概要
『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の登場キャラクターである常盤ななかと遊佐葉月のコンビ・カップリングタグ。
登場シナリオ
そしてアザレアの花咲く
2人の関係の初描写は2017年10月10日に実装されたイベント「そしてアザレアの花咲く」あやめ編4話から。
久方ぶりに神浜市に帰ってきたアザレア組と、現在の神浜で既に魔女狩りを行っていたななか一派が邂逅する所からななかと葉月の交流は始まる。
当時のアザレア組は他者に対し非常に閉鎖的な態度を取っていたが、唯一遊佐葉月のみが生き抜くための情報を獲得する窓口としての役割を持っていたため、現在の神浜の状況や魔法少女社会を知るために常盤ななかと対話、お互いに連絡先を交換した。
饒舌に話し合いつつも、その様子を見ていた志伸あきらは互いに「目が全く笑っていない」と、2人のあまりの剣呑な空気に戦慄していた。
なお、本イベントは分岐エンドが多数あるため、辿るルートによっては…
遊佐葉月の魔法少女ストーリー(1~3話)
そしてアザレアの花咲くからしばらく経った、常盤ななかと遊佐葉月の関係性を象徴する話。
ななか一派とアザレア組が互いの魔女狩りとグリーフシードの所有権について話し合う会合にて、知らず知らずのうちに場にいるすべての人間を自らの思惑流れに持っていく遊佐葉月の話術を常盤ななかは"手口"と称し、感心する。
一方の遊佐葉月はそのことを否定しつつも、手の内を看破した彼女を内心では食えない人物だと興味を抱く。
メインストーリー第1部 8章フェリシア編3話(29話)
メインストーリーにて初めて登場。上記の2シナリオから約半年~1年ほど経過していると思われるが、ななかと葉月2人がお互いのグループの窓口なのは相変わらずなようで、マギウスの大規模戦闘が拡大し神浜が混乱している現状を把握するためにどこかのレストランで落ち合っていた。
そしてみかづき荘から派遣された状況説明役の深月フェリシアがあきらに連れられやってくるが…
なお、リアルの時間でもゲーム内時間でも久方ぶりの登場となったななかと葉月であったが、これまで葉月はななかのことを「ななかさん」と呼び言葉遣いも敬語だったが、このエピソードで葉月は「ななか」と呼び捨てにし、言葉遣いも随分砕けている。
現時点で判明しているこれ以降の時系列はすべて葉月はななかに対して所謂タメ口で会話しているため、付き合いが長くなるに従い、お互いの心境や関係が多少軟化したと思われる。
アナザーストーリー第2部1章2話
2部開始の時系列で初登場。アザレア組もななか一派も神浜マギアユニオンから距離を置いているため、現在の神浜が置かれている状況の確認と意見交換を行っていた。
初期の頃と比べて随分お互いに親しげになり軽口を叩き合う光景が見られるが、ななかがはぐらかしたグループのこれからの対応をどうするかについてはしっかりと聞き出しているあたり、葉月の抜け目のなさは相変わらずの様子である。
なお、一方その頃三栗あやめは公園で夏目かこの他、志伸あきらに悩み相談をしている。グループ同士の関係も変化していることが窺える。
はじまりは夢を重ねて
二部初のアザレア組メイン完全新規エピソード。時系列はアナザーストーリー第2部1章2話の少し後。
ななかと葉月は相変わらず情報交換の間柄。激化する神浜情勢においてお互いのチームの在り方を語り合った際、葉月はななかの言葉で現状の神浜における自らの立場を改めて考え直すきっかけとなる。
用心棒稼業発足後、桐野紗枝の一件で風評に大きなダメージを負い活動休止したアザレア組に対し、ななかは葉月らアザレア組3人の纏う雰囲気の変化、そして事件によってその変化の可能性が閉ざされそうな状況を憂う様子が窺える。
また会合時に葉月が漏らした言葉を元ににななかは魔女の結界を捕捉、大量のコピー魔法少女に囲まれ窮地に陥っていたアザレア組の元にチームメンバーの美雨、あきら、かこ、そして由貴真里愛、柚希ほとり、柚希りおんらを引き連れて加勢した。
そして元凶の魔女を3人で討伐すべくここからは退いてほしいと発言した葉月を、ななかはあえて無視した。
「話聞いてた?」と釘を刺す葉月だが、ななかはあくまで自らの邪魔となる敵は排除する、だけど魔女は危ないので手を出さないと返す。要するに邪魔になる雑魚掃除は任せろという事。ななはづらしい捻りの効いたやり取りで、ななかは葉月らを見送った。
このイベントでは特にななか一派がアザレア組に対して競い合うライバルとしてだけではなく、共に力を合わせて戦う協力者としての側面が強く描かれている。
またこのはは胡桃まなか、あやめはかこ、フェリシアといった家族以外に相談相手のような存在を持ち始めているが、葉月のみそういった描写が無く、唯一ななかとの仲が示唆されている。
ななかと葉月は交渉や情報交換といった建前が無いと成立しない間柄だが、逆に言えば分かりやすい形で信用をトレードしてくれるななかの存在は、三姉妹の中で最も人間を信用していない葉月にとってむしろ安心できるのかもしれない。
上に記載したエピソード以外にもチラホラと出演している。
- 散花愁章 飛蝗編
そしてアザレアの花咲くの続編。魔法少女連続昏倒事件の黒幕を追うが…
- ミラーズストーリー第31鏡層
果てなしのミラーズにて、ミラーズ結界の不可思議な精神攻撃を受けたアザレア組。
そんな中遊佐葉月は謎の声を聞き、声の聞こえる方に手を差し伸べると…
- みかづき荘のSummer Vacation 2日目7話
- Magia Clash!!
- メインストーリー第1部 8章やちよ編13話、8章みたま編2話、8章フェリシア編4話
- メインストーリー第1部 10章5話
ワルプルギスの夜との防衛線の際、ななかと葉月が作戦を立案、あきらと葉月が固有魔法でワルプルギスの弱点を捉える。
- 環うい魔法少女ストーリー 2話
静海このはに内緒でななかと会い、環ういに稽古を付ける様子が見られる。
余談
芳文社出版の「マギアアーカイブvol.1」では、一部の魔法少女の設定が公開された。
常盤ななかは身長160cmと、15歳女性の平均身長より約3cmほど高いのだが、対する遊佐葉月は175cmである。彼女は現在マギアレコードで判明しているどの魔法少女よりも身長が高いため、相対的にななかがとても低く見えてしまう。同い年ながら15cmもの身長差があるため、たびたび話題にされる。
また、検索の際は「ななはず」ではなく「ななはづ」だと余計な検索が引っ掛かりづらくサーチしやすい。
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はじまりは夢を重ねて