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辻本貴則の編集履歴2024/04/05 11:04:01 版
編集者:七海姫和
編集内容:一部追記。

来歴

1971年生まれ。大阪府出身。

歯科技工士として働く傍ら、1998年に大阪で自主映画製作チーム「T3AAエンターテイメント」を結成し、2001年までに3本の作品を発表、いづれの作品も自主映画界で数多くの賞を受賞する。

2001年頃、第6回ガン・アクション・ムービー・コンペティションでの受賞時に、同賞審査員である押井守きうちかずひろ大川俊道により才能を高く評価され、2003年、三人の合同企画であるオムニバス映画『KILLERS』の一作『PERFECT PARTNER』で商業映画監督デビュー。同年、上京する。

上京後は竹内力主演のOV『斬人 KIRIHIT』(2005年)や、水野美紀主演の『ハード・リベンジ、ミリー』シリーズ(20082009年)等のアクション系の作品をメインに監督する一方、劇場作品のメイキングや、ゲームのPV制作を担当。

ウルトラシリーズには、『ウルトラゾーン』(20112012年)で初参加、当初はVFX(視覚効果)を担当していたが、後半のエピソードでは監督も兼任している。その後、『ウルトラマンX』(2015年)に参加。以降の「新世代ヒーローズ」の多くに関わる事となる。

2024年ウルトラマンアークで満を持してウルトラマンのメイン監督に就任した。

作風・エピソード

  • 幼少期には何度も再放送されていた『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』、『帰ってきたウルトラマン』に夢中であり、特に愛好している作品は『帰マン』と『ウルトラマンA』である。
    • 過去作品をリスペクトした演出を取り入れることも多く、当時のクオリティを再現するために意図してローテクを用いることもある。
  • 大の愛犬家でもあり、飼い犬である柴犬の「むーちゃん」を度々作品に出演させていたり、『X』ではロボット怪獣(ルディアン)のモチーフに犬を選らんだり、宇宙化猫ムーは先述の「むーちゃん」が名前の由来となっている。
  • The Next Generation パトレイバー』に監督の一人として参加し、総監督の押井守にそのアクション演出をとても高く評価されている反面、どんな銃器を用いるかの拘りが希薄なことと、本来ライバルであるべき監督の田口清隆湯浅弘章と仲が良すぎることを指摘されている。
  • どちらかと言えばアクション系を得意とする監督だが、ウルトラシリーズではドラマを重視しているとのこと。
  • 特撮セット内ではミニチュアの凝った演出に特徴があり、セット内にミニチュアの車を走らせるシーンも多い。また、怪獣の起こす被害に車が巻き込まれる事も多く、合成とミニチュアのハイブリッドな演出を得意としている。
  • ウルトラマンタイガ』からは、自前のアクションカメラを使ってウルトラマンと怪獣がアクションギリギリまでカメラを近づけて撮るという臨場感ある画を撮っている。
  • ドラマパートとしては、少しコメディチックな物が多い。また『デッカー』第23話前半のアスミ・カナタと記憶喪失になったバズド星人アガムスの会話シーンでは、音楽を掛けずにずっと無音になっている。
  • 監督作では、新造された過去作怪獣が登場する回を担当する事が多く、その為(その作品初出の)新規怪獣の割合は他の監督よりはやや少なめ。また、新規怪獣を担当する際には自身でデザイン・原案を担当する事が多い。
    • 過去作怪獣を担当する際は、なにかと新しい能力(主に飛び道具)を付与させる事が多く、時には「盛り過ぎだろw」と物議を醸す事も。
    • ウルトラマントリガー』では、ウルトラ初現場の『X』で作ったガーゴルゴンが限界を迎えた際には、最期を看取る思いで撮影をするなど田口監督同様に自分の作った怪獣には強い愛着を持っている。
  • アニメ作品を演出した経験からか、勇者パース等といったアニメの演出技法を実写に落とし込む事がある。

主な監督作品

ドラマ

アニメ

辻本貴則の編集履歴2024/04/05 11:04:01 版
編集者:七海姫和
編集内容:一部追記。
辻本貴則の編集履歴2024/04/05 11:04:01 版