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けらす(鉄道系YouTuber)

けらす

鉄道系YouTuberのひとり。2020年にあった騒動以降音沙汰がなく、現在は事実上の活動休止状態にある。
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概要

2018年5月5日に「けらす/鉄道・旅行系チャンネル」というYouTubeチャンネルを登録し、YouTuberデビュー。その後サブチャンネルとして「けらすTV」を開設した。

金髪に制帽キャップをかぶった容姿の自作イラストをアイコンに使用している。本人曰く「バーチャルYouTuber」とのこと(もちろん違う)。素性は一切明かしておらず、他の鉄道・交通系YouTuberも彼の姿・顔を見たことがないため、謎に包まれている。


2019年6月にはチャンネル登録者数1万人を突破し、おすすめ動画に挙がるなどで急上昇し、2020年3月には7万人を突破。投稿した動画は万単位で再生されていた。

スーツ(鉄道系YouTuber)がみ(鉄道系YouTuber)に次ぐ人気を獲得し、鉄道・交通系YouTuberのトップ3に君臨することになった。


しかし、後述する騒動によって現在はチャンネル登録者が減り続けており、けらす氏本人もネットから姿を消してしまい、事実上の活動休止状態にある。


動画スタイル

基本的にほぼ毎日投稿しており、「動画時間は10分1秒」「DOVA(音楽系フリーサイト)で拾ってきたBGMを流す」「要所で節分けしてSEを流す」「本人の肉声で詳細に説明」というスタイルで一貫している。また、特定の期間で日本各地を乗り鉄し、それで溜めた動画を編集のうえ随時投稿を行っている。

高頻度投稿と初心者にわかりやすい説明によって視聴者を増やしていった一方で、「ボソボソ声で聞きづらい」「話の途中なのに節を切っている」「気動車のエンジンサウンドをお聞きくださいと言っているのにBGMを切らない」「説明に間違いが多い」との指摘があった。


最近では鉄道以外にもフェリーの乗船動画もアップしていたが前後編に分けており、そのほとんどが前編までで後編の動画が投稿されず翌日は別の動画がアップされ繋がりがない。なお、乗船時は夕食のバイキングがメインとなっている。


動画内での問題行動

一方、動画内にて度々マナー違反とも取れる行動を起こしている。


  • 2019年夏頃にアップした動画で岐阜駅大阪駅発着の特急ひだに乗車する際、乗車待機列を無視して乗車しているシーンが確認され、指摘があった。本人はコメント欄で「あれはしらさぎの待機列です」との釈明を行ったが、しらさぎの待機列である証明がなく、降車客も押しのけているとの指摘に対しては対応しなかった。その後動画は非公開になっている。


その他、黄色い線の外で歩きながら撮影、雪の降る冬季に半自動ドアを閉めない、うずしおの立入禁止エリアでのせり出し撮影、E6系の剥がれかけていた製造銘柄シールを触って剥がれを拡大させる等のマナー違反が指摘されている。


騒動

発端

2020年2月17日、けらす氏は「JR九州の長崎駅が面白すぎる」という長崎駅関連の動画を投稿したが、その1か月後の3月24日にスーツ氏が「さよなら長崎駅!最終列車に乗車」という同じく長崎駅関連の動画を投稿した。すると、けらす氏が自身の動画とスーツ氏の動画のサムネイルの比較画像を掲載し「これは露骨すぎるよな…」と、自身のコミュニティで発言。けらす氏はスーツ氏のサムネを自身の動画のパクリであると主張した。これに対してスーツ氏は「長崎駅の有名な撮影スポットであるから似てしまうのは仕方がない」「パクる意図はなかった」という釈明動画をサブチャンネルである「スーツ 背広」に投稿した(現在は非公開)。

これに反応したスーツファンは、「けらす氏の動画こそ色々パクっているのでは」「スーパー北斗動画の『くだらない底辺YouTuber』はスーツ氏のことを指しているのではないか」と指摘した。すると、けらす氏は自身のコミュニティで以下の発言を行なった。


「少し先走ってしまったようなコメントを残してしまった理由なのですが、当方は一部の"信者"による荒らしコメントな辟易しており、些細な一致点を見つけてはこちらが先方の動画をパクっていると主張するコメントに迷惑しています。」(原文ママ)


これを受けたスーツ氏は「けらすさんのサムネイルをスーツのパクリと言わないでください」という動画をメインチャンネルに広告なしで投稿し、騒動の解決を図った。一方、この動画を見て騒動を知った別のスーツファン達による「これが勘違い野郎の器の小さいチャンネルか」「ふーん、露骨?」「他人の動画にいちゃもんをつけるって最低だな」等の批判が殺到。

上記のコメントを見たけらす氏はスクリーンショットで撮影して「こうゆうことやで」とユーザーを隠すことなく晒したうえで以下の発言を行う。


「これは当然自分に対する戒めとして胸に刻んでいきたい所存でありますが、自身のファンの中に少なからず残念な言動を言動をされる方がおられることを自覚しているのであれば、積極的に注意していくのが一流と呼ばれるクリエイターのあるべき姿ではないかと存じます。ましては他者を蹴落とすための都合のいい鉄砲玉として使うなどあるまじきことです。」


批判コメントを信者による荒らし行為であり、このような事態になったのは視聴者を教育しておかなかったスーツ氏の責任であると主張したうえ、「スーツ氏が他の鉄道系YouTuberに対し自身の信者を利用して潰しにかかっている」とも受け止められる発言をした。これにはスーツファンだけでなくけらすファンからも批判が殺到してコメント欄が炎上。これに対しけらす氏は、


「当チャンネルの視聴者様へお詫び申し上げます。大変不快な投稿をお見せしてしまい申し訳ありませんでした。この問題に関しては当方からも経緯を説明する必要があると考えておりますが、鉄道と旅行動画を扱うべきメインチャンネルで行うことは不適切であり、ご迷惑であったと考えています。経緯についてはサブチャンネルで説明を続けたいと考えています。ある程度まとまった内容で説明を行いたいため少しお時間をいただきますことをご了承ください。」


とのコメントを投稿した。しかし、都合の悪いコメントを削除・非表示化をしたり、自身のファンから「『スーツが信者という鉄砲玉を使って、自分を蹴落とそうとしている』という投稿は悲しくなった」とコメントをされた際に「嘘を書くのはやめてください。私は個人の名前を一切出していません」とどう見ても相手がスーツと特定できる書き方をしている(パクリ主張をする際にスーツ氏のサムネイルを使っている)のに名前を出していないから問題ないという責任逃れを行ったため、事態の収拾はつかなくなった。

さらに、それまで下手に出て問題解決を試みていたスーツ氏が上記の鉄砲玉発言を受けてついに激怒。4月3日に「けらすさんの件について」という59分54秒にもわたる動画をメインチャンネルに投稿し、これまでの経緯や相手の問題点を次々と解説・指摘した。動画内では「今後、けらすさんとのコラボはないと思います」と公言している。その後、上記のスーパー北斗動画にて、


「空席が十分にある閑散期に短区間利用をしているYouTuberを批判し、他方で閑散期の特急料金を引用して(JR北海道には閑散期料金の設定がないので根本的に情報が違うのですが)激安扱いすることの裏からご都合主義を垣間見ました。閑散期であるなら問題ないにも拘らず、まるで当該人物がそのことを考慮しない迷惑者であるかのように喧伝するのは大きな問題だと思います。これは、過去の私自身の弁護でもあるし、同様のことをした様々な人物の弁護でもあります。他人を批判するときには、閑散期を殆ど無いもののように扱う割に、自分の演出したい結論があるときには、閑散期料金を前面に出す。これはひどい二重規範ではありませんか?」


とのコメントを投稿した。

最終的にけらす氏のチャンネルは低評価※・登録者解除祭りに発展し、本人は上記のお詫び文を最後に姿を現さなくなった。釈明動画は騒動から数年が経った現在も投稿されていない。


※騒動によって低評価が急激に増加し、半年程度で高評価を上回った。なお、現在はYouTubeの仕様変更で低評価数は見れなくなっている。


騒動の原因

当時のけらす氏のチャンネルは登録者7万人の規模の大きいチャンネルであり、上記のパクリ主張を自身のコミュニティで行ったのである。YouTubeのコミュニティは誰の目にも付く場所であるであるため、仮にスーツ氏がパクリ発言を放置した場合、本当にサムネイルをパクったと誤解される危険性が高くなる。そのためスーツ氏は動かざるを得なくなってしまったのである。

その後スーツ氏が広告なし動画(実質タダ働き)を投稿したのは前述の通りであり(これに関しては一部の視聴者から「優しすぎる」との指摘もあったとか)、これで終われば良かったのだが、けらす氏は上記の鉄砲玉発言をしてしまう。これによってスーツ氏は穏便に解決させることを断念し、けらす氏に反論することとなった。


けらす氏はパクリ主張の原因をスーツ信者による言いがかりとしているが、スーツ氏は信者による言いがかりを確認できなかったと発言しているため、「けらす氏がスーツ氏を攻撃するために嘘のパクリ主張をしたのではないか」と推測する人もいる。


もし本当に言いがかりをつけられていたのなら、TwitterのDMやEメール(スーツ氏はアドレスを公開しているため連絡可能)など、最初から裏でやり取りすれば騒動に発展することはなかっただろう。

また、スーツ氏が釈明した段階で批判をやめれば、その後であっても逃げずに謝罪さえしていればここまでの炎上になることもなかっただろう。

今回のけらす氏は何度も炎上を抑えるチャンスがあったにもかかわらず、常に火に油を注ぎ続け、スーツ氏と両者のファンを怒らせるだけで終わってしまったのである。


けらす氏がスーツ氏に対して指摘した内容について

寝台列車の短区間利用について

スーパー北斗の動画にて「寝台列車の東京→横浜間の短区間利用はマナー違反」と発言しているが、スーツ氏は閑散期であり列車の発車直前にサンライズエクスプレスのA寝台券を購入し利用している。この時点でけらす氏の「閑散期でもない限り」というくだりはスーツ氏には該当しない。

寝台列車の短距離利用は別の鉄道系YouTuberである謎のちゃんねる氏も行っているが、こちらも時期は閑散期であり、スーツ氏同様発車直前に空席があったため購入している。

YouTuber以外にも、一般客がサンライズのノビノビ座席の空席を購入して短距離利用する場合もある(例:出雲市駅から岡山方面に向かいたいが最終の「やくも30号」に間に合わないため、後続の「サンライズ出雲」のノビノビ座席を利用する)。


そもそもマナーやルール違反であるなら鉄道会社側が何らかの対策をとっている(例:東北新幹線の長距離列車で短距離利用の切符を購入しようとすると発券制限がかかる)。切符を購入できたということはルール上許されているということで、むしろ短区間であれ閑散期に全区間分の寝台料金を払っている利用者は上客であると言える。


長崎駅のサムネイルについて

騒動の発端となったサムネイル被りについてであるが、どちらも「ホテルニュー長崎」に宿泊し、そこから長崎駅の全景を撮影したものである。この「ホテルニュー長崎」は長崎駅の全景が撮影できるという鉄道ファンにとって絶景の場所として有名であり、鉄道系ブログなどではよく使われている。長崎駅であることを表すのには都合のいい撮影ポイントであり、これをパクリと主張するのは無理がある。


そもそもただの一般人であるけらす氏が他者の撮影を制限する権限など持っているはずがないので、パクリ主張をしたところでスーツ氏にサムネを変更する義務は生じない。


現在

彼はインターネット上から姿を消しており、その後を知るものはいない。

最後の投稿となった「【2年後に新幹線開業】JR九州の武雄温泉駅が面白すぎる【対面乗換が復活する理由】」のコメント欄が視聴者のメモ帳と化しているのが現状。彼のチャンネル登録者は今も減り続けており、2023年現在は5.78万人(全盛期から約1万人の減少)となっている。


月日は流れ最後の動画で紹介していた新幹線も既に開業しており、活動期間よりも失踪後の期間の方が長くなってしまったが、彼は今どこで何をしているのだろうか?


関連タグ

YouTube YouTuber

スーツ(鉄道系YouTuber)


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