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十二大戦対十二大戦の編集履歴

2024-12-06 03:07:27 バージョン

十二大戦対十二大戦

じゅうにたいせんたいじゅうにたいせん

「十二大戦対十二大戦」とは、西尾維新原作の小説作品である。

概要

十二大戦地十二大戦とは、西尾維新原作の小説作品である。

前作である十二大戦のアニメ化に伴い執筆された。

物語的には前作である「十二大戦」の続編であり、時系列は第十二回大会の別ルート(所謂パラレルワールド)にあたる話である。

お馴染みの「十二戦士」に加え、新たに「十二戦犯」が登場する。


あらすじ

十二年に一度行われる、十二支の名を冠した戦士達の戦い―その名は『十二大戦』。

だが、その第十二回大会は十二星座を冠する集団…十二戦犯に狙われていた。


登場人物

※登場キャラ数が前作のほぼ倍になっているので、詳細は各リンク先を参照。


十二戦士

十二戦士

前作『十二大戦』にも登場した、各々が「十二支」の名を持っている凄腕の戦士達。

ほとんどの戦士は前作とほぼ同じだが、一部の戦士は以前と少し考え方が異なっている。

名前該当する十二支名乗り
寝住うじゃうじゃ殺す
失井ただ殺す
妬良酔った勢いで殺す
憂城異常に殺す
断罪兄弟()遊ぶ金欲しさに殺す
断罪兄弟()遊ぶ金欲しさに殺す
迂々真無言で殺す
必爺騙して殺す
砂粒平和裏に殺す
庭取啄(ついば)んで殺す
怒突噛んで含めるように殺す
異能肉豊かに殺す

十二戦犯

十二戦犯

「十二戦士」と対決することとなる新勢力で、各々が「黄道十二星座」の名を持っている。

戦犯と言われる通り、彼らは戦場にて何かしら死刑では済まないレベルの大罪を犯した罪状を持っている。

彼らは戦争を強く憎み、「戦争さえなければ」という共通の意思を掲げ、故に「戦争を終わらせる」ために戦う。

そのためなら自身の「生」への執着が薄いものが多く、その思いからか常に不倶戴天の敵同士である戦士たちに比べチームワークに秀でているのも特徴といえる。

また、彼らも戦士たち同様「願い」を持っている。



その他

前作にも登場した十二大戦の審判を務める男性。


前日譚

ジャンプSQ(2017年11月特大号)の特別付録「十二大戦プロジェクトBOOK」に収録された書き下ろし短編小説として『十二大戦対十二大戦』予告編 大戦前夜がある。

砂粒異能肉にスポットが当たっており、十二大戦では見られなかったふたりの関係性を知ることができる。第12回十二大戦の乗っ取りを目論む犯罪人ら「十二戦犯」との対戦前夜を描いたものとなっている(が、実際の十二大戦対十二大戦とは多少食い違う部分もある)。



関連タグ

十二大戦 西尾維新




以下、ネタバレ注意



※以下、本編並びに前作『十二大戦』のネタバレを取り扱っています。ご注意下さい。






十二戦士と十二戦犯の激しい戦いの末、どちらの陣営も死亡者が相次ぐ(下記の作中死亡順番は明記されていなかったりする部分がある為前後する可能性がある)。


寝住(開始以前)

 ↓

失井憂城

 ↓

妬良

 ↓

断罪兄弟

 ↓

迂々真必爺

 ↓

ダブル・マインドダンディ・ライオン

 ↓

ルック・ミーアイアン・メイ

 ↓

砂粒サー・カンサーフレンド・シープバロン・スー

 ↓

ウンスン・サジタリ庭取

 ↓

スカル・ピョンマペット・ボトル

 ↓

怒突異能肉

 ↓

ドクター・フィニッシュゴー・トゥ・ヘヴン


そして誰もいなくなった・・・・・・

彼らの目的は十二戦士を倒して十二大戦を終わらせること、すなわち「戦争を無くすこと」である。

そして十二戦犯の目論見通り、十二戦士は全滅し、彼らは多大な犠牲を払いながらも見事に勝利、長きに渡る十二大戦の歴史に終止符を打った。


ではなぜ、最後に生き残ったドクター・フィニッシュゴー・トゥ・ヘヴンは優勝して獲得した「願い」を行使することもなく自害したのか・・・

実はこれはあらかじめ決めていたことで、すべてサー・カンサーによって書かれた筋書きである。

彼らが生き残って何かの間違いで「戦争の英雄」として持て囃されることのないように、そして新たな戦争の火種を生み出さないために、「双方相討ち」という結果を残すことであくまで「下劣な快楽犯による最低の大戦」という体を貫いたのだ。

故に最後に生き残ったドクター・フィニッシュとゴー・トゥ・ヘヴンは「うっかり自分たちの作った武器で死んだ」という滑稽な死に方を選んだのだ。

十二星座の戦犯

余談だが、戦士側は前作、十二大戦と死亡準が逆となっている。

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