ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

※投稿の際には、作品名と区別できるよう「どろろ(キャラクター)」のタグ付けを推奨。

概要

どろろ』のW主人公の一人。本作はW主人公とは言えどちらかと言えば百鬼丸がメイン主人公だが、作者が語感が気に入っていたのでどろろの方をタイトルにしたとのこと。

夜盗・火袋の子。「ハイハイしていた」頃から盗みを働く天性の泥棒

物心つく前に両親が部下に裏切られたことで流浪の身となり、両親を亡くしたのち、コソ泥として独りたくましく生き延びていた。お自夜の話によると、どろろが生まれる前にが居たらしいがに殺されたとの事。

壮絶な出自故に金とに目が無く、「名刀を持っている」百鬼丸に目をつけ、一方的に付け回す。(刀を欲しがっていたのは戦国の世を生き抜くためには力が必要だと考えていたため。アニメ2019年版では百鬼丸の刀に興味は無く、侍が嫌いだから人殺しの道具である刀も嫌っている)

父親譲りの強情な一本気な性格で、大の大人数人のリンチにもケロリと耐えるほどのタフさとどんな危機にもめげずに立ち向かう精神力、そして盗人に身をやつしどんなに蔑まれても人間としての誇りを失わない強さと、決して捨てないプライドを併せ持っている。

また、侍に殺された子供の敵討ちを挑もうとしたり、異形の体ゆえに人々に疎まれる百鬼丸の身の上に涙したり、両親を裏切った元夜盗仲間のイタチが危機に落ちた際に見捨てることなく助けたりと、心優しい一面も持つ。

とある理由から大変な風呂ギライで、4年近く風呂に入ってないので体臭が強烈。

必殺技破壊音波のごとき大声を出すことで、妖怪ですら怯ませるほどの威力を持つ。

また、などを投げる投擲も得意とし、百鬼丸の危機を助けた事もあった。

少年のように見えるが女の子である。これは手塚作品だとよくあることで、終盤に唐突に明かされるため後付け設定に見えるが、初登場時から曖昧な伏線らしきものは張られている。

外部作品においては(特に実写だと役者の都合もあり)成長した姿、あるいは最初から成人女性として描かれることも多い。

演者

実写映画柴咲コウ
アニメ松島みのり(旧作)/鈴木梨央(新作)
ゲーム大谷育江(PS2版)

頻繁に登場するが100%男性役である。

ブラック・ジャック』第3話「ミユキとベン」では主役のベン(どう見ても百鬼丸)の舎弟として登場という原作そのまんまの役目だった。

なお みなもと太郎は、『ブラック・ジャック』の「体がほとんど作り物」という百鬼丸と同じキャラクターが登場する点と、「ニヒルな主人公と彼に纏わりつく娘」を挙げ、『ブラック・ジャック』を「自分で書きやすい設定に変えた『どろろ』の続編」という説を唱えている。

また、『ブラック~』のピノコは「(自称)センセイのおくたん」であり主人公へモーションをかけ甘え、やはりニヒルな主人公に纏わりつく雄んなの子ペン公が登場する前作『光』でヒロインは時折“女装”して活躍し悲劇の最後を女性として迎えるのに対し、どろろは結局、女性である必然性が話で生かされない点について、手塚が「本格的妖怪世界とは馴染め」ず、作品への情熱を失った可能性を示唆している。

関連項目

手塚治虫 どろろ 百鬼丸 火袋 お自夜 百どろ

W主人公 雄んなの子 成長どろろ

紅みかんグレネーダー):「家族を賊に殺されたことから武器を盗むことに躍起になっていた男性的な性格の少女」ということでどろろがモデルの可能性あり。

ネタバレ

彼女の背中には、父親が盗賊をしながらいつか農民が侍の支配から立ち上がるための軍資金にするために蓄えた財宝の隠し場所を示した地図の入れ墨が彫られている。透かし彫りになっており普段は見る事ができないが、湯舟に浸かった時や感情が高ぶった時に浮き上がる。(原作で風呂に入るのを嫌っているのは、この入れ墨を見られるのを防ぐためである)

原作では放浪生活で死期を悟った母親が彫っており、2019年版アニメでは父親が母親とどろろの背中に半分づつ彫っている。

財宝の存在を知ったイタチによって連れ攫われて、隠し場所である白骨岬に向かうが、そこで現れた侍の軍勢との交戦でイタチと共闘する。

原作ではイタチに財宝の事を嗅ぎつけられたのに気付いた父親が財宝を別の場所に移し替えており発見する事はできなかった。

2019年版アニメでは財宝を発見できたが、侍の軍勢との交戦で重症を負っていたイタチは財宝を見て満足にしたのかそのまま息を引き取り、どろろは「おいらにはまだまだ重すぎる」と財宝を放置した。だが「当座の軍資金」と称して少々持ち出しており、旅の路銀と百鬼丸の壊れた刀に代わる新しい刀を作る費用などに活用された。

そして最終回では醍醐領の民が侍や鬼神に頼らずに生活する為に、商いで国を盛り立てていく事を提案し、財宝を商いの元手にするために領民たちに全て提供した。

この時のどろろは12歳に成長している。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 花開く

    新アニメ設定。本編翌年の秋の話です。 百鬼丸の生誕年を文明3年(西暦1471年、下剋上の気運が北陸に入った年)、本編を長享元年(西暦1487年)と仮定しました。偏った知識で書いているので、おかしな部分があってもご容赦を。  ついでに、新アニメ百鬼丸についての私の認識を書いておきます。私の書くアニキはあっけらかんとし過ぎていて、これを書いておかないと意味不明になりそうです…。  私はアニメ百鬼丸に、「人」のあるべき姿を見たと思っています。人間の尊厳を奪われたら、心が血みどろになってでも戦わなければいけない。でも戦うのは、自分のものを取り戻すためだけ。奪った相手に復讐したり、踏みつけるような真似をしては駄目だよと。(※15話で鯖目に景光を重ね見て、蹴り飛ばした途端に義足がぶっ壊れましたね。菩薩様が「それやっちゃ駄目!」と叱ったのだと思います。)  百鬼丸は戦って傷ついて、しまいには刃を素手で握って自分を傷つけるまで追い込まれました。しかし目が戻ったら傷は消えました。それは、最初から百鬼丸の心に欠損は無かったこと、人間としての尊厳に、誰一人として傷を付けられなかった証明ではないかと思います。  最終回で百鬼丸が、一話冒頭と同じ道を歩くけれど、もう刀が無くても歩ける道に変わっている。空は青いし、鬼神の炎の代わりに赤い花が咲く。このシーンを見て、あぁこのアニメは人間心理の話だったんだなぁと思いました。自分の力で戦い抜いた者は、人の情けに生かされた者は強い。真っ暗だった過去の道さえ、明るい道に変わる。それを確かめて心が癒えれば、誰にも奪われない未来が手に入るよと。  でも一つだけ、これからも忘れちゃいけないことがある。一番大事なのはどろろなんです。暗闇の道で拾ったものこそ、最も価値があるもの。それはこれからも変わらずそばにあって、百鬼丸を幸せにしてくれる。人生に何一つ無駄は無いのだと、このアニメは教えてくれたと思っています。  ……で、何が言いたいかというと、私の書く帰還後アニキは、因果から解き放たれて超前向きです。しれっと戻ってきて「どろろの隣? 当然俺の場所でしょ」状態になります。そして、どろろは一生逃げられません(笑)
  • 鼻歌

    Twitterにあげたプチ妄想から 万代編ラストと第1巻書き下ろしの間です 表紙絵、お借りしました→【https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=75167840】
  • どろろ、ラノベ作家に会う

    福山けい子先生の「メルモちゃん」に出てくる百鬼丸が可愛くて書きました。力尽きたので、続きをどうしよっかなーて思ってるのですが、この後どろろが「兄貴」て呼ぶようになったり、焼きもちやいたり、模擬デートとかすればいいと思うよ。
  • どろろ

    きみのこえ

    似蛭の回の百鬼丸がこんな風に考えてたらいいなあという妄想です。妄想です。。 百鬼丸がどろろの声を煩えなって思うのは、無意識に拾って来ちゃってるからだよね!とかいう妄想です。妄想です。。 百どろフィルターが取れないんです。どなたか外しかたご存知ですか… この1週間本当に妄想で終わりました…長かった…6話まであと少し…生き残れるのか私の心… ブクマ、いいね、有難うございます! みおが強い娘で良かった。生きてる姉ちゃんも偉いって言ってくれて有難うどろろ。 最期に唄うみおが……  暫くはどろろ母さんによる百鬼丸もぐもぐシーンだけ繰返し見ようと思いました辛い…
  • 【下書き】転生ナース☆どろたちゃんとカツマタ君

    百どろ・雷兄弟の、【なんちゃって白衣の天使】【転生パロ】。ガバガバな設定のみですが、ご容赦ください。 思いついたら追記したり、必要時はいつの間にか設定変えたりしていると思います。
  • 街路にて

    はじめまして。勢いだけで書いた、なんかよくわからないn番煎じのお話です。「どろろ」があんまり面白くって百鬼丸とどろろがかわいくてたまらなくて書かずにおれませんでした。自己満足の極みなワンシーン話ですが、読んでいただけたら幸いです。 もっとどろろと百鬼丸を動かしたい!多宝丸も書きたい!ちゃんと起承転結のあるお話が書きたい!戦闘シーンも書きたい!と悶々してます…
  • どろろ 二次小説のご案内 サンプルページ

    コミケ96合わせで作った「どろろ」二次小説本の頒布促進用サンプルページです。 『未だ 旅の途中……』(百どろ・表紙込136頁・700円) 捏造と妄想だけで押し切った内容、ざっくりしたまとめ、二次作品ならではの構成で愛だけ込めました。 BOOTHにて頒布開始しました。ぜひご利用ください。
    20,674文字pixiv小説作品
  • どろろ×鬼滅の刃

    太陽の刃―鬼狩りの少年―

    *後半が長くなりそうなので、2ページ追加します。 最初は一度削除して投稿し直そうかと思いましたが、多くのブクマして頂いた皆様を混乱させるかもしれないと思い、追加のみと致します。 またしても見逃していたミスが所々にあり、申し訳ありません。 アニメを見て突発的に書きたくなった作品でしたが、どろろと鬼滅の刃のジャンルでそれぞれ興味を抱いてくださったこと。 ブクマや多くの評価を頂いたことを心より感謝を申し上げます。 鬼滅の刃の世界観から見て、どろろは過去の時代の話だと同じ世界に存在している設定としています。 因みに百鬼丸と琵琶丸には鬼の魂が紫色に見える設定です。
    10,910文字pixiv小説作品
  • 甘えた

    2019年版アニメ「どろろ」の百どろです。 百鬼丸は寿海パパにも甘えたことは多分ないよね・・・と思ったので(あの旅立ちの時に抱きしめてもらったくらいかなーと)甘やかしたくなりましたのでどろろちゃんに甘えてもらいました。 特にやまもおちもいみもなしの掌編です。
  • どろろ×鬼滅の刃

    太陽の刃―和解―

    あれもこれもと詰め込んだ結果、前半よりも長くなってしまいまして、キリが良いので中編として投稿します。 非公開で投稿して編集していたので、完成した日と少しずれてしまいました。 どろろと百鬼丸が再会して絆がより深まったようで、良かったです。 寿海が言っていたように、傍らにいて人に留めてくれる存在としてずっと一緒にいて欲しいですね。 鬼滅の刃は吉原遊郭編が一番好きでして、島原を住処としていた鬼がいてもいいんじゃないかとオリジナルの鬼がラストに登場します。
    18,454文字pixiv小説作品
  • 妖しの花

    自分なりに百鬼丸を書いてみました。いろいろ制約があって大変でしたが、楽しかったです。 オリジナルの妖怪みたいなのが出ます。(ザコです 時間的には鯖目の話の手前だと思います。 はぁ~~~最終回怖いよ~~~!! 19話と20話の落差よお~~~!! そういやねんどろ百鬼丸楽しみですね!早くいろいろ換装して遊びたいです!ふんどしボディをつけたいわ! 次は多宝丸のポエムぽい話を書いてみたいし、もっとどろろと百鬼丸がわちゃわちゃする話も書いてみたい…
  • 金盞花

    百どろ前夜祭に参加しました! お題【涙】 もうすぐテレビアニメは終わってしまうのですね… 最期が如何いう展開になるのかちょっと怖いですけれど…この二人が幸せになってくれるといいなぁ
  • どろろの子育て録

    突発的に思いついた作品です。 どろろが終わって早くも2カ月ほど経ちましたが、あっという間でした。 あの頃は辛い展開ばかりで本当に二人は大丈夫なのかとか、ハラハラし通しだったのが嘘みたいです。 二人の恋が実るまでの軌跡を描いた『恋が実るまで』は最後、余計なエピソードを盛り込んでしまったせいで長々とした文章になってしまいましたが、シリーズに興味を抱いて読んでくださった皆様、ありがとうございます。 新アニメのどろろは原作と違って、危うい百鬼丸を世話する面倒見の良いお母さん的な存在でしたね。 本当にどっちが目上何だか・・・ 『どろろと百鬼丸伝』はアニメでは実現しなかった多宝丸とどろろの絡みがあるので、来週の最新話が楽しみです。 どろろを巡って百鬼丸と三角関係になるかもしれません。 アニメでもそうでしたが、因果が巡っての醍醐の血筋の邂逅にはハラハラします・・・
  • 【百どろ】朝陽の中で

    ツイッターの百どろ前夜祭さまの、テーマ「結婚」に気づいて慌てて書きました。 ずっと書きたかった原作ふまえてのハピエンのお話です。 絵で描くには時間が足りず、本放送でラストに向けハラハラするばかりになるので思い切って出しました。 拙いし、誤字マンですが、楽しんでいただけると嬉しいです。 小説の投稿を使ったことがないので、出来ていなかったら直します。
  • お日様の子

    新アニメ3話後~4話前までの時間軸です。 どろろがまだアニキのことを「百鬼丸」と呼んでいます。 百鬼丸の設定は古事記の蛭子だと思うので、それにまつわる話を書いてみました。神話の独自解釈っぽい部分もあるのでご注意ください。
  • 暗夜行

    とりとめなさすぎる。視点定まらぬ。ただうずくまり丸が書きたかっただけ。
  • 言葉は交わせずとも

    元から手塚治虫が好きだったんだけど新アニメどろろにドはまりしています。 新アニメどろろの三話、どろろと琵琶丸の妄想の短いお話です。
  • 泥と浪

    来る者は日に以て美し

    どろろと多宝丸・まさに外道編、あるいは男子三日会わざれば刮目して見よの巻
    15,695文字pixiv小説作品
  • 犬も嗅がない

    無残帳直前くらいの、短いギャグ話のつもりで書きました。百鬼丸がかっこいいんだか悪いんだか… 本当は寿海のお話とまとめて短編集にする予定でしたが、短いのにまとめるのに時間がかかってバラバラになっちゃいました。ギャグって難しい!そもそも書けない!! 多分あにきは薄々気づいてたんじゃないかなーと… 余談ですが、無残帳って倒れたどろろがお堂で彼岸花を見て自分の過去を語るって話だけど、彼岸花が咲く時期ってどんなに早くても9月上旬なのに、その後のばんもんの話だとセミ鳴いてるし、稲穂は若干実りつつも緑だし、どう見ても季節が初夏~夏なんですよね!じゃああの彼岸花はどこから来たの?お寺の境内の涼しい日陰で狂い咲きしたの?尼さん手作りの造花?謎だー!!

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

どろろ(キャラクター)
24
編集履歴
どろろ(キャラクター)
24
編集履歴