イデア・シュラウド
いであしゅらうど
僕には暗くて陰気な場所がお似合いだ。 頼むからもう放っておいてくれる?
概要
名前 | Idia Shroud |
---|---|
学年 | 3年B組28番 |
誕生日 | 12月18日(射手座) |
年齢 | 18歳 |
身長 | 183cm |
利き手 | 左 |
出身 | 嘆きの島 |
部活 | ボードゲーム部 |
得意科目 | 召喚術 |
趣味 | コンピューターゲーム |
嫌いなこと | 対面会話 |
好きな食べ物 | 駄菓子 |
嫌いな食べ物 | 生魚 |
特技 | プログラミング |
CV | 内山昂輝/松井暁波(幼少期) |
個人のロゴは髑髏。
人物
NRCの七不思議的存在とされるシュラウド兄弟の兄の方。
名家出身の闇を抱えた天才無自覚イケメン引きこもりイキリオタク……と、公式をしてラノベ主人公と言わしめる男。
サービス開始当初より、不穏な台詞と背景から考察界隈を賑わせていた。
性格
授業はもちろん校内行事についても、自作の浮遊型タブレットを介した通信ないしオルトへの対応一任によるリモート参加が基本。
対面会話にも当然のようにタブレット端末を用いる。
なお、学園内でリモート受講を許可されているのはイデアのみである。
交友関係は狭く、同じボードゲーム部のアズールや、寮長・副寮長を除いた顔見知りは極めて少ない。
彼にとって苦手な人種や恐ろしい場面に遭遇すると、「ヒッ」「イヤー」「助けてー」などの奇声とともに両手を胸の前で握り、時には目の端に涙を浮かべることさえある。
が、真に非常事態に陥った際には、持ち前の頭脳でもって事態の冷静な把握・対処力を発揮する。
自他ともに認める根暗だが、生来は明るく快活であったととれる描写がある。
登場人物きってのオタク。
対面オンライン問わず、自身の関心ある分野に話を向けられると、水を得た魚のように豊富な古のネットスラングを交えて話し出す。その際の一人称は『拙者』。
オタクへの不理解に厳しく、二言目には「これだからパンピーは…」。
同志と認定すると、親交のない他寮の副寮長とうっかり一晩踊り明かしてしまうくらいにはちょろい。
老年齢(⁉)アイドル『崖っぷちもいらす』を積極的に推している。
推し活として、隙あらば音源の布教活動、作品の舞台となった場所へ自ら赴く積極性も併せ持つ。
人間関係
苦手な人種(陽キャ)への嫌悪感を隠そうともしないイデアだが、"弟"のオルトを大切にしており、オルトの前では優しく頼もしい「兄ちゃん」の一面を覗かせる。
その溺愛ぶりは、NRC入学にあたって「オルトの同伴」を条件とし、彼に有事の際は、日頃恐怖しているはずの他人にも猛然と立ち向かうほど(なお、オルトは任意のタイミングで高出力魔導ビームを放つことが可能であり、搭載したのは他ならぬイデア)。
イベントストーリーにて、「今のオルトも以前の性格を継承している」と嬉々として語ってみせたことがある。
イデア7歳、オルト5歳時のデータが残っており、本来の歳の差は2歳。
名家の出身だが本人は「呪われた」と事あるごとに形容し、仄暗い何かを抱えている。
"弟"および"呪われたシュラウド家"の全容は6章にて明らかとなった。
慣れない相手には口籠り気味、話もおぼつかず人見知りのきらいが激しい。
一方、オルトやアズールなど、一部の近しい者には非常に気安い口調となる。
オドオドと内気な顔を見せた1秒後には相手を煽り倒すなど、ジェットコースターのような起伏の激しさで度々他人を困惑させている。
コミュニケーション能力自体は決して低くなく、知識レベルの異なる人間に対しても、自身の意図を端的かつ平易に説明でき、空気も読める。
指示は速く簡潔明瞭。人の下に付くより、指揮を取る側または単独行動に向く。
効率の前では自他の感情を無視して行動する傾向にあり、それを元に他者との軋轢を生むことも。
何だかんだ面倒見はよく性根は愛情深いため、懐に入れた人間(特に後輩)とは良好な関係を築いている。
また、NRC生にしては珍しく良識がある。
精神的に驚くほど成熟した面と幼い子どものような面を持ち合わせており、地雷といえる話題を持ち出されても落ち着いて話を切り替えるスマートさ、みだりに怒りを露わにしない冷静さ、公私を混同しない鋼の理性(または諦め)を発揮したかと思えば、容易に他人の挑発に乗ったりする。
好きなものを侮辱されたと感じると、時・場所・相手を選ばず即座に臨戦体制に入る。が、自身に向けられる批判には特段関心を示さない。
肉弾戦には不向きの体格のため、傍にいる人間の背後に隠れがち。
イグニハイド寮生の「寮長とオルトが危ない!加勢するぞ!」という言葉や、『寮服』パーソナルストーリー、『スケアリー・モンスターズ』イベントストーリーに象徴されるように、自寮の生徒からは慕われている。
副寮長にあたる人物は存在せず、イデアが寮長の期間は空位。
ルークから自室の君(ロア・ディ・テションプ)、フロイドからホタルイカ先輩、レオナからは時折カイワレ大根と呼ばれている。
彼の対極に位置する人間=陽キャを苦手としており、『NRC陽キャランキング(※イデア調べ)第1位』のカリムや同じクラスで『パリピ』のケイト、『ミステリアスハイテンション』のルークは、校内でもトップクラスの根アカとして、特に接触を避けている。
同様の理由で、ロイヤルソードアカデミーの生徒についても快く思っていない。
【※僕(イデア)調べ】は他にも、腹にイチモツありそうで近づきたくない副寮長ランキングがあり、ルーク、トレイの名が挙げられている
備考
- ボードゲーム部員
当初はサイエンス部の入部を考えていたものの、想定より部員数が多くボードゲーム部を選んだ。
- 動物好き
猫や犬などのかわいらしい小動物全般を好む。
グリムを見かける度、不気味な笑顔で近づいてくるらしい。ゲストルームに招待すると「ねこた…猫とか飼う気無い?」と監督生へリクエスト。
犬であればケルベロスがお気に入りだが、イベントにて登場したとあるキャラクターの愛犬も守備範囲内である。
- ユーザー人気
2022年大規模非公式キャラクター人気投票(ねとらぼ調べ)にて2位、2024年最新版では「20代女性」および「男性」人気1位の二冠を獲得した。
ぼ、僕みたいな奴にかまって何が楽しいの。ニコニコするなよ…変なやつだな…。
容姿
サファイアブルーの燃えるように揺らめくロングヘアと、病的に白い肌、暗いイエローアンバーの瞳を持つ。
キャラクターデザインを手掛ける枢やな曰く「顔立ちは整っているのですが、本人にその自覚はないです」。
いわゆる「公式美形」だが、自身の美しさや身なりに無頓着なばかりか、褒められてなお卑下しがち。 しかし、弟の容貌については、しっかり「美少年」と認識できていることが本編にて発覚した。
表情バリエーションの豊富さゆえに、ファンアートでは三白眼ぎみに描かれることが多いが、素の瞳は満月のように丸く大きい。
睡眠不足のためか目元には常に隈が刻まれており、ブルーのアイシャドウとルージュを施したような相貌は生まれつき。歯の形はギザギザ。
インスパイア元であるヘラクレスに登場する、ヴィランのハデスとメグを掛け合わせたような容姿をしている。
ゴーストマリッジにてタキシードに身を包み登場した際は、ゴーストたちに改めて「スリムな高身長、美肌、輝く御髪、整ったお顔」と言及され、救出隊からも口々に「格好いい」「美しい」と褒めそやされた。
「芸能人か派手な顔の人間にしか似合わない」と拒んでいた総柄タキシードだったが、それを着こなせるくらいには派手顔…ってコト!?
前提として部屋から出てこないことに加え、日頃は長い髪に顔を隠しているらしい。
180cmを超える長身にもかかわらず肉付きのないことから、カイワレ大根に例えられることも。「筋肉とは無縁」の体型。
毛髪は炎を纏っており、イデアの気分によって出力や色味に変化が生じる。怒りに赤く燃え盛る、弱々しく萎む、毛先が桃色がかるなど。また暗闇にあっても青く光る。
髪と炎はおのおの独立して存在しているため、水をかけてもハゲない(※要出典)。
※髪をまとめることが可能なことから、髪の毛本体が炎と別に存在する可能性は極めて高い。
当人はヘアセットにあまり乗り気でないようだが、現在までにポニーテールや三つ編みほか多様なヘアアレンジが確認されている。推しのあんなスタイルやこんなスタイルが実装される日も遠くない…かもしれない。
制服はスラックスにオーバーサイズのパーカーを着用している。インナーは"実験着"である白衣の下にも好んで着る、青と黒のボーダーシャツ。
ストーリーでは「白衣を着ていたら下にパジャマ着てても大丈夫!」などと豪語していたがまさか……?
能力
魔導工学分野において、数百年に一度の天才と称され、『魔導工学の申し子』『異端の天才』の異名を持つ。
齢18の若さにして、魔導工学の道で彼の名を知らぬものはいないという。
何をするにも「世界初」「世界一」「世界最高峰」などといった枕詞が付随する。元ネタが元ネタだけに規模がデカい。
本気を出せば、スーパーコンピューターを搭載するオルトを上回る速度でハッキングが可能。
原案の枢やな曰く、ナイトレイブンカレッジの「飛び級可」設定は彼のために作られた。(実際には彼の心身の状況を鑑み、両親が飛び級入学を認めなかったと推測される)
5歳時にハッキングソフトフェアを製作、8歳時に全自動掃除機を魔導ビーム砲搭載の追尾型ドローンへ改造、12歳時に世界初の●●●●●●●●●を造り出す、同年に都市防衛システムを完成させる、2日間で宇宙飛行可能なギアを作成する他、多数のトンデモ天才エピソードを有する。
シルバーからは「理想を思い描くことはできても、実際に形にすることは難しい。だが、イデア先輩は多くのことを実現してきたんだな。尊敬する。」と評された。
なお、彼の名である「イデア」の直訳は「理想」。
同じく天才の母とはセキュリティを突破したり突破されたり、ゲームを巡って出し抜いたり出し抜かれたり、親子かつライバルの関係にある。
※10歳の時点で、イデアは(母が構築したと思われる)世界最高峰のセキュリティを難なく解除してしまっている。
これだけの能力を持ちながら、諸事情により、自身の夢や願いを叶えるため行動を起こすことに強い忌避感を抱いていたが…。
その天才性に目を向けられがちだが、中の人はイデアを努力の人と語る。彼の所属するイグニハイドは勤勉の精神を掲げており、今なおオルトのアップデートとメンテナンスを怠らないことこそが、彼の間断なき努力の証左である。
余談だが、オルトの型落ちパーツは、売却すれば1つで体育館いっぱいのツナ缶が買えるほど。
また、イデアの口から語られたことはないが、学業成績についても優秀とみられる。
「暗記なんて時間の無駄では?」「まさかそんな教科書掲載問題程度に手こずっていらっしゃる?」など、言葉には余裕と自信が滲む。
テストは「ゲームと似ている。スコアが高いほど気分は良い」らしい。召喚術然り、イデアがゲームに例えるものは、彼の得意なものと同義。
座学においては、遺憾なくその頭脳が発揮されることだろう。
さて、それ以外はというと。
その痩身から推測できる通り、彼は非力である。
運動を好まず、とくに飛行術の授業では、元々陸の生まれでないアズールと張るほどの、酷い飛行を見せつけている。
【運動着】のパーソナルストーリーでは、体力育成の補習を回避する為、陸上部であるジャックの走行フォームを忍んで観察していたが……。
以上のことから、運動音痴と思いきや、ある人物のパーソナルストーリーでは意外な絶技を披露している(後述)。
十分に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない……まあ拙者はどっちもカンストしてますけど?
バトルでは、通常のマジカルペンを使わず、浮遊する髑髏のユニットから魔法を放つ。
のちに公式設定資料集で、上述のユニットは他寮における寮長の杖である事が明かされた。
また6章にて、この杖(あるいは補助デバイス)には魔法石が内蔵されていることが判明。 錬金術の授業では、杖の持ち手にこの髑髏を接続させ、手を触れることなく薬鍋をかき混ぜる様を確認できる。
現時点で、イデアが魔法を行使する姿はほぼ確認できていないものの、高難易度魔法のひとつである召喚術を得意とし、リドルからは「イデア先輩ほどの魔法士」、レオナには「魔力も頭脳もザコじゃねぇはずだ」(関わりがないため憶測)と評されている。
イデア本人は「体力以外で他の魔法士に負けるつもりはない」と語る。
本編での動向
第5章より本格参入を果たす。
5章以前はプロローグの入学式並びに第2章の寮長会議にて(声のみ)登場。
本編における彼の登場シーンは他の寮長と比較しても極めて少なく、主人公達との面識は5章時点でほぼ無いものと思われる。
以上のことからイベントストーリー、パーソナルストーリーの時系列については本編6章以降とみるのが自然である。
が、作者により、パーソナルストーリーはパラレルワールドである可能性も示唆されている。
第5章
前編
全国魔法士養成学校総合文化祭(以下"文化祭")まで2ヶ月を切った。
当日、特設ステージにて研究発表を予定するイデアだったが、
「僕が舞台に立ったら『え? 髪燃えてない?』『もしかしてシュラウド家の…』『どんな不気味な研究を…』とか、ヒソヒソされそうで…」と嘆く。
研究者本人がステージに立つのは「発表会の規則」とリドルに切り捨てられ、仕方なく練習すると返したものの、
「何万回脳内シミュレーションしても、人前で研究発表するなんて絶対無理ゲー!」
衆人環視の中でスピーチするなどありえない、しかしリドルにウギら(叱責さ)れることも避けたい。
そんなイデアの願いを実現させるべく開発したのが、タイピングに合わせてリアルタイムで自然に文章を読み上げるプログラムだった。
およそ彼のものとは思えない良滑舌かつ流暢な音声は、一聴して合成ソフトによるものとは分からない出来栄えである。
中編
文化祭開催直前にリドル・トレイと共に見回りをしていた主人公と5章にして初エンカウント。
イデアは2時間後に迫る研究発表への緊張から浮き足立っていた。
なおボードゲーム部の目玉であるVRマジカルライフゲームも彼作とのこと。
エピローグ
研究発表は成功を収めたが、質疑応答を終えたイデアは自室に引きこもっていた。
オルトから「文化祭を見て回れば良かったのに」と惜しまれるも「高校生レベルの研究成果は見ても意味がない」と一刀両断。
そして腐っても魔導工学の天才である彼の元には、企業からインターンへの勧誘メールが大量に届いていた。
そこにはVDCに協賛する大企業オリンポス社の名もあったが、イデアはすべて開封せず破棄するようオルトに命じる。
「いいんだ。僕はどうせ…………どこへも行けやしないんだから」
第6章・第7章
下記の第6〜7章(※ネタバレ)項参照
イベントでの動向
意外にも未実装含めて出番は多め
ハッピービーンズデー
農民チームに所属。試合には参戦せず、サムの購買部にて合言葉制のシューターショップ『Smith』を運営している。
ショップでは毎年、敵味方を問わず自作シューターを販売しており、性能の高さから一定の購買層を確立している。
試合中、敵軍のアズールとジャックに遭遇するも、あまりのやる気のなさに見逃された。
『場外乱闘』にて、その後の動向が判明。
ジェイドの罠のとばっちりを受け購買部を飛び出した矢先、同チームのヴィルと合流。
その後、トレイ・ルークの襲撃に遭うも、白兵戦は苦手かつ「体力育成の成績が減点されることはない」との理由から、あっさり降参。
ヴィルからは「最悪」と非難されたが、合理主義のイデアらしい結末と言える。
フェアリーガラ
空調管理用の魔法石が盗まれたためイグニハイド寮は一時サウナと化し、パソコンが破損する可能性があるとして学園側に環境改善を求めた(やはりタブレット越しで)。
後にフェアリーガラ中継用にドローンを作成提供している。
ジャミルのパーソナルストーリーでは、準備期間中の夜、中庭でアイドルのライブ映像を鑑賞しながらペンライトを振り回し打つ様を目撃される。彼の相談に乗ったことをきっかけに図らずも交友関係が芽生え、当日は珍しく教室に赴き中継にてジャミルの勇姿を見届けた。
フェアリーガラIF
おおよその流れに変化はないが、テーマが『エボリューション』であったことから、オルトに白羽の矢が立つ。
オルトの懇願に折れてショー参加を承諾したものの、内心不安に苛まれていた。
オルトの成果を見届けた際は、兄離れしていく弟に嬉しさと寂しさを覚えていたが、クルーウェルに「成長を寂しく思うことはたくさんの愛情を注いだ証」「不思議なことでも悪いことでもない」と諭された。
ゴースト・マリッジ
本イベントのキーパーソン。
所用で真夜中に出かけた際、不運にも理想の王子様(条件:身長180cm以上、贅肉のついていないスリムボディ、切れ長の瞳、清潔感溢れる美肌、チャーミングな笑顔、思わずキスしたくなる印象的な唇、キューティクルが光り輝く髪の超ハンサム男子)を500年もの間探し続けていたゴーストのプリンセス・イライザに花婿として攫われてしまう。
深夜、やつれ切ったイデアに不気味な笑顔で追い回された経験のあるグリムは全く「王子様」などではないとボヤいたが、
- 身長180cm以上&贅肉のついていないスリムボディ
- 切れ長の瞳
- 清潔感溢れる美肌⇔(引きこもりなので)日焼け知らずの肌
- チャーミングな笑顔⇔特徴的な笑顔
- 思わずキスしたくなる印象的な唇⇔印象深い青い唇
- キューティクルが光り輝く髪⇔キューティクルというより炎で輝く髪の毛
- 超!!!!!ハンサム男子⇒公式ガイドブックより「自覚はないが顔立ちは整っている」
と部分的、または見方によっては条件に一致している。
昨年まで無事だったのは部屋に引きこもっていたためか、背丈が十分でなかったのか。
攫われたイデアは身体の自由を奪われており、イライザに口付けされると「あの世行き」(死者の国へ強制連行)という、まさしく瀕死の状態であった。
救援のため、ナイトレイブンカレッジから何人もの花婿候補を送るが、みな呆気なくフラれてしまう。
駆けつけた追加救援隊(エース・リドル・エペル・ルーク)の奮闘および説得、護衛のチャビーによる捨て身の行動を目の当たりにしたことでイライザはようやく心を変え(「私は真実の愛を見つけてしまったの」)、チャビーと結ばれる。
帰り際、「来年は家族で来ます♪」と再訪を示唆する花嫁たちに「二度とくんなーーー!!」と巻き込まれた者たちの満場一致の合唱が響き渡るのだった。
復刻「ゴースト・マリッジ 運命のプロポーズ」
上記復刻に際し、一年越しに全オタクが妄想した花婿SSRカードが実装された。
また「なりきり花婿」イデア・シュラウド実装に伴い、一部ストーリーの加筆修正と立ち絵の追加がなされている。
衣装はイライザの父親の衣装をアレンジしたもの。
グルーヴィー完了後に解放されるボイスは必聴。
更にデュオ魔法の相手であるとある人物の「なりきり花婿」パーソナルストーリーにて、かねてから考察されていた『マッスル紅』の正体が判明した。
星に願いを
満を持して新衣装実装で登場。
冒頭の占星術で今年度のスターゲイザー(全校生徒の願い星を集め、伝統衣装に身を包み大樹の下で太鼓を叩く役目)に選ばれてしまう。
人前に出ることが不得手なイデアは当然異議を唱えたが、学園長に敢え無く却下される。
オルトにも諭され、リモートであれば参加してもよいと渋々承諾したものの、星送りの練習開始早々メンバーと衝突。
過程や努力を重視するデュース、結果と効率を求めるイデア。
リモートではなく直接練習に参加すべきだと主張するデュースに対し、タブレット端末越しとはいえ太鼓の練習も願い星集めも順調にこなしており、数字で言うなら自分の方が結果を出しているとイデアは言い放つ。
しかし「自分(イデア)の分まで生徒の願い星を集めきることが出来たなら、星送り当日大樹の下で太鼓を叩く」と宣言した結果、約束通り目標数を集めきったデュースとの賭けに敗北。
彼の努力と熱量を認め、全校生徒の前で星送りをやり遂げると決意したのも束の間、悪天候により開催が危ぶまれる事態に。
イデアにはとっては願ったり叶ったりであったが、オルトが星送りにこだわる理由を知り、2日でスターゲイズ・ギアを製作。
大気圏を抜け願い星を直接宇宙まで届けさせることで星送りの儀を見事成功させる。オルトが運んだ願い星は流星群となって上空に降り注いだ。
またネットに自分の写真が拡散されることを危惧したイデアは、ジャミング装置によりデジタル機器での撮影を密かに妨害していた。
しかしフィルムカメラには効果がなかったため、もれなく新聞紙面に写真が掲載された。
願い事は『「スター・ローグ」の続編が出ますように』。
「スター・ローグ」は幼い頃イデアとオルトが入れ込んでいた思い出のゲームであり、一度は続編が発表されたものの、開発チームの解散により新作発売は絶望的となっていた。
ところが、星送りの日に流星群を目にしたことで当時の開発スタッフが再集結、制作再開が決定。2人の願いは期せずして叶ったのだった。
絶望的だった星送り開催に誰より貢献したとし、後の清掃作業をボイコットしている。
是非はともかく、イデアが動かなければ中止確実だったことは事実である。
スケアリー・モンスターズ!
「ハロウィーンが嫌いなオタクは…居ない!」
連続でキーキャラクターとして登場。
ハロウィーンの実行委員として、珍しくタブレットの奥に隠れることなく活動していた。
専用スケアリードレスは頭にカボチャを被っており素顔が出ない、というのも理由の一つかもしれない。
お気に入りの映画『パンプキン・ホロウ』に登場する亡霊「パンプキン騎士」の仮装をするが、自身も認めるB級マイナー映画であるため、周囲の認知度は低い。
パーソナルストーリーは、製作したパンプキン騎士の鎧試運転時の出来事。
完成したこだわりの鎧とカボチャを装着し学園裏の森へ向かった所、昼寝中のレオナに躓き、衣装と彼の尻尾が絡まる不運な事故が発生。
「柄の悪い彼の尻尾が鎧に絡んで大ピンチ」な展開で、イデアが持ち合わせていたハサミでレオナが尻尾の毛を切ってくれる………かと思いきや、イデアの衣装をバッサリ切った上に「ダサい」とパンプキン騎士の仮装を酷評して去っていった。これに憤慨したイデアは、より衣装の完成度を高め「パンプキン騎士の格好よさを認めさせてやる!」と奮起していた。
イグニハイド寮の展示は好評を博したものの、ホラー映画をオマージュしたイデア達の制作意図に反し、入場客の「ロマンチック」「かわいい」との評を受け失望する。
しかしアズールに挑発されたことでやる気を取り戻し、原作の恐ろしさを再現すべく寮をあげて一層のクオリティアップに取り組むことに。
そんな最中、マジカメモンスターという関わりたくないタイプの陽キャが大挙して押し寄せる事態がNRC各所で発生。
人当たりの良いオルトに対応を任せようと考えるイデアだったが、持ち場に戻るとマジカメモンスターをビームで排除しようとするオルトの姿が。
まるで危機感のない様子のマジカメモンスターに呆れながらも彼らを逃がし、オルトを強制的に止める事に成功(その際、甲冑のせいで上手くタイピングができず寮生に音声入力にしていなかったことを咎められた)。
その後は、客に危害を加えた場合オルトが受ける処分の可能性を案じ、弟とマジカメモンスターとの接触を避けつつ彼らを排除する方法を思案する。
マジカメモンスターの撃退作戦では、寮長としてオルト達寮生を纏め上げ、ハイテク技術を駆使したホラー体験を演出し、展示を見事成功させた(『自称』映画オタクであるマジカメモンスターの一人がろくに鑑賞もせず『パンプキン・ホロウ』をバカにしたことにも腹を立てていた)。
寮長という立場を煩わしく思っていたものの、寮生達へ労いの言葉を伝え、彼等からも讃えられたイデアも立派な寮長であるという事だろう。
ちなみに一般イグニハイド寮生が登場したのは(パーソナルストーリーを除けば)これが初めてである。
ハロウィンパーティーでは「顔を隠せるから」という理由で、カボチャを頭にかぶったままパーティーに参加していた。
Endless Halloween Night
「くくくっ!この俺に刃向かうとは……面白ぇ!全員まとめて相手になってやる。かかってきな!」
ハロウィーンウィークの最終夜、突如として行方不明になった生徒の一人。
その後、ゴーストの世界でエース・レオナ・フロイド・エペルの前に現れる。
ゴーストに乗り移られたイデアは、高圧的な口調・腕組みして壁にもたれる・意味も無く顔に手を当てて笑う(本人の言を借りるなら前髪をかき上げて左目の疼きを耐えたイケメンのみに許されるポーズ)など、エース曰くレオナのようなスカしまくり俺様キャラに変貌していた。
余談だが、OPムービーの1分12秒付近でイデア自身がこのポーズを取っている。これだから無自覚イケメンは。
正気に戻り、珍しく参加した終盤のパーティーでは終始居心地が悪そうにしていた。
マスターシェフ
- 肉の至福、魚の魅惑
審査員としてランダムで登場する生徒の一人。
少食で偏食にもかかわらず、舌が肥えているのか判定は非常に厳しい(しかし他の厳しめな寮長達より1点は高くしている)。
審査に積極的でなく、高評価の料理でも僅かに口に運ぶのみ。怪しげな料理についてはフォークでいじるが食べてはくれない。
名家の生まれにも拘わらずカトラリーをわし掴んで食事するなど、作法は壊滅的。
『魚の魅惑』では苦手な生魚の料理も審査する事になるが、システムの都合上評価は公平。但し、『肉の至福』と比べると評価はやや甘めである。
- ルールなきパプリカ
実習生として登場。
食に興味を示さない彼が参加した理由は一重に単位習得のためである。
料理経験は皆無。端からやる気も興味もない。
パプリカを切るのに緊張し、油跳ねに怯えてフライパンの蓋を盾代わりにするなどした。レシピの曖昧さ、食事および自炊の意義に苦言を呈す。
しかし”物を作る”という一点においては魔導工学と通ずるものがあるようで、「もしも自分が調理家電を作るなら」と言う視点が芽生えたことにより、調理への意識が変わり始める。
そんなこんなで完成したお題の『パプリカの肉詰め』は、審査員のケイトからも可愛らしい見た目と味でなかなかの好評を得た。
豊作村のケルッカロト
キーキャラクターの一人として登場。
旧世代のアニメ「らぶソリ」にハマっていたことから、自ら村への同行を希望する。舞台となった豊作村の聖地巡礼が目的。
もともとオルト同伴の予定だったが土壇場でキャンセルされ、怖気付いているところを強制連行された。
アニメのテーマがケルッカロト(ソリレース)であったことから、大会への参加自体には意欲的。
ぬいぞりには過去の入賞記録から布地を選び、性能面を考慮した結果クマを選択。
また、オルトへのお土産として木工の組み立てパズルを購入。並の人間なら説明書付きで1年、説明書なしで10年かかる代物を一瞬で組み上げた。曰く、暇つぶしにもならない。
幼少期はぬいぐるみよりロボット派。簡単なものを手作りしていたらしい。
パーティーではヴァイオリンの弾き真似を披露。一般に難しいとされるヴァイオリンの持ち方を把握していたことから、嗜む程度には演奏できる可能性が…なかった。
レースの結果としては、僅差でRSAに敗北。珍しく悔しさを露わにしていた。
なお、エペルの祖母マルヤが「らぶソリ」の推しキャラ「アイちゃん」のモデルであったことが判明し、興奮気味にチェキを求めた。
ポートフェスト
超高性能ワッフルメーカーをB組に製作提供。
メーカーは高品質のワッフルを自動高速調理しながら宣伝も行う多機能さ。しかし、イデアの他に操作できる人間がおらず、休憩なしで働き詰めとなった。
更にはD組のコットンキャンディーメーカーの修理を依頼され、修理ついでに魔改造を施す。
バルガスCAMP!リターンズ
キャンプに参加させられた文化部のボドゲ部の一人。
アウトドアへの強制参加でストレス値は最大レベル。加えて開始早々にスマホを没収された為にモチベーションは最底辺。しかし薪集めの最中に”最強の枝”を発見した時には出発前とは打って変わってかなりテンションを上げている。また、アズールがオリジナルのキャンプ服『アウトドア・ウェア』を手に入れた時にはちょっと羨ましそうにもしていた。
焚火そのものは推しの動画で観て知っていたようで手際は良く、進んで火の番を買って出ている。しかしそれはサボって本体のタブレット(先生に渡したのはサブ)を堪能する為でもあった。誰も居ないのをいいことに自由時間を満喫…しようとしたその最中、何者かに襲われて行方不明となってしまう。
グロリアス・マスカレード
2枚目のイベントSSR実装。
花の街で催される「魔法士養成学校交流会」の参加者に選ばれてしまう。
交流会当日、思いの外フィールドワークを楽しんでいたイデア。
「紅蓮の花」騒動後は、花への対抗策「救いの鐘」を鳴らすため、他の生徒とともに鐘楼を目指すことに。
事件の首謀者であるロロの境涯には、自身と重なるところがあったようだが、だからこそ、彼の行いを「弟のためなどではない」と断じた。
その後の舞踏会では、マレウス、アズールとともに歌を披露した。
ようこそ!ツムステッドワンダーランド
- part2
オルトによく似たツム個体と交流。ツムの要望に応え、外付けの飛行装置を作成。
完成するや否や、オルト、ツムとともに上空へ飛行することとなった。
- part3
学園長の指示で自身と似たツムの世話をすることに。
当初は互いに関わりを拒んでいたものの、自作PCの配線をきっかけに意気投合。
その後、仲違い・仲直りを経て友情を深め、ツムが帰還する際には、がけものCDと多機能ゲーミングチェアを持たせ、別れを惜しんだ。
リズミックでは、優しくツムを抱きかかえるイデアの姿が確認できる。
- イデアのツム
「ここからがお楽しみ」
斜め+中央ラインの2段階消去スキルで1段階目は15個前後の消去数でスキルレベルが上がっても消去数が増えない、2段階目はスキル6まで育つと28消去ほどまで上昇する。ただ一段階目の消去はジャイロ機能を使うと多少なりとも消去数が増える。
2023年9月には星送りの衣装のツムも新ツム第二弾としてガラクチュールレオナと共に実装された。
ステージ・イン・プレイフルランド
オルトから遊園地に行こうと誘われるが、「ムリムリムリムリ!」と断り、拙者には場違いすぎると言ってる。さらに遊園地に行ったことないのに遊園地あるある(?)の想像を細かく話していた(ネット検索で調べた)。
ヴィル「先ずは公園から慣らした方が良いわね」
ちなみに【おしゃべり】の方でもオルトから遊園地に誘われる小話があり、そこでは”死者の国”の話を交えつつ断っている。更には「VRの遊園地で良ければプログラミングしてみるけど」なんて言ってるがちがう、そうじゃない。
Lost in Book with TIM BURTON'STHE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS
メインキャラクターの一人で配布のSR。髪型は何時ぞやの花婿衣装のそれとよく似ている。
麓の古本市場で好きな古典漫画の初版を求めてコミックスの山を漁っていたが、不思議な本から発せられた光に巻き込まれ”ハロウィンタウン”に迷い込んでしまう。
スカリーの掲げる”理想のハロウィン”には騒がしさとは無縁の点から賛同はしているが、ゴーストを追い払う旨の発言を聞いてからそれ以上の反応は見せなかった事から思うところがあった模様。
犬好きはジャックの愛(幽霊)犬ゼロにも向けられ、懐かれた面々に乗じて自分もお近づきになろうとしたが逃げられている。
「……知ってた」
スカリーに攫われたジャック達の捜索では、たまたま近くに居たのを理由にヴィル、エペル、セベクのパーティ入りをさせられる。スカリーに頼まれて足止めしてくる悪ガキ3人組の一人バレルを引き付ける役目を買って出て、セベクを先に行かせる。
番外編
- おめかしバースデー
ルークに次ぎ、バースデーキャンペーンのキャラクターとなったイデア。
パーソナルストーリーは通常のカードと異なり、インタビュー特集と銘打った質疑応答形式となっている。
開始早々「控え目系男子」を盾にインタビューの辞退を申し出るイデアだったが、監督生に押し切られる形でしぶしぶインタビューに応じることに(当初はタブレットで済ませるつもりだった)。
不特定多数の人間に祝福されるバースデーパーティは、曰く大勢のリア充生徒から声を掛けられるイベントであり、「ガチの拷問でしかない」。
イデアにとって誕生日とは「寿命が1年減るだけ」のものであり(余談だがこの一か月後、ある同級生も生誕を祝う行為について懐疑的な意見を呈している)、自身の好む二次元キャラクターに関わるものを除き、こういったイベントには否定的。オンラインのやり取りで構わないと語っている。
また、誕生日に日付が変わると同時、ネットゲーム仲間から彼を祝う多数のチャットが送られてきたようで、とりわけ仲の良い「マッスル紅(くれない)」氏からは、ネットゲームのレア武器をプレゼントされた(もしかしてその戦友って…。)
ケイトからは誕生日の記念に写真をねだられた他、アズールからはお洒落なレストランに置いていそうなカップ、マレウスからも(代理でディアソムニア寮生が持ってきた)プレゼントを贈られているが、中でもサムからおまけでもらったお菓子が嬉しかったようである。
好物は駄菓子。理由は「おいしくて、ゲームしながらでも食べられるから」。
特に某練り菓子 のような知育菓子を「お菓子自体がゲームみたい」であるため好んでいる。
一方、生魚が嫌いなのは、生臭い・生暖かい・とにかく食感が苦手・食器を用意するのが面倒だから。
彼に言わせれば、栄養は体に摂取させればよいので栄養バランスの取れたブロック菓子で十分とのこと。
よくヘッドホンを付けているのは、至高の音楽を究極の音質で聞くためであり、ノイズキャンセリング機能で外界の音をシャットアウトするためでもある。
自身の推しアイドルグループ「崖っぷちもいらす(通称:がけも)」の楽曲がお気に入りで、監督生にもその魅力(老練な歌とダンスなど)を熱く語るほど。ちなみにそのアイドル、見た目は高年齢らしい。どういうことなの。
両親からの誕生日プレゼントは、ビデオゲームやボードゲームといった室内で遊べるものが多かったらしい。
幼い頃はオルトと一緒に遊んでいたが、イデアが勝ち越すたびに弟が悔しがるのを見かね、ジャンルを運要素の強いルーレットやサイコロといったボードゲームに変えていった。本人は勝ち負けには拘らず、オルトと楽しく過ごせたことに満足している。
なお、現在はAIを搭載するオルトに、パソコンゲームでは勝てないと語っている。
X(旧Twitter)ではグルーヴィー時の台詞にかけたハッシュタグ「#全宇宙が僕(または君)を祝っている」が作られた。
- ユニオンバースデー
幸運のダイスによりプレゼンターに選出されたのはレオナ。
贈られたのはチェスセット一式である。
実用品というよりは美術品に近く、イデアは調度品としての出来を高く評価する一方、実用性には難を示していた。
ついでに、チェスを特技とするレオナと一戦したが勝敗は不明。
1つ目の質問は【無人島に連れて行くなら誰か(自寮の人間を除く)】。
そもそも無人島になど行きたくないわけだが、選んだのは【ジャミル】。
脱出できる能力を持ち、かつ距離感を心得ているから。
2つ目は【違う寮に行くなら】。
イグニハイド以外の選択肢は存在しないが、強いて挙げるなら【ディアソムニア】とのこと。
パーティーや宴の多いスカラビアは論外。ハーツラビュルやポムフィオーレは夜中のお菓子・徹夜でのゲームを禁止されそうなので却下。オクタヴィネルもリーチ兄弟と関わりたくないという理由から却下。サバナクローは自由主義だが体育会系のため以下略。
消去法によりディアソムニアというわけである。但しマレウスに心酔するつもりはないとのこと。
- ブルームバースデー
魔法のペンデュラムが選んだプレゼンターからインタビューを受け、魔法の箒で空を飛ぶというもの。プレゼンターはリドル。
1つ目の質問は【飛行術を使ってどこまでも行けるとするならどこへ行くか(魔力量は考慮しない)】。
回答は、そもそも外に出たくないが、【ヒドラの谷】。
英雄の国にある切り立った岩壁を有する崖で、子供の頃から好きな映画のロケ地なのだそう。いわゆる聖地巡礼および怖いもの見たさである。
ただし、イデアの飛行技術では到底無理な話であり、『やはりインドア派は360°パノラマVRに限る!』らしい。
2つ目は【得意な授業は何か】。
プロフィールの通り【召喚術】と回答。
リドル曰く高難易度魔法の1つで、苦手意識を持つ学生も多いとのこと。
イデアに言わせれば、感覚としてはゲームに近いため習得は難しくなかった。
3つ目は【今後の1年でやりたいこと】。
まさかの【外出】という回答に、リドルのみならずプレイヤーも耳を疑ったことだろう。
理由としては、推しているゲームシリーズの新作が位置ゲーだったため。というのは建前で、オルトにねだられたからと言うのが本音である。
このシリーズでは花束を模した箒で学園を飛ぶ習わしがあるが、この時のイデアは何時ものぶら下がり飛行…ではなく箒にしがみ付いて行っている(但し地面すれすれの超低空飛行なのはツッコまないでいてあげよう)。
- プラチナジャケット
黎明の国の国立美術館にて絵画鑑賞。
という体で、ディズニー映画のワンシーンに対するイデアらのコメントを聞くことができる。
プレゼンターはシルバー。
- くつろぎマイルーム
- ニューイヤーキャンペーン2021
6日目のイグニハイド編に登場。
飾りつけされたオンボロ寮の内装を見て「君って本当におめでたいね」と呆れていた。
ホリデー中は徹夜して新しいプログラムを開発していたため、オルトに睡眠を摂るよう注意を受けていた。
- Sam's New Year Sale
セール6日目に登場。
”アメイジングチケット”を手に入れる為、苦渋の決断により店舗前の行列に並ぶ。
ラストワンのミステリー・バッグを巡り乱闘が勃発しかけるもデュース、カリムが止めに入り事なきを得る。
苦労して手に入れたバッグにチケットは入っていなかったが……なんとその中には、お目当ての『がけも』直筆サイン入りTシャツが入っていた。
苦労が報われた瞬間に、思わずイデアも「たまには外に出るのもいいですな!」と顔をほころばせるのだった。
- Sam's New Year Sale2023
セール6日目イグニハイド編に登場。
オルトの付き添いならびに最新のグラフィックボードを求め来店。
グラフィックボード10万マドル(※セール品)とボードゲーム詰め合わせ6500マドルのお買い上げで、自動的にHAGOITAバトルの挑戦権を手に入れる。当初は乗り気でなかったが、オルトに説得され参加。
テニスと似ているのであればなんとかなる!(テニスゲーム履修済み)と楽観するも、ヴィル・セベクペアの前に敗北した。
- Sam's New Year Sale2024
セール6日目イグニハイド編に登場。
ミステリーショップでクルーをしているオルトに会いにこっそり来ていたが最初に見付かったのはミステリアスハイテンションの陽キャだった。
オルトの勧めで映画の巨大モンスターの1000分の1スケールフィギュア(会話から計算して5000マドル×5相当)を購入。KOMAバトルにも参加。オルトとバトルが出来るのかと期待していたのだが相手はジェイドとルークの二人。予め予習していたのか最初は有利に立っていたようだったが最終的には敗北。
第6〜7章(※ネタバレ)
第6章
前編
NRC学園内に謎の武装集団が侵入。
イデア・オルト・アズールの3名はボードゲーム部の活動中に襲撃を受けていた。
敵の正体を特定したイデアおよびオルトは、アズールに無条件降伏を促す。
一方イデアも、構成員に「本部への帰還要請」が出ている旨を告げられ、やむなくこれを受け入れた。
襲撃者の名は『カローン』。古くからブロット研究を行う非政府組織『S.T.Y.X(ステュークス)』の所有する特別魔導警備班であった。
カローンの構成員よりイデア様と恭しく呼ばれ、「所長」が「父さん母さん」であることから、『S.T.Y.X』内におけるイデアの立ち位置が窺える。
その後、捕えられたオーバーブロット経験者組が目を覚ました輸送機の中で、『S.T.Y.X』の概要、イデアがアジーム家に並ぶ富豪の生まれ(ジュピター財閥分家にして『影の統率者』シュラウド家御曹司)であることが明かされる。
同時に、5章にてイデアにインターン招聘メールを送った大企業『オリンポス社』がジュピター財閥傘下であることも判明。
そして、彼等が運ばれた先で現れたのは……
あー、皆さん。暗くて陰気臭い、嘆きの島………「S.T.Y.X」本部へようこそ。
ど、ども…「S.T.Y.X」所長代理、イデア・シュラウドです。フヒッ……。
中編
以下、ネタバレ注意!!
遠い昔。シュラウド家の祖先は本家にあたるジュピターに謀反を起こした。
その結果、一族は代々「嘆きの島の番人」として、ファントムを封じ込めるための牢獄「タルタロス」と、その墓場「冥府」の管理を押し付けられることとなった。
子孫はみな生まれながらにブロットを焼却する呪いを宿され、「個性の発現」とされるユニーク魔法も「冥府」の門を開閉する用途に限定されている。イデアの特徴的な髪も、この呪いの影響であることが判明した。
番人としての役目を放棄すれば、世界は崩壊すると言っても過言ではなく、イデアも家業への従事を余儀なくされている。
呪いの特性上、ブロット(=負の感情あるいは魔法行使による澱)を生み出さなければ、体内の魔力が燃焼されるため、シュラウドの人間は気質が暗く、魔法を使う際も魔導デバイスによる補助が必要。
なお、イデア自身がデバイスなしで魔法を行使できるか否かについては、現時点で判っていない。
ブロット研究機関であるS.T.Y.Xの設立も上記に由来し、この呪いについてイデアは「シュラウド家が二度とジュピター家に謀反を起こさないよう施されたもの」と分析している。
また、組織秘匿のため、嘆きの島を訪れた者および関係者は例外なくレテの河と呼ばれるシステムにより記憶の一部を改竄消去される。イデアが他者との親交を拒む理由の一端であった。
オーバーブロットした生徒らの検査を終えたイデアであったが、レテの河を発動させる直前、突如としてシステムがダウン。
イデアが12歳の時に完成させた都市防衛システム『ケルベロス』が、オルトにより乗っ取られてしまう。
この時、ORTHO(オルト)はイデアが弟を模して造り出した魔導ヒューマノイドであることが、イデア自身の口から明かされた。
オルトの暴走を止めようとするイデアだったが、ケルベロスの生体認証が自身と両親以外の存在により解除されたことから、一つの可能性に思い至る。
息を切らしながら、「冥府」の門前へ辿り着いたイデアに、「オルト」の声は語りかけてくる。
彼の魔法石は黒く染まり……。
兄ちゃんに任せとけ。
詳細はこちらにて。
第7章
chapter1
6章後、イデアは1人で授業に出席するようになる。
4年生の研修先は上述のオリンポス社。5章にて破棄するよう命じていたはずのメールは、オルトの手により残されていたようだ。
両親からは、兄弟をマスメディアの目から守るため、しばらく家に戻らぬよう言い付けられている。
chapter2
リリアの送別会の招待状を受け取るが、ネット友達であるマッスル紅の引退ショックから立ち直れず、オルトのみ参加させることに。
chapter3
夢の中で、イデアは寮長として初の入学式に臨んでいた。
共にいるはずの弟の姿はなく、かかってきた電話が言うには、オルトはロイヤルソードアカデミーに入学しているらしい。現実ではリモート参加した入学式にも無事出席、寮長の任を果たした。
この時、いくつか違和感を覚えていたが……?
なお、眠っているうちに母が超厳重なセキュリティを突破し、パンドラの匣を開けてしまったことを、彼はまだ知らない……。
chapter6~7
前座は終わり。
いよいよメインイベントの始まりだ!ヒヒッ!
オルトと監督生たちをイグニハイド寮(夢)にて出迎え、状況説明をオルトに託す。
【以下回想】
決死の作戦により、夢の中のイデアとの接触に成功したオルト。
現実世界のオルトから「世界を救うため力を貸してほしい」と告げられるイデアだったが、直ぐには現実を受け入れることができずにいた。
オルトの懸命な説得によりイデアが覚醒の兆しを見せたその時、マレウスの魔法が邪魔に入る。
弟の姿をしたブロットに取り込まれ、イデアが目を覚ました先は、学校の中庭だった。
マレウスにいざなわれ再び入学式が始まろうとする中、流星のように救出に現れた現実世界のオルト。
しかし、皮肉にもオルトの出現により、イデアの夢は『幸せな結末』を迎えられなくなり、崩壊。
イデアは再びブロットの闇の中へ。
次に目を覚ました時、イデアを迎えたのは冥府およびファントムのオルトだった。
なお、この冥府は以下の理由から現実世界のものと考えられる。※確定ではないため注意
1.現実世界のオルト(ファントムおよびヒューマノイド)はイデアの夢に存在できないこと
2.マレウスの魔法の影響が現時点では嘆きの島(ならびに直下に存在する冥府)に及んでいないこと
3.おそらく夢の世界と冥府は繋がっていること(ヒュプノスとタナトスの関係)
オルト(ファントム)の言葉により再び現実を受け入れたイデアは、一刻も早くオルト(ヒューマノイド)の元へ戻ろうとする。
が、今度はオルト(ファントム)がその前に立ち塞がる。
冥府の門は不可逆。
冥府の王として脱出を阻むオルトへ、イデアは自らの意思でオーバーブロットし完勝。夢の世界へ舞い戻る。
イデアがオーバーブロットできた理由としては、常に高濃度のブロットが満ちている冥府であること、また、シュラウド一族の呪い=祝福が関係していると推測される。
そして、夢の世界にてオルト(ヒューマノイド)と再会したイデアは、更なる現実に直面することとなる…。
それがどんな結末であれ…ハッピーエンドかどうかは僕が決める!!
マレウス氏めぇ〜〜〜〜〜〜〜〜
この怨み……はらさでおくべきか〜〜ッ!!
chapter8〜
上述の説明を終えた後、監督生らに作戦内容を説明する。
この動画で。(※公式です)
その後オルトに監督生らを託し、自身はチートツール開発とオペレーターに勤しんだ。
なお、この動画はヴィルには不評だった(ヴィル曰く、「説明はわかりやすいが熱意が感じられない」)。
なおイラストはイデアの手書きらしい。
その後はそれぞれの夢をタブレットで補佐しながら自分の夢でマレウス対策の秘密兵器を作製。
また夢の境での着替えのためにと着替え魔法を用意。決め台詞に「ドリームフォームチェンジ」という呪文を決めて着替え魔法が使えない面子に羞恥を与えている。
ちなみにアズールの夢を経験後はその夢の内容でアズールを幾度か揶揄っている。
なお、立体映像でその場にいるように見せかけることも可能。
「ゲーム・セット・マッチ。『開かれた冥界の扉(ゲート・トゥ・アンダーワールド)』」
魔法名 | 【開かれた冥界の扉(ゲート・トゥ・アンダーワールド)】 |
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効果 | 「冥府」の門を開く |
ユニーク魔法は本来固有のものであるが、シュラウド家の人間は「冥府」の門を開閉するユニーク魔法を継承している。
詳細は前述。
余談
- モチーフ元
「イデア」は古代ギリシャにおいて「理念」という意味を持つ。通俗的には「理想」。
「シュラウド」とは、「(主に死体を覆う)白い布」「幕」「覆う物」のことである。
『キングダムハーツ』シリーズでは皆勤賞で「親戚のおじさん」と主人公のソラに言われる次元の腐れ縁であるが、中の人はソラと非常に因縁深い役として出演している。
演者の内山氏は過去のディズニー作品では『Disney's クリスマス・キャロル』の17歳のエベニーザ・スクルージ役や上記の『キングダムハーツ』シリーズのロクサス及びヴェントゥス役を演じている。