概要
『アイドルマスターシンデレラガールズ』のキャラクター・浜口あやめと脇山珠美のカップリングタグ。
公式ユニット名は「忍武☆繚乱」および「新星☆繚乱」。
かたや忍術、かたや剣道と和の心を持つ武道アイドルのコンビ。
2人とも10代半ばながら相手に「殿」をつけるなど堅苦しい喋り方をする。
時代劇の鑑賞が好きなため、その影響らしい。スターライトステージの1コマ劇場でも、一緒に時代劇を見る姿が描かれている。
初共演は2013年11月の「第4回ドリームLIVEフェスティバル」で、上記のユニット名で登場。この時はセリフは珠美のみで会話はなかった。
その後、2014年2月の「ひな祭りLIVEツアーカーニバル」で、丹羽仁美とあやめのユニット「センゴク☆ランブ」に珠美が加わる形で、ユニット「センゴク☆華☆ランブ」として登場。
このときに初めてあやめと珠美の掛け合いが見られ、「珠美はちびっこじゃありません! そうですよね、あやめ殿!」という珠美に対し、「負けても挫けない、器の大きなちびっ子です!」と返した。珠美のほうが1つ年上なのだが…
その後は「センゴク☆華☆ランブ」としての交流が主になっていたが、2015年放送のTVアニメ第16話にて、双方とも新たにCVを与えられて、登場し、再びコンビとしての注目が集まった。
劇中ではバラエティ番組を中心として活動しており、体力バラエティ「マッスルキャッスル」にコンビを組んでアスタリスク、P・Uの2チームと対戦した。
しかしその翌日、同じくバラエティ主流のアイドルたちとともに召集された際、プロダクション上層部から方向性の見直しを迫られ、意気消沈する。
最終的にシンデレラプロジェクトと協同体制を組むことで従来の方向性を維持しつつ、「それぞれの個性を伸ばしていく」活動に踏み切ることになる。
その結果、第25話で開催された「シンデレラの舞踏会」では、忍武☆繚乱コンビとして時代劇風のパフォーマンスを披露した。
その後の2015年9月、「第16回ドリームLIVEフェスティバル」で再び「忍武☆繚乱」として登場。
「鍛錬を積んできた」と気合十分で、一緒に修行しようと息の合った様子を見せた。
2017年4月24日にR「[ポテンシャルグリーン]脇山珠美」が追加、2017年6月9日にR「[グローイングレッド]浜口あやめ」が追加され、2017年6月末、「ドリームLIVEフェスティバル 七夕SP」でこの衣装をまとい「新星☆繚乱」の名で登場した。衣装は今までと違い和をモチーフとしたものでは無くなっているが、セリフの掛け合いは(多少「新星」感はあるものの)いつも通りの忍ドルと侍ドルのやりとりであった。
2017年12月10日には「LIVEツアーカーニバル スーパーロボット大戦CG -奏鳴の銀河へ-」が開催され、2人ともメインキャストを務めた。
ストーリーでは当初2人は敵同士で、バルマー帝国軍の宇宙忍者を名乗るアヤメが雷鳳を操って地球軍の艦隊を襲撃し、艦隊の一員であるタマミ少尉がダイゼンガーで応戦する。
己のためにのみ力を振るっていたアヤメだが、命を守るために剣を振るうタマミの行動に次第に心が揺れ動き、お互いに窮地を救い合ったのを経て地球軍に加わることとなる。
その後アヤメは、タマミの戦友ミチル少尉の形見であるアウセンザイターのパイロットに。
最終決戦では刃馬一体となり「竜巻斬艦刀・逸騎刀閃」でラスボスにとどめを刺す活躍を見せた。
2018年3月10日から行われた「ホワイトデーお返しキャンペーン」では、あやめも珠美も好みの料理が「みたらしだんご」で一致しており、ひそかにあやたまを感じさせた。
「[グローイングレッド]浜口あやめ」追加の時期に更新された『シンデレラガールズ劇場』第915話での共演時、あやめが、珠美の方が年上であることを「かわいいので つい…」忘れてしまうことが描かれている。また、その約1年9ヶ月後、「[アドバンスブルー]首藤葵」追加の時期に更新された『劇場』第1257話での共演時には、珠美が佐賀の方言を披露する際に「あやめ殿がばいやーらしか!」(あやめ殿すごくかわいいの意味)と発言。常日頃、互いに相手のことをかわいいと思っていることが判明した。
スターライトステージ
珠美の1コマ劇場で2人仲良く時代劇を見る姿が描かれている。楊菲菲の1コマ劇場でも2人揃って登場。
スターライトステージのストーリーコミュ第32話にも2人揃って出演。この時は星輝子のライブのサポートとして来ていたが、彼女の手ほどきによりデスメタルのフェイスペイントとシャウトを披露するという新境地を見せた。ちなみにシャウトをしたのは珠美が先で、その際に三重出身のあやめのことを「甲賀忍者」とわざと間違って呼び、あやめのシャウトを促した。
また、2017年2月末からの「LIVE Groove Vocal burst」では和の心を持つアイドルユニット「春霞」のメンバーとして招集された。イベントコミュでは、二人して声を揃えて反応したり、お互い競争しあったりなど、仲良さそうな絡みが見られる。イベント新曲「桜の頃」の正規配置は両端になるが、MV中では2人が横並びになるシーンがしばしばあり、ソロパートも珠美の後にあやめが歌うという流れになっている。
さらに2017年9月30日からの「LIVE Parade」では、同じく春霞のメンバーである道明寺歌鈴とともに時代劇に出演。同時期に行われるフェスでは「キミのそばでずっと」を歌うことになる。また、同イベントの報酬SRはあやめと珠美であり、デレステ公式ツイッターで2人が喋るイベント予告ボイスが投稿された。→当該ツイート(デレステ公式)
2019年1月31日からの「LIVE Parade」でも上記と同様のメンバーでユニット「可惜夜月」を組み、「義勇忍侠花吹雪」の歌唱を担当した。
2023年2月18日からの「LIVE_Infinity」ではあやめは歌唱メンバーではないものの、コミュで自身の弱さに悩み苦しむ珠美を気にかけている。
アニメ版シンデレラガールズ劇場
2017年10月3日から放送のアニメ版シンデレラガールズ劇場2期では、本編放送直後のモバマスのCMにあやたまの2人が起用され、忍者刀と竹刀で対決をしている。ちなみにあっさりと珠美が敗北する。
第3期では2018年7月31日配信の「火曜シンデレラシアター」にて、前述の第915話がアニメ化された。
2019年4月2日から放送のCLIMAX SEASON(第4期)では、初回の第40話のオリジナル回で2人とも登場。ライバル同士という体で屋上でチャンバラごっこをし、五十嵐響子からビームを撃つふりされたときは2人して仲良く笑顔でやられたふりを演じた。
その他
「新星☆繚乱」の衣装は珠美にはギザギザのシンボル、あやめには手裏剣型のシンボルが付けられているが、5thLIVE SSA公演の際に、珠美の担当声優である嘉山未紗がギザギザのシンボルの付いたピアスを着け、あやめの担当声優である田澤茉純が手裏剣型のシンボルの付いた指輪を薬指にはめてライブに臨んだ。これは嘉山が自身と田澤に用意したものであり、元々は手裏剣型のシンボルもピアスであったが、田澤が指輪に改造した。また、ネイルもお揃いだった。