前後のエピソード
概要
『ヒーリングっど♥プリキュア』最終話のサブタイトル。2021年2月21日放送。
最終決戦を終えた後の後日談なのだが、今までの戦いの意味を根底から揺るがす内容で多数の視聴者に衝撃を与えた。
あらすじ
ラビリン達と別れてから暫く後、のどか達はヒーリングガーデンに招かれる。地球を救ったのどか達はヒーリングアニマル達に歓迎されるが、サルローはのどか達人間に不快感を示し「人間も浄化するべきだ」と述べる。
そんな中、お土産に持ってきたすこやかまんじゅうにナノビョーゲンが寄生し、メガビョーゲンが現れる。メガビョーゲンに苦戦するプリキュア達だが、ラテの祈りでキュアサマーが出現。グレース達はサマーと協力してメガビョーゲンを浄化する。
プリキュア達の活躍を見たサルローはテアティーヌの説得もあり、暫く人間との共存の可能性を模索する方向に考えを改める。
すこやか市に帰って来たのどか達はこれからも「地球のお手当て」を続けていこうと誓うのだった。
逸話
放送終了後に発行されたオフィシャルコンプリートブックによると、この最終話のストーリーは実は企画当初は制作予定ではなかった。
というのもコロナ禍による放送スケジュールの乱れにより1〜2月に休止が入る可能性があったため、前話で最終決戦を終わらせ、万が一お蔵入りになっても支障がないエピソードとして作られた。
本作は企画段階から「子供たちが困惑しないように、人間が地球の害になる話はやらない」というコンセプトで制作されていたが、シリーズ構成の香村純子は兼ねてから「地球に対する人間の罪を描かずにスルーするのも良くない」と考えており、放送されるか分からなかった本エピソードの脚本にその想いを込めたのである。
他の作品に比べてあまり最終回らしくないタイトルもその事情が関わっていると推測される(むしろ実質的な最終話として作られた前話のタイトルの方が最終回っぽい)。
詳細はヒーリングっど♥プリキュア、プリキュア初期設定一覧、サルローの記事などを参照。
余談
本作はコロナ禍による放送スケジュールの乱れにより、最終話は例年の1月末ではなく2月下旬の放送となった。
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