概要
メンバー
小悪魔のような衣装を着た女の子。一人称に「あたし」や「デビー」を使う。
魔女のような帽子をかぶった女の子。若干お馬鹿キャラ
2人の苗字は『デビルマン』の不動明と飛鳥了、名前は英語で「悪魔」と言う意味の"Devil"を分離して命名されたとみられる。
3年目からの新アイテムプリたまGOに関連したマスコットで、紆余曲折を経て彼女達のマスコットなり、132話にてプリティーマスコット、153話にてアイドルマスコットへ進化した。
『キラッとプリ☆チャン』でイタズラ動画配信などをやっている、小悪魔系プリ・チャンアイドル。チャンネル名はドキドキジャマーチャンネルで専用のアジトや気球を所有しており、普段からその秘密基地を拠点にして活動している為、二人共々家族構成は不明である(ルゥに関しては「ママから貰ったお小遣い〜」と母親がいるかの様な言及はしている)。
イタズラ動画しているためかseason2まではミラクルキラッツやメルティックスターから事在る後とにチーム名を間違えられていた(「おじゃまトリックス」や「おじゃまドップリデス」等)。
また、芋栗柿ッツによると歌やパフォーマンスについては非常に音痴で人気もあまりないと評価されていた。
桃山ひかりとの関係
89話や132話を見るにおしゃまの2人はその性格が故に妹山こと桃山ひかり以外の友達がいない事が語られており、その妹山とも小学校の同じクラスではあったが、当初は仲が悪く二人はひかりがミラクルキラッツの番組に出るまで、桃山みらいの妹である事さえ知らなかった。
その事を知った43話以降、何かとおしゃま達とひかりがセットで描かれる場面が増え、ひかりもクリスマス回で招待状をおしゃま達に渡したり、おしゃま達が喧嘩別れをした際には心配してミラクルキラッツ(桃山みらい)に助けを求めたりと何かとおしゃまトリックスの事を気に掛ける様になり、おしゃま達も何か困った事が起きると直ぐひかりに助けを求める様になる等、今でもおしゃま達のイタズラ等で妹山に注意されたり追っかけられたりするもののも、すっかりお互いを必要としている親友同士となっており、144話でもおしゃまの為に奮闘するひかりの様子が描かれている。
劇中の活躍
season1
26話で初登場。メルティックスターの紫藤めるを呼び戻すためデラックス科学研究所の依頼を受けてシャイニーフレンズ大会に参加したメルティックスターを妨害したが失敗し、その後は個人的にミラクルキラッツやメルティックスターに復讐するためにイタズラをすることを決め、続く27話からの中期OP「Go! Up! スターダム!」と40話からの後期OP「never-ending!!」にも登場し、作中に出てくる他のサブキャラ達と違って悪役として準レギュラーとなっている。
30話では偽のイベントを立ち上げ、参加者からお菓子を巻き上げていた(参加者の顔触れがスペシャル大会で戦ったライバルたち)。歌まで登場し、作詞作曲は澁谷梓希である。
37話ではウィンタースペシャルに参加しメルティックスターに勝つためにプリチャン内のサーバー室に侵入、其処でサーバーに繋がっているコード配線に細工を施して投票時にミラクルキラッツに入る"いいね"をおしゃまトリックスの方に入る様にしていた(ルゥ曰く、全部入ると逆に怪しまれるので少しだけキラッツ側にもいいねが入る様にしている)。
しかし、メルティックスターと対決直前に彼女たちがシステムを弄る所を動画にして公開していた事がバレて失格となり、罰として便所掃除をやらされるのであった。
43話ではミラクルキラッツのチョコ配信に(成り行きで)参加し、一度イタズラをひかりママに阻止されるもひかりのクラスメイトということもあり、チョコを貰った。以降は姉妹を区別するために、ひかりを「妹山(いもやま)」、みらいを「姉山(あねやま)」と呼んでいる。
49話ではネクスト・プリンセス・スペシャル大会に参加するミラクルキラッツに応援の寄せ書きを渡そうとしたり。50話では苦戦するキラッツに激励をするなどしていた。
season2
4月からのOPには2人は登場しなかったが本編52話でキラッツたちがディアクラウンを探索してるシーンとバーチャルプリチャンアイドルのだいあが「ジュエルオーディション」の最初に歌うプリチャンアイドルを探すシーンでモブキャラとして登場している。また、探索シーンでは2人がとあるキャラの衣装を着ていた。
そして6月9日放送の61話で久々に登場し、自分達が忘れられていると言う状況を打開すべく、メルティックスターがキラ宿に帰って来ると言うデマを流して皆を驚かせると言うイタズラを敢行。
おしゃま達的には単純に「噂に釣られた人達を驚かして終わり!」の筈が、彼女達の予想に反して世間は情報を真に受けて市長直々にその日をメルティックの日として祝日に設定して大々的なお祭りの開催まで決定してしまう始末。
そのあまりの盛況ぶりと、実はイタズラだと知ったのにもかかわらず、怒りもせずに立ち去る萌黄えもの姿にデマを仕掛けたおしゃま達本人が恐怖する展開に…
最終的には本当にメルティックスターがキラ宿に帰ってきた為に萌黄えもと共に赤城あんなに泣きながら抱き着き、帰還を喜び合ったのであった。
余談だがこの61話では前作アイドルタイムプリパラ最終回以来i☆Risメンバー全員がクレジットされる回となった(また3ヶ月ぶりにRun Girls, Run!のメンバー全員も揃うことになった)。
78話での新OP「キラリスト・ジュエリスト」では観客として冒頭に登場している。
81話では彼女達のチーム結成日でもあるハロウィン向けて意気込むが、お互いに日頃の失敗を相手のせいにした事から喧嘩に発展、遂には引っ込みがつかなくなり、おしゃまトリックス解散へ発展しまう。
そんな状況になっている事をひかりから聞いたみらい達や、ルゥから事情を知ったメルティックスターの提案でデビィとルゥを仲直りさせるためのイベント「ゴージャスエレガントハロウィン大会」を開く作戦を決行。
おしゃま達は其々リングマリィとペア(デビィ×すずの「クロカミックスター」、ルゥ×まりあの「ゆるゆるふわッツ」)を組んで大会に挑み、最初は喧嘩別れをしていたおしゃま達も最終項目のコースターを協力して突破した。しかし、コースターから降りる際にデヴィが高い所から落ちるアクシデントが発生、あわや大惨事という寸前の所でルゥがデヴィの手を掴む。
デビィ「喧嘩してたのに、な・ん・で…」
ルゥ「喧嘩してたけど!、でもでも、ルゥはデビィと一緒じゃないとだめなの!」
そうしてルゥがデヴィを引き上げて2人は無事仲直り(+ゴール)を果たし、お互いの絆をより深める事が出来たのであった。
因みに、この回ではライブこそなかったものの、専用のアイキャッチが設定されている。
またメルティックスター達とのプリチケ交換も行っている。
89話ではクリスマスに乗じてイタズラしようとしていたが赤城あんな達に捕まっている。その背景として、「自分達にはプレゼント交換をする相手がいない」と号泣。宥めていた所で妹山事桃山ひかりがおしゃま達にクリスマスの招待状を渡し、感動したおしゃま達は妹山に抱き着くのであった。
その後のジュエルコレクション大会では98話を除いてパティスリーラペーシュの出張店舗に妹山と共にお手伝いしつつ同大会を会場に設置されたモニターを通して観覧しており、だいあの危機に際してはいいねを押して応援している。
season2最終回である102話でも背景モブとして登場している。
season3
115話でルルナのマスコットを持っていないリストで写真のみ登場していたが、第123話にてプリたまGOを探していた2人の目の前に現れたバグッチュ、そしてそれを駆除しようとするルルナに追われる羽目になる(途中で桃山ひかりやキラッCHU、メルパン、ラビリィ達とも出会い、一緒に逃げる事に)。最終的におしゃまトリックスやキラッCHU達との説得の末にルナナはバグッチュをおしゃまトリックスの正式なマスコットとして認め、彼女達にプリたまGOを授けた他、バグッチュを用いたバグ取り業務を命じて去って行った。
因みにこの回でひかりの発言でライブに興味を持つが、2人とも歌やダンスが苦手である為にひかりに泣きついていた。
12月からの新OP「ルミナンスプリンセス」にも登場し、衣装もこれまでのお馴染みだったアニメオリジナルコーデからプリたま第4弾で新たに実装された「いたずらナイトメアコーデ」を着用(+目をときめかせているバグッチュ&ジャージ姿の妹山)しており、髪型も筐体の既存パーツのデザインに寄せられている。
また、今回の新opでは主人公達達やイブ&アリス達と共に並び立っていたり、opの最終集合シーンにも仲間入りする等、プリチャンシリーズのopの中では最多になる合計4カットの登場をしている。
そして132話にてバグの取り過ぎで体調不良を起こしたバグッチュを救う為に、ソルルの助言で遂にデビューライブに挑戦する事が決定。
妹山こと桃山ひかりの全面指導による特訓とプリたまGOを使った作詞作曲を行い、途中些細な行き違いがあったものの(おしゃま達が体育館からいなくなった事でひかりは"全てを放り出して逃げた"と思ったが、当の本人達はより特訓しやすい場所に移動しただけであった)、無事ライブに向けた全ての工程を終えた所で妹山が会場を抑えていなかった事が発覚してしまう。
その為デビューが一時危ぶまれたが、其処はソルルの根回しによって既にめが姉ぇがステージを用意しており、おしゃまトリックスは無事デビューライブを成功させた。
そのお陰で無事バグッチュの体調も回復し、その上おしゃま達とバグッチュの絆が深まった事でバグッチュはプリティーマスコットへと進化した。
133話でもバーチャルプリチャンランド内での妹山の店に群がった観客達に対してライブを披露(この回ではプリたまGOキャッチをルゥが担当)してライブ後に妹山に"営業妨害"だと言われ、おしゃま達もちっちゃくなった妹山を弄って彼女に追っかけられていた。
因みに髪型は132話で実装された新髪型を踏襲しつつ、デヴィには星柄のワッペン、ルゥには♥柄のリボンが新たに追加され、おしゃま達の衣装も新しいコーデとなった。
134話では新エリア・ムーンライトマジックエリアの前夜祭抽選券を獲得できなかった為にこっそりサーバー室に潜入して同エリアに侵入しようとするが、其処で何と動くバグを発見。
そのバグをどうにかして確保する事に成功するも、その逃走劇の際にサーバーのコード配線をひっかけてしまい、それによってムーンライトマジックエリア全体が停電する事態になってしまう。
その後、現場に到着したルルナにおしゃま達は謝罪してバグッチュが事の成り行きを説明(サーバー室に入った本当の理由は話してないけど)してルルナから許しを貰い、日頃のバグ駆除のご褒美としておしゃま達はムーンライトマジックエリアの観覧車を楽しむのであった。
136話ではイブがプリチャンアイドルを語るシーンで、彼女のPCに映し出された動画のおすすめ欄に小さく映っており、続く137話ではカガヤキ・コーポレーションが開発中であるプリチャンファンタジーと呼ばれるゲームにどさくさに紛れて侵入、ゲーム内ではおしゃマミーとして登場している。
また142話からの新OP「ドリーミング☆チャンネル!」でもおしゃまトリックス&バグッチュ(+妹山)のカットが収録されている。
144話では次期プリンセス候補の指名動画で「小柄、デュオチーム、いたずら好き」と言うヒントを見た妹山の提案でおしゃまトリックスはバグッチュと共に特訓をする事に。最初はひかりの勢いにタジタジになりつつも自分達に尽くしてくれる事に感動するも、結果的に次期プリンセス候補には指名されなかった(指名されたのはまさかのあの2人)。その事をひかりから謝罪されるも、おしゃま達は何だかんだ楽しかったと慰め、これからもマネージャーをしてほしいと頼むのであった。
146話ではキラッCHU映画の撮影に悪い魔法使い役として参加し、ライブも久しぶりに披露した。因みにこの回では、132話でライブデビュー後以降着ていなかったアニメオリジナルコーデを久しぶりに着用している(正し、髪型は変更後の物でデヴィの肩にくっ付いていたものは撤去されている)。
148~149話にて開かれたクイーンズグランプリでは観客としてひかりと共にミラクルキラッツ達を応援し、150話にてソルル&ルルナによって突然発行されたルルナルルールに不満を漏らしていた。
そして151話にてバグホールとの闘いでバグッチュを気遣う他、バグホールを静める為に行った大合唱ライブにてアイランジュ、幸瀬なる、激川ゆい&マスコットらぁらと共におしゃまトリックスも一瞬参戦(ただし出番は静止状態でステージが一周しただけ)している。
その後、153話ではひかりと共におしゃまトリックスが中学生になった事が語られ、バグッチュのアイマス形態習得に驚きつつも喜んでいた。
そしてミラクルキラッツの勧めで、おしゃまトリックスの新メンバーとしてひかりを誘致する姿が描かれている。
楽曲
曲名 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|
おしゃまトリックスの歌(1) | 澁谷梓 | 澁谷梓 | 澁谷梓 |
おしゃまトリックスの歌2019SPver(2) | 澁谷梓 | 澁谷梓 | 澁谷梓 |
いたずらカーニバル!! | DECO*27 | DECO*27 | rockwell |
(1)は30話で流れたライブ曲ではない挿入歌ではあるが、これは澁谷梓個人で制作された曲で、後に澁谷梓希が参加した2019年10月27日の『ANI FACTORY』にてアレンジ版である(2)を披露した。
ただしその2つの曲に関しては、澁谷梓個人の製作で権利が複雑な為か現時点でCD化されていない。
グッズ/コラボ
前述の通りおしゃまトリックスはデビューライブとなったシーズン3 132話に至るまでライブ設備を持たなった準レギュラーであるが、シーズン1の頃には少数ながらグッズや店舗限定シールが販売されていた。
2020年8月21日にはプリティーシリーズ10周年を記念してあのガァルマゲドンとのハロウィンコラボが発表され、このコラボの為に新規に描き起こされた、ハロウィン専用のコーデに身を包んだおしゃまトリックスを見る事が出来る。
これらのハロウィングッズは10月24日に発売されている。
因みに現実世界がコロナ禍に陥っていなければ、このガァルマゲコラボと同時期に132話が放送される予定であった事が関係者のツイートによって判明している。
12月25日にはガァルマゲドンとメルティックスターのコラボ関連組として妹山こと桃山ひかりと共に参戦し、おしゃま&ひかりのコラボメニューやグッズの販売がされた。
因みにこのコラボに際し、おしゃま達の髪型が新opと同様のverに更新されている。
12月26日に発売された「かわいいフレークシール」の新弾にも新たにデヴィとルゥがラインナップに加わっている(柄はシーズン1の頃に出ていたヘアゴムセットとほぼ同じ)他、1月9日にはおしゃまトリックスのライブデビューを記念した新規書きおろしグッズの受注販売(既に受付終了済み)された。
そしておしゃまトリックス初となる楽曲CD「キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション ~ from PRI☆CHAN LAND ~」が2021年6月23日発売。この楽曲CDではおしゃまトリックス(+妹山)と黒だいあとの交流を描いたミニドラマも収録されるとのこと。
8月22日に開催された「キラッとプリ☆チャン」のライブイベント「Welcome to プリ☆チャンランド!」にておしゃまトリックスとして初の声優ライブに参戦し、グッズも多数販売された。
9月17日では去年続いてGrooveGarageにておしゃまトリックスとガァルマゲドンのハロウィングッズの予約がスタートした。
今回はあの喧嘩回でデヴィ&ルゥが着用した「ハロウィンナイトグリーン/カラフル」コーデを妹山と共に着用した姿となっている。
2024年にはWEBくじ第10弾でガァルマゲドンやウェスト姉弟とのコラボグッズ「キラッとPARAJUKU POP PARTY!!」が作成され、非プレイアブルキャラクターとしては異例のオールフレンズ入りを果たしている。
余談
アニメイトタイムズのインタビューでは、メルティックスターが悪役として使いにくいため、メルティックスターとは異なる「敵役」として使い勝手がいいキャラがいた方が話が膨らみやすい、として作った存在と監督が言及している。
声を担当している2人は、前シリーズのプリパラにおいてそらみスマイルのライバルのドレッシングパフェのメンバー・東堂シオンとドロシー・ウェストを演じていた。おしゃまのキャラクター自体はこちらに近いが、こちらはあくまでキャラであり、主人公の味方をすることが多い。
前述の通りおしゃまトリックスはアニメオリジナルのキャラであり、彼女達のライブも当初の放送計画には入っておらず、132話のデビューライブはファンの声援と製作者達の熱意によって生み出された回である事を後に関連スタッフの一人が語っており、その関係者曰く、監督はこの132話について絶対やらなくちゃいけないと男気を見せたらしい。
また当初は妹山と共に3人チームでのアイドルデビューを構想していたが、諸般の事情で没になっており、season1からseason2にかけてひかりの容姿が大きく変化(身長も最大15cm伸びている)したのはその名残だとか。
この他、その関係者がツイッター上で公開した情報では、アニメ構想時にミラクル☆キラッツを標的とした妨害チームの1つとして「トリックメイカー」なるおしゃまトリックスの初期案の様なグループがメモ書きされており、この段階ではチームリーダーは「らいあ」で中学生3人グループを想定したチームであったらしい。
因みにこの「らいあ」と言う没ネームと同様の苗字が後のゲストキャラに活用されているが、本当に転用したのか、偶然被ってしまったのかは言及していない為に不明である。
これまでもサブキャラのステージライブは幸瀬なるや七星あいら(アンジュとのデュオ)が存在しているが、その2人はいずれもスターシステムを用いた輸入キャラ達であり、プリチャンオリジナルのキャラとしては今回のおしゃまトリックスが初となる。
またおしゃまトリックの2人は筐体ゲームには実装されておらず、立ち位置は前作で言うこの子に近い。
しかし今回のおしゃま達はライブデビューに際してコーデや髪型が筐体に実装されているパーツに交換された為、それっぽい子をマイキャラで作成することは可能である。
また、プリたま第6弾のデモムービーではマイキャラ作成されたおしゃまトリックス+ひかりがキラっとスタートに乗せてダンス(おしゃまトリックスの2人は"ハピエスト/ピュアネスウエディングブラックコーデ" ひかりは"ひかりの天使コーデ"を着用)している様子を見る事が出来る。