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山形線の編集履歴

2024-02-20 13:39:40 バージョン

山形線

やまがたせん

JR東日本奥羽本線のうち、山形新幹線が走行する区間の普通列車の愛称。

路線データ

路線愛称山形線
路線区間福島〜新庄
正式名称奥羽本線
ラインカラーオレンジ
路線距離148.6km
軌間1,435mm
駅数35駅
信号場数1箇所
電化区間全線(交流20,000V)
最高速度
  • 130km/h(優等列車)
  • 110km/h(普通列車)
複線区間(※1)
  • 福島〜関根
  • 赤湯〜北赤湯信号場
  • 羽前中山〜山形
  • 芦沢〜舟形
単線区間(※1)
  • 関根〜赤湯
  • 北赤湯信号場〜羽前中山
  • 山形〜芦沢
  • 舟形〜新庄
閉塞方式
  • 複線自動閉塞式(複線区間)
  • 単線自動閉塞式(単線区間)
保安装置ATS-P
運転指令所仙台総合指令室(CTC)
大都市近郊区間仙台近郊区間
ICカード乗車券エリアSuica仙台エリア(※2)
第一種鉄道事業者東日本旅客鉄道(JR東日本)

※1:山形〜羽前千歳間は標準軌と狭軌の単線並列区間。

※2:福島・山形のみ利用可能。2024年3月16日にかみのやま温泉〜村山間の各駅も対応予定。


概要

東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線のうち、山形新幹線が走行している福島駅(福島県福島市)〜新庄駅(山形県新庄市)間の普通列車としての愛称。1992年7月1日に設定された。

山形新幹線開業時は福島駅〜山形駅(山形県山形市)間だったが、山形新幹線の新庄駅延伸に伴い山形線としての区間も延長された。


山形新幹線開業前の軌間は他の在来線同様に全区間狭軌だったが、新幹線車両を走行可能にする為に標準軌に改軌された。その為他の在来線との直通運転は行なっていない。

なお仙山線左沢線(フルーツライン左沢線)が乗り入れる山形駅〜北山形駅羽前千歳駅間は山形線側のみ改軌された為、単線並列区間となっている。また羽前千歳駅構内で標準軌と狭軌が平面交差する。


全線が大都市近郊区間の仙台近郊区間及び交通系ICカード乗車券Suica」の仙台エリアに指定されている。但しICカードは福島駅と山形駅以外では利用できず、また山形駅はSF残高で乗降は可能だが発行や定期券利用は出来ないなど、一部機能のみ利用可能。なお福島駅〜山形駅間や山形駅〜仙山線仙台駅方面、山形駅〜新庄駅経由陸羽東線小牛田駅方面のSuica利用可能駅への通過利用は可能(新庄駅は利用不可)。

また2024年(令和6年)3月16日にかみのやま温泉駅村山駅間及び左沢線北山形駅〜寒河江駅間で定期券も含めたSuicaの利用及び販売が可能になる予定。


沿革


運行形態

新幹線直通特急については山形新幹線の項を参照。


運行系統は福島駅〜米沢駅、米沢駅〜山形駅、山形駅〜新庄駅の3区間に分かれている。

快速「ざおう」廃止後は普通列車のみの運行。


福島駅〜米沢駅

奥羽山脈を貫く区間で人口希薄地帯の為、非常に本数が少ない。特に日中は1往復しか運行しない。福島駅〜庭坂駅間は福島市街地を走行する為区間列車を含め11往復設定されているが、県境を超える列車は6往復のみである。なお朝の上り1本は山形駅始発で運行される。


米沢駅〜山形駅

上りの一部時間帯に2時間程度列車間隔が開く時間帯が存在するが、その他は概ね毎時1本運行される。全列車がこの区間内を走行し、米沢駅の下り始発列車は新庄駅まで、山形駅の上り始発列車は福島駅まで運行する。

一部列車はワンマン運転を行う。


山形駅〜新庄駅

概ね1〜2時間に1本の運行。山形駅〜天童駅・村山駅間の区間列車も存在する。

山形駅〜北山形駅・羽前千歳駅間は山形線の標準軌の線路に隣接して左沢線・仙山線の列車が走行する狭軌の線路がある為、両線の本数分の列車も加わる。但し並走区間の列車間隔は不均等の為、次の列車がしばらく来ない場合もあれば数分で来る場合もある。

一部列車はワンマン運転を行う。


駅一覧

●:停車 ▲:一部通過 △:一部停車 レ:通過


2022年(令和4年)5月14日〜2024年(令和6年)度までバス代行実施。


廃止駅・信号場

庭坂駅〜板谷駅間。2021年(令和3年)3月12日廃止。

  • 金谷信号場

楯岡駅(現・村山駅)〜袖崎駅間。1999年(平成11年)3月12日廃止。

  • 鳥越信号場

舟形駅〜新庄駅間。1999年3月12日廃止。


使用車両

愛称設定後の車両のみ記載。いずれも山形新幹線車両センター所属。

愛称設定以前の車両は奥羽本線、「つばさ」用車両は山形新幹線、仙山線・左沢線用車両はそれぞれの項を参照。


  • 719系5000番台(メイン画像)

愛称設定時から運用されている電車。全区間で運用される。

ワンマン運転対応車と非対応車が混在する。


正面画 JR東日本701系5500番台

山形新幹線及び山形線の新庄駅延伸時に導入された電車。米沢駅〜新庄駅間で運用。全車ワンマン運転対応車。


関連項目

奥羽本線 山形新幹線 つばさ

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