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解説編集

てんとう虫コミックス37巻及び、藤子・F・不二雄大全集14巻に収録


ストーリー編集

お説教中ママはのび太に対して、あまりの怒りに言葉も出ず行ってしまったが、一方のび太もこの沈黙に疲れ果てていた。ドラえもんは、のび太の0点の割合が、今までは5回に1回ほどで取っていたが4回連続になってしまったことをむし返すが、のび太は明日もテストを控えていていたので、0点を回避するためドラえもんに喝を入れてもらいながら勉強することに。


しかし全く自信のないのび太は、ドラえもんにコンピューターペンシルをねだったが、「さっきからそんなことを考えていたのか!!」と怒られてしまった。それでものび太は懲りず、今度はワスレンボウ先生にテストのことを忘れさせることを話しだしたため、ドラえもんに鬼の形相で睨まれ、今度こそ勉強をすることとなった。


だがその時のび太は何かを閃き、「ドラえもんがいるから気が散る」と言い出し本人は出て行ったが、これはタイムマシンで一週間後へ行き、帰ってきた答案を見て出された問題をチェックしようという計画のためだった。しかし自分の答案ではどうせ0点と思ったので、どうせなら模範解答つきの出木杉のを見ることにし、100点が取れると大喜びでタイムマシンを使い午前10時の出木杉の部屋へ移動。


到着したのび太は彼の机の引き出しを物色しようとしたが、見えないバリヤーに弾かれてしまった。すると後ろにはもう一人の自分が立っていて、他人の答案を見て100点を取るようなセコいことを考えるなと諭してきた。更に実力で行こうとも言って来たので、のび太は今の自分の境遇を話すが、そんな恥知らずなまねは絶対にさせないと、けんか手ぶくろで返り討ちにされてしまった。


たまらず現在に帰ったのび太はドラえもんに経緯を話し、誰もかれも冷たいから自分でやるしかないと考え今度こそ自分で勉強を開始し、ドラえもんもこれに感心して「時門」を使って時の流れを緩くし協力。その結果のび太は65点を取ることができ、ママやドラえもんにも褒められ、大した点ではないが自力でここまでやれたことに感動した。


だがその時、明日の午前10時に出木杉の部屋に自分がやってくることを思い出し、ドラえもんからけんか手ぶくろを借りて、甘ったれた根性の自分を叩き直すため、タイムマシンでその時間に向かって行った。


アニメにおける原作との主な相違点編集

大山版は1985年12月13日に、水田版は2008年12月19日及び、2024年7月13日にそれぞれ放送している


1985年版編集

  • サブタイトルが「0点脱出作戦」に変更

2008年版編集

  • ママが怒っているシーンでは、のび太の国語、算数、理科、社会の0点の答案が並べられていた。
  • もしまた0点を取った時際にドラえもんとのび太がイメージしたママの姿は、荒れ狂う悪魔のような見た目だった。またドラえもんが取るように言った目標は20点だった。
  • のび太はタイムマシンに乗り込んでから、計画のことをしゃべっていて、見せてもらおうとしたのはしずかの答案だった。またのび太は彼女のがダメとなると、スネ夫ジャイアンの答案も順に見ようとしていて、ジャイアンの机にしかけられてあったグローブに殴られたことで、あんなのやり過ぎだと言った時、出木杉の答案を見ることを思いついた。ちなみにこの時にやけたことでよだれも垂らしている。
  • 未来ののび太は、先回りして出木杉の答案を回収していたため、彼の机にはバリアは貼っていなかった。
  • ドラえもんはのび太が帰ってきた時、早く勉強するよう焦らせていて、一方のび太は行った先でのことはあまり説明しなかった。また、のび太が勉強に取り組む様子が描かれていて、その最中にはどら焼きとお茶が横に置かれていた。
  • 上記のことにより、のび太にいくつか道具を貸して欲しいと言われた時、ドラえもんは訳が分からずポカンとしていた。

2024年版編集

  • 原作の扉絵をオマージュしたサブタイトルでは、ドラえもんに影はついていなかった。
  • のび太は、コンピューターペンシルを提案した後、人よけジャイロを使って学校に誰もこさせなくすることも提案していて、この後の提案では、ワスレンボウはワスレロ草に変更されていた。
  • ドラえもんはのび太に気付かれないよう、こっそりと時門を使っている。また2008年版同様、のび太が眠気と戦いながら勉強に取り組む様子が、少しであるが描かれている。
  • 65点を取って喜ぶのび太を見て、ジャイアンとスネ夫は訳が分からず、スネ夫は「おつむまでご陽気になっちゃったか?」と言っていた。またのび太は65点を実感した際、頬を赤くするだけで涙は流していない。

余談編集

2008年版に登場した理科の問題には、上下2つのメダカの図のうち、あまり美味しくなさそうな方を選べという意味不明な問題があり、のび太は上の方を選択し間違いだったが、これと全く同じ問題が2017年放送の「自信ヘルメット」の回にも登場している。


関連タグ編集

ドラえもん

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