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とかち(列車)

とっきゅうとかち

現在JR北海道が札幌駅〜帯広駅間を函館本線・千歳線・石勝線・根室本線経由で運行する特急列車。
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基本データ編集

列車種別特急
運行会社JR北海道
運行区間札幌駅(北海道札幌市北区)〜帯広駅(帯広市)
運行路線函館本線千歳線石勝線根室本線
使用車両キハ261系1000番台気動車(基本4両編成・札幌運転所)

概要編集

列車名は、現在の帯広市のある十勝地域に由来。

以前は、同じ起点・終点間の急行旭川駅滝川駅〜帯広駅間の快速として「十勝」という名の列車が運行されていた。


「とかち」号は元々は札幌駅~釧路駅間を結ぶ特急「おおぞら」号のうちの札幌駅~帯広駅間までの列車が、1990年に分離独立の上で設定されたものである。

道庁所在地で政令指定都市・道内最大都市でもある札幌市と、第5位の人口で総合的な農業機械家具工業が盛んな帯広市を結ぶ。


1991年に使用車両のキハ183系気動車に2階建車両の「キサロハ182形550番台」が連結。

車内装備のグレードアップ化が行われて、全列車が「スーパーとかち」号に改称される。

1997年には2階建車両のないキハ183系編成が転用され、その使用列車のみ再びとかちとなった。


2000年に振り子式のキハ283系気動車がスーパーとかちに導入。

混同防止目的でキハ183系使用列車の全てがとかちに戻されるが、2009年にその運用が終了したため全列車が再びスーパーとかちに統一された。

その後使用車両は、2013年に引退したキハ283系と2007年に導入されたキハ261系1000番台気動車となる。


そして2020年、「これまでの旧型車両との差別化を図るという意義が薄れてきた」という主旨の理由により全ての列車がとかちに再統一される。

2024年3月には、ダイヤ改正で全ての座席が指定席となった。


停車駅編集

札幌駅-新札幌駅-南千歳駅-追分駅-新夕張駅-占冠駅

トマム駅-新得駅-十勝清水駅-芽室駅-帯広駅


運行開始以来おおぞら(スーパーおおぞら)号を補完する役割を担ってきた列車であり、現在はおおぞらが一部通過する駅にも全列車が停車する。


関連項目編集

JR北海道 特急列車 列車愛称

スーパーとかち

函館本線 千歳線 石勝線 根室本線

気動車 ディーゼルカー

おおぞら(スーパーおおぞら)

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