概要
鬼塚英吉が受け持つ3年4組の生徒3人組で、中3にして3人とも筋金入りのガノタ。
3兄弟と呼ばれているが、3人とも血の繋がりは一切無い。
いうならばガンダムを愛する志で繋がった義兄弟のようなものである。
メンバー
- 白井木馬
坊ちゃん刈りで眼鏡をかけている。リーダー格らしい。
彼によれば0080を見た感想は「名作ですよあれは。特にバーニィがザクⅡ改で突っ込んでいくのが哀愁っていうか…」らしい。
神崎の好きな作品は閃光のハサウェイではないかと勝手に予想していた。
あだ名は「ホワイトベース」。
- 時田晴男
やや肥満体型。あだ名は「ハロ」。
ガンダム占いをやったことがある。曰く「Z好きだと破滅願望があるとか」らしい。
- 三島軍人
CV:緑川光(ハンサムな自爆パイロット)
センター分けと中学生らしからぬ青ひげが特徴。
あだ名は「ランバ・ラル」。
ガンダム作品をダビングした8mmテープを持って来ていた。
作中での活躍
修学旅行編にて初登場。
「このままだと面白くない」という理由で鬼塚によって生徒全員分の部屋割を勝手に男女混同になるよう改ざんされた際、神崎麗美と部屋割を一緒にされた。
神崎と共に部屋へ向かうと、その部屋番号が0080であることで大興奮。
ガンダムを知らない神崎からしたらただの番号なのだが、3人はそんなのお構いなしに神崎に好きなガンダムは何か尋ねたり、ガンダムの話題で盛り上がったり、ガンダムネタを連発したりしており、完全に神崎を置いてけぼりにしていた。
神崎「いやあああ〜〜〜こんな部屋あ〜〜〜〜わからない…いってることがなにひとつ…」
…かつて授業テロを起こし教師達を困惑させたIQ200の天才少女もガンダムネタの前には悲痛の叫びを挙げるしかなかったのである…
ギャグシーンに過ぎないとは言え、ある意味じゃ彼らは神崎に対し(無自覚に)完全敗北を味合わせたとも言える。
その後は神崎と共に肝試しに参加したり、BBQを楽しんだりしており、なんだかんだで仲は良さそうである。
ちなみにその際、髪型が似ているという理由で、神崎のことを勝手に「セイラさん」と呼んでいた(どちらかというと、こっちの方が近い気がするが……)。
ちなみに神崎はガンダム3兄弟と同じ部屋に放り込まれた報復として翌日に鬼塚の海パンの中にハブを入れて股間を噛ませ彼を医療室送りにした。
彼らの目立った出番は沖縄移動教室編のみだが、原作では最終回にも僅かに登場している。
アニメ版では
全体的な流れは原作と特に変わらないが、「ガンダム3兄弟」という名称が登場せず、セリフもところどころ変更されている。
そして何より、この3人の声優が全員ガンダムシリーズの主人公として出演した経歴のある人ばかりであったり、
初登場したシーンで、「砂の十字架」がBGMとして流れたりしており(残念ながら、映像ソフト化の際にオリジナルのBGMに差し替えられたが)、 原作以上にカオスな事態になっていた(ただキャスティング自体は既に古谷氏が勅使河原優、関氏が村井國男、緑川氏が菊地善人を演じていたが故に実現した兼役であるが)。
ついでに鬼塚役の高木渉氏も主人公や脇役を、神崎役の三石琴乃氏も女性クルーや数年後には女性艦長を演じたりしている。
余談
『GTO』本編にも、ガンダム3兄弟以外にガンダムネタは散見されており、新興宗教・大練馬銀河教の教徒たちが「ドムドムリックドム ザクザクビグザム ズゴックズゴックアッガイ」、「アズナブルアズナブル シャシャシャ~~~~!!」「ゲルグーグゲルグーグ」などと叫ぶ場面がある。
また、初登場した際に白井が話題に出していた閃光のハサウェイはこのアニメ版GTO終了から実に約21年という長い年月が経過した末にようやく映像化された。