概要
2015年4月25日発売の『CLASH OF REBELLIONS』にて登場した、「アロマ」と名のついたカード群。
主要モンスター(アロマポット以外)はいずれも植物族に属しているが、イラストは完全に人そのものである。
「アロマージ」は「アロマ」と魔法使いを意味する英単語「mage(発音は「メイジ」)」を掛けた言葉と思われる。
モチーフであるアロマセラピーの「癒し」のイメージにふさわしく、OCGでも珍しいライフゲイン(ライフアドバンテージ)テーマ。
「自分LPが相手LPより多い際」に適用される効果、「自分LPが回復した時」に発動する(できる)効果を備える。
派手にボードアドバンテージをとっていくタイプではなく、じわじわ回復しながらコントロール気味に戦うスタイルである。
しかし、所属モンスターのなかには出張要員としての活躍が見込めるカードが幾つか紛れ込んでおり、なかには、「ローンファイア・ブロッサム」などのアロマに属さない汎用植物族カードのリクルートを始めとする効果で、環境上位と渡り合えるほどの戦果をあげたカードも属している。
なお、正確なカテゴリ名は「アロマ」だが、魔封じの芳香を活用した【アロマ・コントロール】とは無関係のため、区別目的で「アロマージ」と呼称されることもある。
Pixiv内では専ら「アロマージ」タグが利用されている。
カード一覧
人の姿をした「アロマージ」と、妖精の翅を持つ「アロマセラフィ」・「アロマリリス」の姿が存在する。
ほとんどのカードのイラストに共通してアロマキャンドルが描かれているのも特徴。
効果モンスター
レベル1
レベル2
レベル3
レベル4
レベル5
レベル6
融合モンスター
シンクロモンスター
リンクモンスター
魔法カード
罠カード
他カテゴリとの関係
アロマのカードは「アロマポット」を除いてすべて植物族であり、さらにアロマセラフィ-ジャスミンはすべての植物族をサーチ&特殊召喚できるため、種族サポートを余すところなく受けることが出来る。代表的なのはローンファイア・ブロッサム。
植物族テーマ。融合モンスターを主力としている。
出張セットとしても名高い捕食植物オフリス・スコーピオ&捕食植物ダーリング・コブラからアロマセラフィ-ジャスミンに繋げられ、またこれらもアロマセラフィ-ジャスミンでサーチできる。
捕食カウンターを活かした高い妨害性能を活かし、アロマが苦手とする後攻・劣勢からの捲り力をカバー。
同じ闇属性であるアロマリリスの登場により、融合召喚の要素を以前よりも自然に組み込みやすくなった。
植物族テーマ。こちらはエクシーズモンスターを主力としている。
直接サポートし合う関係ではないが、展開の一助となる六花精スノードロップや、継続的にアロマセラフィ-ジャスミンのリリース要員となる六花のひとひらなど、相性の良いカードが含まれている。
アロマセラフィ-スイート・マジョラムや渇きの風で破壊できない相手も、六花聖ティアドロップでリリース除去したり、六花精ボタン経由でサーチした六花の薄氷でコントロール奪取したりと、苦手とする領分を補うことができる。
マスターデュエルではアロマと六花が同じシークレットパックから排出されるため、華やかな混合デッキが組みやすくなっている。
- 聖天樹(サンアバロン)
植物族テーマ。こちらはリンクモンスターを主力としている。
回復トリガーとなる聖蔓の癒し手が含まれており、展開の途中でアロマモンスターの効果を利用できる。