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「さあ、覚醒の時よ。自分の欲望を解放しなさい……」


本項目には、「ウルトラマン妹」の核心に迫るネタバレが存在します。



















概要編集

別名:高次元生命体

ウルトラマン妹に登場するオリジナルキャラにして、ラスボスである純白天使のような姿の巨大な宇宙人

この世界観で再び勃発するようになった怪獣頻出期や異星人の侵略を引き起こした元凶、つまりは事件の真の黒幕である。


上記にある通り女性的な姿と神々しい純白の天使を思わせる姿をしているが、その性質は冷酷にして邪悪な堕天使そのもので、生物(おそらく高等生物)の持つ負の欲望を具現化せて数多くの文明と星々を滅ぼしてきた恐るべき侵略者。


更に厄介なことに、星人の被害はウルトラの星でも把握してはいたが、ウルトラ戦士たちは誰一人として戦ったことはなく、遭遇したことすらもないという幻の存在とされていた未知の敵である。


自分以外の種族を見下しているらしく、それは光の国の住人であるウルトラ戦士たちも例外ではない(作中、「下等な宇宙人」と言い切っている)。

傲慢な性格で、尚且つ自身が惚れ込んだ人物に対してはものすごい情熱を向ける。早い話がヤンデレ


また、傲慢な性格ゆえか、それとも見習いとはいえジャンヌの単純なウソに引っかかってしまう間抜けな一面を垣間見せた事もある。


その目的は本人曰く、地球侵略という俗な目的ではなく、地球の近くをたまたま通りかかった際に見かけた月島翔太の創造力との奥底に秘められた社会に対する不平不満=破壊衝動にほれ込み、彼を使って世界を滅ぼしてから2人だけの世界を新たに創造するためという、最早どこから突っ込んでいいのか解らないどこぞの闇生物と同じようなヤンデレ気質全開な目的の為に暗躍していた


なお、上記の理由から翔太の実の妹である月島あかりには激しい憎悪と敵対心を抱いている。


主な能力編集

ウルトラ戦士たちすら作中で対峙するまでは誰一人として遭遇し、対決したことがない未知の敵であることや、高次元生命体の別名通りその力は未知数であるが、作中では地球人への擬態能力や人の心の中や過去の記憶を読み取ることが出来る。手のひらからはウルトラ戦士を変身解除に追い込む程の強大な威力を誇る連射可能な白い破壊光線を発射して攻撃する。そのほか、手から地面を軽くクレーター並みに穿つことの出来る衝撃波を発生させ、周りのものを吹き飛ばしたり破壊することが可能で、この能力は人間態の時も使用可能。


背中に生えた翼を羽ばたかせ、空中を自在に飛び回れることが可能なほか、翼で敵をすくい上げて吹き飛ばしたり、翼で体を包み込むことで攻撃を無効化することが出来る攻撃力・防御力の双方を兼ね備えた持ち主(人間態の時もレーザー銃で攻撃されても無傷なうえ素手で払いのけていた)。


上記以外にも次のような能力の一端を垣間見ることが出来る。


その1:欲望具現化(創造)能力

イーハトン星人の最大の特徴ともいえる固有能力の1つ。この能力で生物の欲望を実体化させ、そのターゲットとなった人物の思い描く様々な怪獣や宇宙人を文字通り実体化させて使役することが出来る。

この能力はその生物が持つイマジネーションの力が高ければ高いほど、心の奥底に抱える破壊衝動が強ければ強い程良いらしく、作中では主人公・月島翔太の隠された才能(彼の脳には未知の可能性が秘められているとのこと)と心の奥底に眠る破壊衝動に目を付け、彼を侵略用の怪獣・宇宙人の生産工場として利用して様々な怪獣や宇宙人を生み出していた。


なお、実体化させた怪獣、宇宙人は宇宙の法則に組み込まれるのか、本当に実在することになるかのような描写であるが詳細は不明。


また、ターゲットとした人物が死んでしまうと怪獣や宇宙人を生み出すことができなくなるため、気に入った人物は全力で守ろうとする傾向があるようだ。


その2:生物進化促進能力

欲望具現化(創造)能力と並ぶイーハトン星人の最大の特徴の固有能力の1つ。欲望具現化(創造)能力の対象者となった人物を遠隔から捜査して、その対象者が無意識下で思い描いた姿に強制的に進化させ、怪獣化させることが出来る。また、直接触れる事でその進化を促進させたりすることが可能で、最終段階に突入すると巨大な白いで包み込み、その中で着実に自身の配下……ではなく伴侶へと仕立て上げる。なお、直接触れる事(口づけ)で更に進化を早めることが出来るようだ‼


なお、進化が完了し終わった者は本人の意思に関係なく、星人に操られるがままの傀儡とすることも可能(ただし強靭な精神力を持っていたり、星人が意識を対象に向けていなければ自由に行動できる模様)であり、更に恐ろしい事にたとえ星人の命が尽きても怪獣化した人物が元の姿に戻ることは出来ない。


ただし、ギマイラの時とは違い、怪獣化した人物が死亡しなくても如何にかして元に戻る方法があるようだが詳細は不明である。


というように高次元生命体の別名に相応しく、そのスペックは並外れた物で、もはやチートじみたその強さは、所詮見習いウルトラ戦士であるジャンヌごときでは太刀打ちできないほどの強さなのだが…。


主な活動歴編集

物語の終盤、『BURK』に翔太が怪獣や宇宙人を生み出している事を嗅ぎ付けられた為、計画の完成と彼を護る目的で、唯一の心の拠り所だった翔太が小学5年生ごろに短期間同じクラスだった転校生橘美弥 の記憶を読み取り、彼女の姿に化身して『BURK』の関係者だと偽って彼に近づく。


そして彼の過去の記憶を呼び覚ますのと同時に、翔太の進化を促進させ、彼が自身を頼って自分の元へ来るように仕向ける目的で、彼の記憶から『岩石怪鳥ジョバンドン』を再現し嗾けることで翔太が真実に辿り着くように仕向けた。


そして首尾よく事を進め、計画を着々と推し進めるが、如月ユキから事の真相を聴いた彼の妹である・あかりに自身の正体を暴露され、更に如月ユキ=アムールにまでもが妨害されてしまう。

そこで自身の力を見せ付け完全に翔太を自分の物にする為に正体を現れし、その圧倒的な力でアムールを完膚なきまでに叩きのめし、あかりを護るべく敢えて分離し自身と対決してきたジャンヌまでも軽く捻り倒し、翔太を自身の手中へと収め、繭の中に閉じ込めることに成功。


そして様々な言葉やビジョン、更には(本人が言うには)翔太が思い描く理想のあかりの姿を取るなど、様々な甘い言葉や誘惑を用いて翔太を自分の物にしようと画策するが、兄妹との絆を断固として手放そうとしない翔太の強靭(?)な決意と精神力に跳ね除けられてしまう。


更に、兄を助けに来たあかりに翔太を救出され、翔太は自身よりも妹の方を選んだため激昂するも、彼の進化が最終段階へと突入したことを確認するや否や翔太を護るためと完全に彼を自分の物にする目的で再び巨大化。


巨大怪獣となった翔太を操ってあかりを亡き者にしようとするが、そこへ実は生き延びて救援信号を送るべく宇宙に逃亡していたジャンヌが駆けつけた事により計画は失敗。


ゾフィーにエネルギーを分けてもらい、新たな武器を携えたジャンヌと最初よりは幾分かましな(途中でギャグ展開になるのはお約束…)戦いを繰り広げる。


しかしジャンヌが未熟であったこともあり、多少は『スパークリングアロー』を受け、追い詰められるものの、その攻撃に耐え切り、逆に彼女を追い詰める。

しかし、その隙にゾフィーに傷を回復してもらったアムールが彼に援護を頼まれて復活、そのまま無防備な背後から不意打ちを浴びて絶命するという世界観のせいでチートクラスの実力者にあるまじき、情けない最期を遂げるのだった…。


まぁ、不意打ちでなければとても勝てないほどの実力者であったと考えらるが、世界観補正の為にその実力を十二分に発揮できなかった哀れなラスボスとなってしまった……。


関連項目編集

ウルトラマン妹 ヤンデレ 宇宙人 堕天使


ゾグ第一形態:外見が似ている天使繋がりの怪獣(宇宙人?)。

エタルガー:能力が似ている。ちなみに作者の小林雄次は決戦!ウルトラ10勇士!!に脚本として参加している。

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