概要
大抵のプリキュア戦士で言うと、主に小学生~高校生と言った、9歳~17歳の子供が変身することが多いが、中には極稀に18歳以上の成人女子(大人)が変身するプリキュアも存在する。
2023年現在確認されている純然たる大人キュアは、メイン画像の聖あげは/キュアバタフライのみである。ただし特殊な条件での大人キュアは以下の前例がある。
円亜久里は変身前は小学生なのだが、キュアエースに変身すると体型や声質が一気に成長し、大人な女子の姿に変貌する。変身後の外見年齢は設定上15歳程度(キャラクターデザインの高橋晃氏の想定では17歳前後)とされているが、どう見ても成人女子にしか見えない。ただし、後に出生の秘密が明かされ、実年齢は1歳だと判明している。
羽衣ララは地球換算年齢で13歳(第22話から14歳)であり、地球ではまだ少女なのだが、故郷の惑星サマーンでは13歳で成人扱いとなるため、本編開始前から宇宙調査員として働いていた。即ち社会人が覚醒したプリキュアに該当するが、地球に来てからは観星中学校の中学2年生として編入している。
風鈴アスミは外見年齢20歳の女子の姿であるが、本編においてヒーリングガーデンで生まれたばかりであり、地球に関する常識を全く持ち合わせておらず、精神的には赤ちゃん同然だったりする(公式が病気)。すなわち変身者の実年齢はプリキュア最年少でもある。ちなみに学校には通わず、後に饅頭屋でアルバイトをするようになった。
映画『プリキュアオールスターズF』ではあげは、アスミ、ララの3人に高校2年生の琴爪ゆかり/キュアマカロンを加えたバタフライチームとして共演することになる。
大人キュアにあたる可能性があるプリキュア
公式には大人と明言はされていないが、大人にあたる可能性があるプリキュアもいる。
ユニ/キュアコスモはレギュラープリキュア初の年齢不詳かつ非学生となった。外見的はララや星奈ひかる/キュアスターと同年齢程度に見えるが、地球換算年齢で18歳以上の可能性も否めない。
犬飼こむぎ/キュアワンダフルはシリーズ初となる普通の犬が変身するプリキュアであり、人間態の外見は飼い主の犬飼いろは/キュアフレンディと同年齢程度に見えるが、実年齢は少なくとも成犬とされる1歳を超えていると思われるため、人間換算年齢だと18歳以上という事になる。視聴者からは体格等から5〜9歳程度(人間換算年齢で30~60歳程度)とも推測されており、下手すると大人どころか中年プリキュアの可能性もある。ただ、ユニと同じく公式には年齢不詳である。精神年齢は人間の小学生ぐらいで描写されているが、こむぎ自身の望みもあり、私立湾岸第二中学校の中学2年生として編入している。
猫屋敷ユキ/キュアニャミーもシリーズ初の普通の猫が変身するプリキュアとなり(ユニのような猫型の獣人ではなく、地球上に生息する普通の飼い猫である)、人間態の外見は飼い主の猫屋敷まゆやいろはと同年齢程度に見えるが、まゆが小学4年生の冬休み(本編から3年半ほど前)に出会った描写から少なくとも本編では成体なのは確実であり、まゆと出会った当時は子猫の体格だったため3〜4歳程度(人間換算年齢で30歳程度)と推測され、やはり中年プリキュアに当たる可能性がある。ユニやこむぎと同様、公式では年齢不詳の扱いとなっている。
番外戦士
番外戦士であれば現役時代社会人だったと思われるプリキュアとしていにしえのプリキュア/ルミエル(キラキラ☆プリキュアアラモード)が存在する。
また、大人になってから再変身したプリキュアとしては、花咲薫子/キュアフラワー(ハートキャッチプリキュア!)やミラージュ/キュアミラージュ(ハピネスチャージプリキュア!)、まほプリとプリアラ、外伝のキボウノチカラ〜オトナプリキュア‘23〜におけるプリキュア5一同および日向咲/キュアブルーム&美翔舞/キュアイーグレット、小説版のスマプリが該当。ただし、キュアフラワー、まほプリ勢(本編最終回と『HUGっと』の第36・37話の両方)、プリアラ勢、キボウノチカラのプリキュア勢については現役当時の姿に若返っている。
また、氷川まりあ/キュアテンダーもこれに該当する可能性がある。
更にドキドキ!プリキュアでは人工コミューンによりキュアセバスチャンになろうとしたセバスチャン(しかし、残念ながら人工コミューンはマーモに手に渡り、違う存在になった)などもあり、こちらは大人……どころか壮年プリキュアになるのかも知れない。
更には『HUGっと!プリキュア』第48話では全人類が老若男女問わずプリキュアに変身すると、公式が最大手な事態が発生している。
関連タグ
みんながプリキュア:子供を含んだ全世界の人類がプリキュアになったパターン。
ヤングプリキュア:プリキュア変身者が大人になったパターン。