃で即死という火力を持つため使いこなせば様々な芸当が可能。
初代以降ヒューに付けられているトラップも、上述のようなどうしても発生してしまう人数不利を補ってくれたり、味方全員に共有できる戦闘支援・情報支援としても有用。
おすすめギアパワー
インク効率アップ(メイン)
インク効率アップ(サブ)
インク回復力アップ
メインのインク消費がそれなりに多く、メインの射程を補うためにサブウェポンの使用頻度が高くなりがちであるため、インクが足りなくなることもままある。
インク管理の負担を軽減するのに有効であるため、立ち回りに応じて調整したい。
サブ性能アップ
ボムの飛距離を伸ばしたり、トラップのマーキング範囲・時間を拡大できる。
トラップ持ちのヒューの場合、積極的に敵をトラップに嵌めつつ、ダメージソースとしても活用していく形になるため、とりわけこのギアパワーの重要性は高い。
イカダッシュ速度アップ
塗り進みでの高速移動も可能ではあるものの、ヒト状態で隙が大きく、少なくないインク消費を伴うため、イカダッシュも織り交ぜていく必要がある。
元々軽量級のブキであるため、これ無しでも機動力は高い方ではあるが、いくらか積んでおくことで敵から逃げやすくなったり、味方の元に駆け付けやすくなったりするため、付けるメリットは大きい。
サーモンランでの立ち回り
機動力が高く、特に金網上で素早く動くことが出来るが、攻撃力の低さから基本的には対シャケ性能は低め。連射力が肝のタワーはまだ相手しやすい。
緊急時に足場を確保したり、味方を救おう。ボムが必要な相手を引き受けるのも手。
特にやることがない場合は金イクラをひたすら運ぼう。
同じフデ種のホクサイの陰に隠れがちだが実はインク効率が良いとは言い難いため、迂闊に引きながら走るのはあまりオススメできない。
サーモンラン NEXTWAVEでは振ってダイバーのエリアを塗り返す、走ってナベブタの押しつぶし攻撃の誘導などできることが増えた。
壁さえ塗ってもらえればハシラも早めに処理できるため、前作以上に走り回る必要がある。
Pixiv上では
Pixiv上ではローラー・フデ系で最も軽い武器である筈だが、攻撃力アップのガン積みが有効だったり全力で武器をブンブン振ると指も実際に超疲れるという手動感から使い手がゴリラ呼ばわりされるネタが出る時がある。
関連イラスト
上記のネタを元にしたイラストがこちら。
関連タグ
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