概要
CM7期生におけるクール属性二人の組み合わせ。
二人とも十代とは思えないほど知的で大人っぽい雰囲気を持った、色気たっぷりのカップリング。
大人びた女性の魅力を持ちながら、クールなショートヘアの容姿に加え「王子」の愛称で知られる飯田友子氏が声優である事も合わさり、中性的な魅力も持つ奏、
作品内でも屈指の美人と名高く、ドレスを着た姿はさながらお姫様と女性的な魅力の強い文香。
さらに二人は特に美しい瞳を持つアイドルとしても話題に上がる事も。(奏はキレイな瞳をした人が好きという発言もしている)
二人が並ぶ姿はヴィジュアル面だけでも圧巻と言える。ちなみに身長も162cmで二人同じである。
趣味は奏が映画で、文香が読書。趣味の媒体は違えど、二人ともかなりの知識人で、特に哲学・神話・ファンタジーなどの物語世界に造詣が深い。
二人とも普通の子には通じにくい詩的な言い回しをする事もあるが、二人の間では通じ合う模様で、その様子は同僚の周子から「ポエム合戦」と呼ばれる程。
ダークイルミネイトの様に、精神的な世界観を共有する関係でもありそうだ。
奏は年上の文香を呼び捨てで呼ぶ一方、文香は奏をさん付けで呼んでいる。
普段はおっとりした大学生の文香を、高校生の奏がクールにリードするという構図もこのカップリングの魅力の一つだろう。
アイドルマスターシンデレラガールズ(モバマス)
原作のアイドルマスターシンデレラガールズではCM7期生の繋がりで、「CINDERELLA_PARTY!」のコーナーやTVアニメと連動したラジオドラマ「マジックアワー」のゲストとして共演している。
ユニットとしては第16回LIVEツアーカーニバル「魔界公演 幽鬱女王とハロウィンの祝祭」中のライバルユニット「魔界の予言者」で橘ありすを含めた3人で登場しているが、ファンタジー色の強い劇中劇的なユニットの為、お互いの関係に突っ込んだ会話は無い。
シンデレラガール総選挙において第六回から始まったアイドルが他のアイドルを紹介する「アイドル紹介2017」では「奏が思う魅惑的なアイドル」の中に文香が含まれており、
特に美しい瞳の美人で、深い文化的な知識を持った文香に奏が魅力を感じている事が窺える。
2018年7月13日、奏のSR「明闇のイデアリスト」の特訓前が文香の「紙背の想い人」と対照的な構図になっていた上、「劇場」でも共演したため担当Pを喜ばせた。
アニメ
二名ともプロジェクトクローネのメンバーとして登場。
22話にて、緊張のあまりライブ本番直前に体調を崩した文香に、奏が肩を貸し楽屋へと運び、急遽出番となったトライアドプリムスのライブを楽屋モニターで見守りながら、文香と同じユニットの橘ありすと共に付き添っていた。
NOMAKE22回では、楽屋から救護室へ移動し医者の診断を終え休んでいた文香に、やはりありすと共に奏も付き添っていた。奏はプロジェクトクローネのリーダー的存在であるようで、この一連の行動は当然のことかもしれない。ただ、ありすは帰宅の為、文香を見舞いに来たシンデレラプロジェクト所属アイドル数名&武内Pと共に部屋を出たので、もしかしたらその後部屋はふたりきり・・・?
スターライトステージ
2016年2月26日の更新で、文香のソロシングル「Bright Blue」の実装に伴い、文香のストーリーコミュ「Out of the Page」も公開され、二人の交流も描かれた。
“普段しない事をして、見識を広げよう”という美波の提案で、奏を加えた三人でゲームセンターへ行くことになった文香。初めはゲーセンを“魔窟”と例えるほど委縮していたが、数時間後の帰り道では腕が上がらなくなるほどはしゃいでしまっていた模様。特にクレーンゲームへ熱中し、その日は取れなかった景品を後日奏と毎日ゲーセンへ通って入手したほどらしい。奏曰く「クレーンゲームに今月の書籍代が消えた」。自他共に認めるビブリオマニアの文香がひと月に使う書籍購入額は推して知るべし。
毎日ふたりきりであったかどうかは定かではないが、奏自身“毎日付き合わされた”という表現を使う割には楽しそうな顔をしていた為、意外と頑固な文香とゲーセン通いの日々も満更ではなかった様子。
ちなみに“手に入れることに価値がある”と本人が言うように、文香は景品そのものにはさほど興味が無かったようで、手に入れた苺柄のストラップは文香が最も似合うと感じたありすの手へと渡った。
余談だが文香のクレーンゲームの腕前は相当上達したようで、メモリアルコミュでPとゲーセンに行った際に自己の成長の証として誇らしげに披露している。
同年6月20日、CINDERELLA MASTER Cool jewelries!003の発売に伴い、ゲーム内イベント「咲いてjewel」が登場。イベントコミュにて、ユニットメンバーであるこの二人の交流も描かれた。
4話では、二人きりのカフェで黙って考え事をしていた文香に奏が声を掛ける。寡黙な文香に対して、「私は沈黙とコーヒーを一緒に楽しめるタイプだけれど、もしよかったら何を考えてるのか話してくれない?」と高校生とは思えない気の利いた台詞がスラスラと出てくる奏は必見。
その問いかけに対し、同ユニットCAERULAのリーダーという大役を受けた周子や、そりが合わずとも互いに刺激を受け成長してゆくありすや二宮飛鳥の様子を見ていた文香が、自分も“苦手を克服する”という方法で成長を図りたいと答える。そのために奏を誘って向かった先はブティックだった。
“自分を明るく見せること”を苦手としていた文香だが、「仲間が、奏さんがいればあるいは」と勇気を振り絞り、普段の落ち着いた服装から、清楚な雰囲気はそのままに軽やかで明るい印象のファッションに身を包んだ文香。その姿を見た奏の「アイドルみたい」という言葉にはにかんだ文香は、紛うことなき“明るい少女”であった。
年下ながら大人っぽくて、面倒見が良い奏を文香が強く信頼をしているのが窺えるエピソードだった。
ちなみのこの時文香が着た服は、以前モバマスのSRで奏が着ていた服のコーディネートと良く似ている。ファッションに拘りがある奏が、自分のセンスの服を文香に選んであげた、着せてみたかった等の想像が捗る。
5話ではライブの本番を前にありすも交えた会話の中で、二人とも学校では学園祭などにあまり馴染めなかった過去を語る。その後ありすが席を外したタイミングで、奏はありすは素直でかわいい、自分も素直な子なら好かれていたかもしれない(両親、あるいは学校か)と自嘲気味な言葉を発する。
その発言に対し、文香はどのような子でも奏さんは好かれていた思うとハッキリとした優しい言葉を返す。突然の優しい言葉にかなり戸惑った様子の奏は、「文香はときたまシラフとは思えない言葉を吐くわね」と言い放ち、二人ともはにかんで押し黙ってしまう。そこに戻って来たありすが二人の気まずそうな様子を見て喧嘩と勘違いして大慌てという結末だった。
普段は年下ながらオシャレで大人っぽい奏が文香をリードするが、ここぞと言う時はどこか影があり精神的な脆さも見える奏を包容力のある年上の文香が優しく支える。そんな関係を築いていけそうな二人が垣間見えるイベントコミュであった。
上記CD『Cool jewelries!003』のドラマパートではCAERULAの5人で遊園地に行っている。
奏は周子、文香はありすとの会話が多いがかなふみもそれなりに絡んでいる。
周子相手にキスしようとしないのは本当にシたくなると困るからと語る奏に未知の領域だと述べる文香、その心中やいかに。
ありすは奏を呼び捨てにする飛鳥をたしなめているが、文香を呼び捨てにするその奏には特に何も言っていない。
ドラマパートの終盤では二人で遊園地のカートに乗り込むが…?
鷺沢文香個人の項目も併せて参照されたい。
シンデレラガールズ劇場
メガミマガジン2019年6月号のピンナップで高垣楓とともに街デートしている。左手で文香の手を取り、右手は己のくちびるに人差し指を押し当てている奏のエスコートに注目。
橘ありす
奏、文香の二人に続くCM8期生のクールアイドルであり、上記の様にアニメではプロジェクトクローネにおいて文香とユニットを組み、
咲いてjewelではユニットメンバーとして二人との深い交流が描かれた橘ありす。
アニメ以降定着したありふみや中の人同士も「姫」「王子」と呼び合うかなあり、本項目のかなふみを合わせた「かなふみあり」という3人の関係も一つの定番となっている。
スターライトステージで実装されたありすのSR「オンリーマイフラッグ」の特訓前でも
文香・奏が背景におり、慣れないファーストフードの買い食いに挑戦しながら、二人と談笑する姿が描かれている。
二人に強い憧れを持つ利発な小学生のありすと、それを見守る文香・奏という姉妹の様な、親子の様な非常に微笑ましい関係性である。
もしかして
かな子と文香は3rdAnniversaryアイプロの裏で一緒にケーキを作り、和やかに会話を交わしている。