アスペクト比演出
あすぺくとひえんしゅつ
主にアニメやドラマ等の映像作品でアスペクト比を使った演出をすること。
主に回想シーンなどで4:3の比率にしたり、劇場版やデジタル放送などで画面比率が4:3から16:9にレターボックスが広がる演出がある。
4:3の比率が当たり前だった時代には劇場作品等は画面比率が16:9であり、上下にレターボックスがついていたため、「上下の黒帯=映画作品」というイメージがあった視聴者も少なくなく、今から映画的展開を行うという演出でアスペクト比演出が行われた作品もある。
「ワープディメンション」と称された演出。前半は16:9となっているが、後半に突入したタイミングでシネスコ画角に切り替わる。
- 仮面ライダーアギト:第28話
葦原涼の回想という内容のためか常に4:3の比率(他の回は全部16:9)。
- ジャングルはいつもハレのちグゥ:釣り回
途中で上下にレターボックスが付き16:9となる。
- 劇場版DiGiCharat
でじこがサイドパネルを開く。
- ケロロ軍曹:第264話(Aパート「ケロロ 宇宙デジタル怪獣襲来! であります」)
デジタル怪獣の力の影響でアスペクト比もデジタル放送と同じく16:9化する演出があった(上下にレターボックス)。ちなみに、308話以降は実際に16:9での放送になっている。
- 銀魂:第202話「春休み明けは皆ちょっと大人に見える」
黒木智子の妄想で画面の比率が4:3に。
- 第10次ゲーム機大戦
現代編になった時にレターボックスが移動。
- 深夜!天才バカボン:第1話
回想シーンにて4:3になる。
- ゾンビランドサガリベンジ:第3話
とある昭和アイドルの歌唱シーンで4:3に強制変更された。
- 86-エイティシックス-:第10話
過去の映像演出として該当シーンが4:3に変更された。
レトロワルドの能力の一つとして登場。レトロなものに変える能力なのだが、威力が上がると遂にはアスペクト比が4:3になってしまった。効果に関してはあくまでも光線の射程内に限定される為か、敵アジトのシーンではそのままだった。
また、レンアイワルドとの戦闘の際にもジェットマンのセンタイギアの能力の影響でアスペクト比が4:3になった。
「ごくラーメンどう」において、冒頭のシーンでシネスコ画角となる場面があった。その為か、上述のレトロワルドがドンブラザーズに現れたのか…と140文字の世界で散見された。
じゅじゅさんぽでは画面が4:3になる回がある。
- アニメONEPIECE1000話
ウィーアー!の新規作画映像にて途中で4:3から16:9になる。
オープニング映像がシネスコ画角になっている。
SE付きOP:同じく映像作品にしか出来ない演出である。