ゲーム機大戦
げーむきたいせん
ゲーム機の歴史を戦争形式で紹介!
MIDORIKAWA氏がニコニコ動画に投稿した手描き動画。
ゲーム業界の歴史をゆっくりのナレーションで解説しているのが特徴。
ゲーム機が戦車風になり、業界の覇権をめぐり戦っていくという分かりやすさで大ヒットした。
第1回目は題名が「ゲーム機戦争」だが、2回目以降は「第2次ゲーム大戦」と大戦で貫き通していった。
一時期はシミュレーションゲーム版ゲーム機大戦も制作予定だったらしい。
テレビゲーム(据え置きゲーム機)は戦車の上に搭乗しており地上戦に、携帯ゲーム機は航空機となり空中戦となる。第9次から登場するアプリゲームは宇宙船となり宇宙戦になる。
初期はミサイルや銃撃などシンプルな戦闘で時代が進む度にレーザー攻撃、周辺機器との連携技など攻撃方法も進化する。
初期のMIDORIKAWA氏のゲーム機大戦は「黒いハードは負ける説」、「蚊帳」、「漬物石」など独特な要素が作中に登場する。作中にてゴジラシリーズのBGMが使われている。
一方、koke氏はゆっくりの立ち絵を使い当時のユーザーの反応やグラフやSCE社内のエレベーターなど手の込んだ要素が多く見られる。なぜなにゲーム機大戦と言うコーナーもある。この要素は第2次後継者たちに引き継がれている。
343rt4gr氏はオープニングをつけている。何度かオープニングが変更されており現在のオープニングは4代目である。このオープニング要素も一部の第2次後継者に引き継がれている。
第9次からはアスペクトの比率が4:3から16:9に変わり劇中でSD画質からHD画質へとゲーム機の時代の移り変わりを実感させられる。また、2020年時点で最終回の第10次の終盤現代編へと突入するが第1次の投稿日が2011年2月上旬なのに対し、本動画で2016年5月上旬と5年経っているので現代の年数が少し進んでいる。
尚、終盤では第1次の冒頭の現代の日本地図上のゲーム業界の勢力状況がそのまま映し出させるが当時の動画にレターボックスが付いていたが某アニメの第1話の様にレターボックスが引かれて無くなる最終回のゲーム機大戦ファンへのサービスの演出が出された。
なぜなにゲーム機大戦
koke氏以降の作品から登場するコーナー。某ロボットアニメのようにゲーム機業界の事情をわかりやすく解説してくれる。
別作品、PC初心者のマインクラフトでも本コーナーに似た仕組みで開設されている。
「第6次ゲーム機大戦」迄は続いていたが、急遽諸事情で続けられなくなったので、第7次、第8次迄の動画の素材を投稿主のHP内にて配付された。また、それに伴い台本となるプロットも第8次までHP内で公開した。
後継者争いが勃発し、「koke」、「343rt4gr」氏が続編の動画を投稿。
koke氏はその後順調に続編を投稿し、第10次にて本シリーズを完結させた。
一方343rt4gr氏はと言うと、直ぐに続編の動画を削除してしまったが、後述のスピンオフを制作している。
また、この後継者戦争を簡単におさらいした動画がkoke氏により投稿されている。
343rt4gr氏が制作するゲーム機大戦の舞台が「アメリカ」である作品。
MIDORIKAWA氏の過去作品のオマージュが随所入っているので、MIDORIKAWAファンにお薦め。
「オデッセイ」や「ポン」などのゲーム機がいた時代から現代までのゲーム機を紹介する。プレイステーションやメガドライブなど既に原作に存在する素材を使わずに自作で動画を制作している。しかし第6次世界ゲーム機大戦を投稿したが、暫く動画投稿がされていない。
余談だがブラジル版ゲーム機大戦というものもある。(作者は343rt4gr氏ではない)
2016年の「第10次ゲーム機大戦」で本シリーズが完結した。
しかし2017年にわをん氏により「第11次ゲーム大戦」が突如投稿され、その後も他の第11次ゲーム機大戦や派生動画が相次いで投稿された。
この一連の流れを過去の後継者戦争にならって第二次後継者戦争ということがある。
だが、前の後継者戦争はMIDORIKAWA氏の公認があったが、この時は突発的にブームが起きたという違いがある。
このような経緯のため、こちらも派生作品の扱いとなり正規のシリーズには含まれない。
第1次後継者と違う点は、沢山の後継者の数、活動拠点がニコニコからYouTubeに移ったこと、クォリティの差などがあげられる。
さらに、現在、非公開や削除などにより動画を閲覧できない作者の動画も多々ある。予告編だけを上げて失踪する作者もおり、無法地帯と化している。
なお、7次から10次まで制作していたkoke氏は「公認はしないが黙認はする」と声明を出していた。
現在、ほとんど制作者はいない。ほとんどこれらの後継者は原作の絵を使っていない。
原作の絵を使用している後継者はだいX氏のみだが他の作者も一部のゲーム機に原作の絵を使用している。
だいX氏により第2次後継者戦争という動画が作られているが、これ以降も数々の後継者が出てきたため、完全版とは言えない。
2011年に公開された初代ゲーム機大戦の復刻版が投稿された。
MIDORIKAWA氏が紹介しなかったゲーム機が紹介されるゲーム機大戦。
システム10やTVジャック、電子ブロックなどのゲーム機が登場。
こちらは完全な派生作品。第1次から第3次ぐらいの頃にはなかったネタなども登場する。
種牡馬大戦
2012年から競馬史を題材にした種牡馬大戦が投稿された。
種牡馬の賞金争いに例え、様々な名馬が戦うのが特徴。
あまりゲーム機大戦タグが付けられないので忘れがちだが、派生動画の中では最も長く続いたシリーズである。今もなお毎年投稿されている。
テレビ大戦
K&5氏が制作したテレビ達が覇権を狙って争う動画。
ゲーム機大戦と違い、一位が次々と変わる。シャープやソニーなどの有名企業から、ユタカテレビや三洋電機などの今は聞かないメーカーなどが登場する。
K&5氏はテレビ大戦を作り上げた後に携帯電話・スマホ大戦を投稿したが、現在はアカウントが削除され視聴不可になっている。
OS戦争
kumowa氏が制作したOS達が覇権を争って戦う動画。
最初はAppleが覇権を持っていたが、後半はMicrosoftの一人勝ち。
後半にはiOSやAndroidなどのスマホのOSなども登場。
現在は限定公開となっているため、視聴は可能。
- 冒頭(第1:ゴジラVSビオランテより)
- テレビテニス登場時(同話:同上)
- PlayStation3、Wii出撃(第9:ゴジラVSスペースゴジラより)
- 第5次ゲーム機大戦後半よりプレステ登場時など他多数(グランツーリスモ日本版OPより)
- プレイステーション2vsドリームキャスト(セガサターン・ヒステリーより)
- ニンテンドーDS登場(勇者王ガオガイガーより)
- なぜなにゲーム機大戦(機動戦艦ナデシコより)
- 第四次ゲーム機大戦以降のゲーム機紹介(黄金勇者ゴルドランより)
セガ・ハード・ガールズ:小説版でのセガサターンの闇堕ちの原因候補としてこの動画の存在が示唆されている。
ゲハ:ゲーム機の歴史を語るというエンタメ性のある動画なのだが、これらの動画からハードの情報を得て、多種ハードを圧倒する優越感に浸る人が現れるようになっており、結果として「ゲハを増産しているのではないか?」と言った批判意見も見られている。実際、それを裏付ける形で動画内のコメントにはゲハが何人も紛れている。
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この物語は、フィクションです。ニコニコ動画のゲーム機大戦を見て、私が独自解釈から組み立てたものであり、実際の史実及び本家の動画とは関係ありません。念のため…いつになく暗い物語になってます。◆任天堂の次世代を担う存在として生み出されたスーファミとPSの姉妹。仲の良い姉妹として育った二人に、残酷な別れと再会が待っていた。12,044文字pixiv小説作品- 小説版・新章ゲーム機大戦
第1次新章ゲーム機大戦 陸空王座防衛戦編
時はゲーム機大戦完結時、2012年まで遡る。 Wiiの圧倒的失速に苦しんだ任天堂は、この状況を打開すべくWiiUを開発するも、いくつもの問題点を抱えたままの状態だった。 対してSCEはスタートダッシュに完全に失敗したPSvitaの立て直しを図るべく、旧世代機・PSPにとある作戦を任せる... 注意- ・この小説はゲーム機の歴史を独自の視点で解説していきます ・MIDORIKAWA氏、koke氏、343rt4gr氏を始めとした全ての動画版「ゲーム機大戦」の制作者様と関係ありません ※ただし解説進行自体はMIDORIKAWA氏、koke氏の動画内容を踏まえた上で行っています ・wikipediaや他ニュースサイトなどの情報をベースに進行していきます ・あくまで個人調べですので、解説した情報・背景が100%正しいとは限らないことをご容赦ください ・今回は主要3社以外のハードの扱いがかなり悪いです11,593文字pixiv小説作品