概要
日本オリジナルの『トムとジェリー』のショートアニメ。2022年11月から配信開始された。なお、記事タイトルは第7話までの仮タイトルであり、正式タイトルは『とむとじぇりーごっこ』(詳しくは後述)。
全体的にゆるふわな作風、キャラデザになっており、キャラ名がひらがなになっている。本編の長さは(イオンシネマコラボムービーなど、一部の例外を除いて)1分程度であり、最後は必ずとむとじぇりーが和解する(※)。
中には原作を意識したネタもある。例えばたふぃーを泣かせたとむに激怒するじぇりーは『捨てネズミ』にてトムがニブルスを叩きのめしてジェリーの怒りを買うシーンを意識している。
※但し、一部の話の中にはトムが敗北する展開の話があったり(『キッチンファイト』など)、逆にジェリーが敗北する話があったり(『スクールデイズ』など)、トムとジェリーが引き分ける話もあったり(『ピクニック』が該当)するなど、和解以外のオチが存在している話も少なからず存在する。
登場キャラクター
キャラの詳細については、当該記事を参照。なお、公式サイトには、登場キャラクターの説明が書かれている。
声:あらたけめぐみ
じぇりーを捕まえることに並々ならぬ情熱を注ぐが、結局いつもやられてしまう。
声:米倉あや
とむが飼われている家の壁穴に住むいたずら好きでお茶目なネズミ。
いつもおむつを着用している小さくってかわいいネズミ。
全話リスト
以下の話は、YouTubeで無料公開されている。また、公式サイトの『動画』で視聴することもできる。この記事の関連動画も参照。
話数 | サブタイトル | 備考 |
---|---|---|
第1話 | どきどき!パーティータイム | 記念すべき第1話。原作の『夜中のつまみ食い』『ブルおじさん』を意識したネタが存在している。この回のみ、たふぃーが未登場。 |
第2話 | にじいろキャンディショップ | 舞台のモデルは、海外の人からみたかわいい日本のイメージとして原宿をモデルにしている(参考)。この回からたふぃーが登場した。前述したように、原作の『捨てネズミ』を意識したネタが存在している。 |
第3話 | ふわふわ!ベーカリー | とむがパン屋を経営している、唯一の話でもある。また、とむが敗北する話である。とむがドアを突き破って逃げるシーンの際に、とむの形をした穴が出現するシーンがあるが、恐らく、原作の『ここまでおいで』や『ロックンロール騒動』などで、トムが(前者はジェリーを追いかける展開、後者はトムが逃げる展開で)ドアや壁を突き破るシーンと何気に似ている。 |
第4話 | あわあわ!バスタイム | 猫の日(2月22日)に合わせて公開された。何気にショートアニメでは珍しい、お風呂回の話でもある。原作の『ただいまお昼寝中』『なかよし』を意識したネタがある。 |
第5話 | ねむれぬ夜 | 原作の『土曜の夜は』とチャック・ジョーンズの『ロックンロール騒動』を意識したネタがある。 |
第6話 | キッチンファイト | 原作の『夜中のつまみ食い』『いたずらきつつき』『勝利は我に』『台所戦争』を意識したネタが存在している。ジェリーの穴の中には、原作での『いそうろう』のように食べ物がたくさん置いてある。また、トムがジェリーが住んでいる穴の近くにチーズを置くシーンは原作での『トムとジェリー テイルズ』のOPなどで見られた行動でもある。とむが敗北する話である。 |
第7話 | ドールハウス | 第6話から4ヶ月後に公開された。原作の『赤ちゃんはいいな』を意識したネタが存在している。 |
第8話 | チーズデー | この話の配信から6日後の11月11日にはチーズの日があったため、それに合わせて、じぇりーとたふぃーがチーズフェスタに行く話になっている。この話でのとむはホットドッグを作る店主として登場する(ちなみに、『トムとジェリー テイルズ』の『どっちがじょうず?』でも、トムが店主になって、ホットドッグを作ったことがある)。原作の『パーティ荒らし』『バーベキュー戦争』『可愛い子猫と思ったら』を意識したネタが存在している。また、とむが敗北する話である。 |
(※1) | イオンシネマコラボムービー(※2) | 2024年2月2日よりイオンシネマで公開されているムービーであり、第8話から3ヵ月ぶりとなる新作となった。公式サイトでも3日後に公開された。再生時間は20秒(※3)とかなり短い。また、ショート動画が公開されるまでは、タイトルカードが存在していない唯一の話でもあり、この話で初めて、正式タイトルである『とむとじぇりーごっこ』のタイトルが登場した。なお、『とむとじぇりー』の話の中では、とむとじぇりーの勝敗が不明である、唯一の話になっている(※4) |
第9話 | とむとじぇりーダイナー(※5) | (イオンシネマコラボムービーを除いた場合だと)第8話から4ヵ月後に公開された。正式タイトル『とむとじぇりーごっこ』になってから初めて公開された話でもある。この回のみ、(イオンシネマコラボムービーを除いて)2024年5月まで、サブタイトルが付けられていなかった。この話でのとむはダイナーの店主として登場し、ローラースケートを履いている。また、『とむとじぇりーごっこ』としては史上初のじぇりーが敗北する展開になっている(最終的には仲直りするが)。原作の『トムのガールフレンド』『土曜の夜は』『恐怖の白ネズミ』を意識したネタが存在している。 |
第10話(ショート動画)(※6) | とむとじぇりー むぎゅっと(※7) | 本作初のショート動画である。また、サブタイトルが付けられたのは第8話以来(後に前述の第9話にもサブタイトルが付けられた)であり、イオンシネマコラボムービー以来となる、タイトルカードが存在していない話である。原作の『バラ色の人生』を意識したネタが存在している。 |
第11話 | ピクニック | この話からイオンシネマコラボムービーを意識しているオープニングに変更。サブタイトル通り、とむとじぇりーとたふぃーがピクニックに行く話であり、同じくピクニックを題材にしている、原作の『ブルさんのピクニック』を意識したネタが存在している。また、『とむとじぇりーごっこ』としては史上初のとむとじぇりーがお互いに敗北する展開になっている話である。 |
第12話 | トラベル | とむとじぇりーとたふぃーが旅行をする話(原作でも『ナポリよいとこ』などのように旅行をする話が存在していた)。とむとじぇりーとたふぃーが旅行している場所は恐らく日本…京都府・大阪府・兵庫県神戸市の関西地方と思われる(神戸ポートタワーらしき場所も映っている)。第11話の公開から3ヶ月ぶりの新作公開である。旅行中している最中にとむとじぇりーが追いかけっこする事例は原作の『ナポリよいとこ』でも存在している。また、とむが蟹に尻尾を挟まれる展開は原作の『海のバカンス』でも見ることが出来る。 |
第13話 | スクールデイズ | じぇりーが先生となってたふぃーのためのねこ対策講座を開く内容であり、原作の『ネズミの学校』が元ネタの話になっている。そのため、原作の『ネズミの学校』と同様、『とむとじぇりーごっこ』の話としては第9話以来(第11話はとむとじぇりーがお互いに敗北する話なので除外)となる、じぇりーが敗北する話になっている展開になっている。前述したように、『ネズミの学校』を元ネタにしている内容になっているのだが、それ以外にも『ジェリーと金魚』を意識したネタも存在する。 |
第14話 | ハロウィン | ハロウィンをテーマにした話。この話でのとむは魔女(?)に仮装している。原作の『お化け騒動』を意識したネタが存在する。故に勝者のないオチも、本家のオマージュを強めたものになっている。 |
第15話 | ゆきあそび | 公開された時期は2024年11月5日でまだ秋の季節なのだが、一足早く冬がテーマのお話になっている。原作の『氷あそび』を意識したネタが存在する。 |
第16話 | ハッピー・ホリデー | クリスマスをテーマにした話。原作の『メリー・クリスマス』を意識したネタが存在する。そのため、本家の『メリー・クリスマス』同様、とむとじぇりーとたふぃーが仲良くクリスマスを過ごすオチになっている。 |
※1:話数は付けられていない。
※2:サブタイトルは付けられていない。
※3:この内、最後の5秒間はイオンシネマオリジナル商品の紹介になるため、本編はなんと15秒しかない。そのため、ショートアニメの中で再生時間が最も短い話になっている(これが公開される前は、『BanG Dream!』のショートアニメである『Mygo!!!!!メンバーの日常』の「イルミネーション②」の21秒が再生時間が最も短い話だった)。
※4:とむとじぇりーとたふぃーがポップコーン店の屋根になっているポップコーンの中に入った時点で本編が終了し、前述のイオンシネマオリジナル商品の紹介に移るため。
※5:公開当初はサブタイトルが付けられていなかったが、第11話が公開された2024年5月にサブタイトルが付けられた。なお、動画タイトルにサブタイトルがない。
※6:公開当初は話数が付けられていなかったが、第11話が公開された2024年5月に第10話として設定された。
※7:公開当初は「むぎゅーっ!」。2024年5月に現在のサブタイトルに変更。
備考
アニメーション制作
- 本作のアニメーション制作を担当したのは、『やわらか戦車』や、映画『すみっコぐらし』でアニメーション制作を担当したファンワークスである。
- アニメーション制作協力には、本作と同じく、登場キャラが可愛いミニキャラになって登場している『かいじゅうステップ ワンダバダ』の演出を担当したことがあるスタジオななほしが担当している。プロデュースはワーナー ブラザーズ ジャパンである(両方共に本編最後に流れるクレジットで確認することが出来る)。
- 前述したように、日本オリジナルの作品且つ日本の制作スタジオが制作した『トムとジェリー』であるため、アメリカ以外の国の制作スタジオで制作された『トムとジェリー』は、1961年~1962年のジーン・ダイッチ期以来である。
- なお、1961年~1962年のジーン・ダイッチ期は、ヨーロッパにあるチェコスロバキアの制作スタジオで制作されたため、アジアで制作された『トムとジェリー』は本作が最初になった。
- 後に、もう一つのアジア発の『トムとジェリー』として、シンガポールを拠点としている2つのアニメーションスタジオがストーリー&デザイン、インドのアニメーションスタジオがアニメーションを手掛ける、シンガポールを舞台にした『Tom and Jerry』が制作された。
- 日本オリジナルである本作だが、実は日本語が登場するシーンはタイトルカードとクレジットのみであり、それ以外は英語になっている。但し、低年齢層に配慮しているということもあるのか、低年齢層でも分かりやすい簡単な英単語を使っている(CHEESE(チーズ)やBAKERY(ベーカリー)など)。
本作に出演しているキャラ
- 本作では、原作ではよく登場していた、スパイクやブッチなどが一度も登場していない作品である。もちろん、近年トムとジェリー作品に出演する機会が増えているドルーピーも登場していない。
- 但し、第11話では、原作の『目茶苦茶ゴルフ』にも登場したハチたちが登場した。
- そして第13話では、外見がスパイクと少し似ているブルドッグのイラストが登場した。
- 本作の声優については、原作での現在の日本語吹き替え版とは異なる声優を使っている。もちろん、たふぃーの声優も、現在の声優である小桜エツコではなく、別の声優が担当している。
- そのたふぃーの声優は第9話までは田中瑛梨氏が担当していたが、第11話以降は熊谷なな氏に変更されている。なお、声優が変更される事例は本作に限らず、2014年の「トムとジェリーショー」等でも発生している。
- とむの身長が原作よりも小さい。これは『トムとジェリーキッズ』でも同様だが、あちらは子供時代を描いているため、子供時代の設定を持たない且つ身長が小さいトムが登場しているのはこれが初となる。
- 本作では、従来のシリーズとは異なり、人間が登場していない。第9話ではダイナーが舞台になっているのだが、ダイナーの中にいる客は全員ぬいぐるみ(その中には第7話に登場したぬいぐるみも存在している。但し、猫のぬいぐるみのみ、第9話では、第7話に存在していた編み目がない)。また、第3話のパン屋の店主や第9話のダイナーの店主はとむが担当している。
- この点は前述のシンガポールを舞台にした『Tom and Jerry』も同様であるが、『とむとじぇりー』とは異なり、パイロット版である「WHAT THAT'S SMELL」では男性の写真&女性の写真が、「WHAT GOES AROUND COMES AROUND」ではコックが描かれたマグネットが登場していた。それを考えると、人間が(背景なども含めて)一度も登場していない『トムとジェリー』の作品は、現時点で本作のみである。
原作を意識したネタについて
- 前述したように、原作を意識したネタが存在しているが、何気に原作と比較すると、ゆるふわな作風を意識しているということもあるのか、やり方が少しだけ違うネタが存在している。例えば、
- 前述の第2話での『捨てネズミ』を意識したネタでは、原作では激怒したジェリーがトムをフルボッコにする展開があったが、本作ではじぇりーがとむをフルボッコにする展開が存在していない(すぐにじぇりー&たふぃーと和解した)。
- 第5話での『土曜の夜は』を意識したネタでは、眠れないじぇりーが顔を変形する際の形が原作と本作で全く異なる。但し、じぇりーが最初に変形した顔の形は原作と同じ。
- 第6話での『勝利は我に』を意識したネタでは、原作ではジェリーがスプリング式のネズミ捕りを使ってトマトを発射してトムに攻撃したが、本作ではそのネズミ捕りが登場せず、代わりにパチンコを使ってトマトを発射している。
- また、その後の『トムとジェリー テイルズ』を意識したネタでは、トムがチーズを仕掛けて待ち伏せする際に、あちらではスプリング式のネズミ捕りも一緒に仕掛けていたが、本作ではスプリング式のネズミ捕りを使わず、普通にチーズを置いている描写になっている(そのため、どちらかというと原作の『可愛い花嫁さん』(こちらでも普通にチーズを仕掛けて、ジェリーを待ち伏せしていた)を意識している可能性も高い)。
- 第7話での『赤ちゃんはいいな』を意識したネタでは、ドールハウスの登場シーンが原作とは異なっている。原作ではトムに追われていたジェリーが逃げ込んだ先としてドールハウスが登場しているが、本作ではたふぃーがドールハウスを発見している。
- また、トムがドールハウスの窓から見ていた光景は、原作ではジェリーがドールハウスのバスルームで入浴(?)していた光景に対して、本作ではたふぃーが人形遊びをしていた光景になっている。
- なお、上記以外にも、原作と比較すると少し違うネタが数多く存在する。
- 第14話はハロウィン、第16話はクリスマスをテーマにしている話だが、この話が配信されたのは、ハロウィンやクリスマス当日ではなく、前者は2024年10月5日、後者は2024年12月5日である。
- 「とむとじぇりーごっこ」の話は、(第4話など一部の例外を除き、後述する人形劇も含めて)毎月5日に配信されているため、ハロウィンをテーマにした第14話やクリスマスをテーマにした第16話も、それに合わせた形で配信されている。
- ちなみに第16話が公開されたのは、原作の『メリー・クリスマス』の公開日(1941年12月6日)から約83年後に公開されている。
タイトルカード
- タイトルカードの演出は、トムが登場して『とむと』が表示された後、ジェリーが登場して『じぇりー』が表示されるという演出になっている。詳細は後述するが、日本でのTV放映を強く意識したものだった。
- 第11話以降は、イオンシネマコラボムービーでの追いかけっこを意識した演出のOPに変更されている(OPが変更されているという点は、公式X(旧:Twitter)でもOPが変更されているというポストを公開したことがある)。タイトルはとむが飛び出した後、『ごっこ』が先に登場してとむにぶつかった後、『とむとじぇりー』が登場して『とむとじぇりーごっこ』が完成するという演出になっている。第12話と第13話では、その際にキラキラという効果音が出るようになった(第11話ではキラキラという効果音は使われていない)が、第14話以降は第11話と同様にキラキラという効果音が使われなかった。
- 第8話で、ついに正式タイトルが「とむとじぇりーごっこ」に決定された(参考)。公式サイトでも「とむとじぇりーごっこ」が使われている。その後、前述したように、イオンシネマコラボムービーで初めて、「とむとじぇりーごっこ」のタイトルが初登場した。
- 「とむとじぇりーごっこ」のタイトルの表記はバルーン文字になっている。また、「とむとじぇりーごっこ」の上には、原作の「TOM and Jerry」も描かれている(こちらのみ、バルーン文字ではない)。
- 動画でのタイトルカードは第9話までは「とむとじぇりー」のままであり、第7話以前の動画タイトルも「とむとじぇりー」のままになっていた。前者については、後に第11話でタイトルカードが「とむとじぇりーごっこ」に変更され、前述したように演出も変更された。後者については、後に第7話以前の動画タイトルも「とむとじぇりーごっこ」に変更されている。
- なお、pixivでの本記事の記事タイトルでは、仮タイトルである「とむとじぇりー」として扱っている。
ショート動画
- 2024年4月5日には、本作としては初となるショート動画が公開されている。
- なお、公式サイトの『動画』やYouTubeで視聴した場合は縦長にトリミングされているが、『トムとジェリー』の公式X(旧:Twitter)では、それらとは異なり、縦長にトリミングされていない映像を見ることが可能である。
幻の『とむとじぇりーナナイロ』版第1話
- 第1話は、実はキャラクターデザインがかなり異なるバージョンも存在している。キャラクターデザイン以外にも、効果音が違っていたり、タイトルカードも『トムとジェリー』になっていたりと、現在の『とむとじぇりー』第1話と比較してもかなり異なっている。
- ちなみに、キャラクターデザインがかなり異なるバージョンの第1話は、実は少女漫画誌『なかよし』に連載されていた、きゃらきゃらマキアートが著者(監修はワーナー・ブラザーズ)として担当していた『とむとじぇりーナナイロ』を元にしたショートアニメであったらしい。
- ちなみに、そのあらすじとは、トムのレストランで働く、七色のゆかいなジェリーということだったらしい(参考)。また、どうやら台詞もあった模様である(但し、『とむとじぇりーナナイロ』版の第1話は台詞がなかった)。
- ところが、『とむとじぇりーナナイロ』は著者の不祥事によって、2021年12月に連載終了してしまった(参考①、参考②)。
- その後、2022年11月11日に本作が世界初放送(参考)。その際に、『とむとじぇりーナナイロ』のキャラクターデザインから一気に変更し、現在の『とむとじぇりー』のキャラクターデザインになった。タイトルカードも『とむとじぇりー』に変更(さらに前述したように、第8話やイオンシネマコラボムービー以降は『とむとじぇりーごっこ』に変更された)、前述したように、アニメーション制作がファンワークスになっているバージョンとなり、このバージョンが現在の『とむとじぇりー』第1話である(なお、『とむとじぇりーナナイロ』に登場していた七色のジェリーは登場していない)。
- なお、『とむとじぇりー』のプロトタイプ版とも言える、『とむとじぇりーナナイロ』版の第1話は、(キャラクターデザインがかなり異なる点もあるのか、それとも前述の出来事もあるのか)他の話とは異なり、公式サイトの『動画』で視聴することが出来ない。
『とむとじぇりーナナイロ』版の第1話
その他
- 本作の公式サイトでは、本作オリジナルのX(旧Twitter)のアイコンやパソコン・スマートフォン用の壁紙が用意されているため、それらをダウンロードしてアイコンや壁紙に設定することが出来る。
- 公式サイトのアイコンはとむが登場している。
関連動画
第1話『どきどき!パーティータイム』
前述したように、『とむとじぇりーナナイロ』版の第1話とはかなり異なるキャラクターデザインである。効果音も少し異なっている。この話のみ、たふぃーは未登場である。
また初期のタイトルバックは日本において八代駿&藤田淑子コンビによる1960年代のTV放送期のメイン・タイトルバックと「トムとジェリーの歌」でのシメのメイン・タイトルの映像や、日本オリジナルのチャック・ジョーンズ版の映像を流用したパート・サブタイトル映像を彷彿させた。
第2話『にじいろキャンディショップ』
この話からたふぃーが登場した。この話以降、とむとじぇりーとたふぃーの全員が登場している。
第3話『ふわふわ!ベーカリー』
公式X(旧:Twitter)でとむとじぇりーとたふぃーの人形を使った人形劇のショート動画の舞台は第3話で登場したパン屋が舞台になっている。
第4話『あわあわ!バスタイム』
第5話『眠れぬ夜』
第6話『キッチンファイト』
第7話『ドールハウス』
なお、この話の終盤以降(じぇりーとたふぃーが女装して逃げるシーン以降)は、何故か関連動画などが表示される関係上、一部の場面が若干見えにくい状態になってしまっている(この話以外は終盤以降に関連動画が表示されない)。
第8話『チーズデー』
この頃から動画タイトルが「とむとじぇりーごっこ」に変化した。しかし、タイトルバックは初期のまま。
イオンシネマコラボムービー
前述したように、イオンシネマで公開されたコラボムービーであり、後に公式サイトでも見れるようになった。
第9話『とむとじぇりーダイナー』
第11話で新OPに変更されたため、旧OPが使われた話はこの話が最後となる。また、たふぃーの声優を田中瑛梨氏が担当している話はこの話が最後だと思われる。
第10話『とむとじぇりー むぎゅっと』(旧:『むぎゅーっ!』)
『トムとジェリー』公式X(旧:Twitter)版とは異なり、YouTubeで公開されている動画では縦長にトリミングされている。
なお、本編最後に流れるクレジットはこの話では流れないため、この話に登場しているたふぃーの声優は、第9話までの声優だった田中瑛梨氏が担当しているのか、第11話以降の声優である熊谷なな氏が担当しているのかについては明らかにされていない。
※『トムとジェリー』公式X(旧:Twitter)版はこちらを参照
第11話『ピクニック』
この話から新OPに変更されている。また、たふぃーの声優が熊谷なな氏に変更された初の話だと思われる。
第12話『トラベル』
この話と第13話のみ、OPで『とむとじぇりーごっこ』が表示される際にキラキラという効果音が使われている。
第13話『スクールデイズ』
前述の第12話同様、OPで『とむとじぇりーごっこ』が表示される際にキラキラという効果音が使われている。
第14話『ハロウィン』
ハロウィンをテーマにした話。また、第11話以降から使われた新OPの演出が、第11話の時の演出(『とむとじぇりーごっこ』が表示される際にキラキラという効果音が使われていない)に戻っている(後の第15話以降も同様)。
第15話『ゆきあそび』
第16話『ハッピー・ホリデー』
クリスマスをテーマにした話。