もしかして:ウルトラキラー
概要
学年誌「小学三年生」1974年9月号連載の内山まもるによる漫画版『ウルトラマンレオ』第6話「ウルトラキラーゴルゴ」に登場するオリジナル怪獣(種族不明の宇宙人)。
別名は雑誌掲載版及び復刻単行本版では「地獄星人」、『ザ・ウルトラマン』掲載時は「ウルトラキラー」が別名。劇中では「ゴルゴ」と呼ばれている。もちろん、顔つきはゴルゴ13そっくりである。
宇宙にその名を轟かせる凄腕の殺し屋で、宇宙で彼に敵う者はいないと言われている。モロボシ・ダンや東光太郎もその噂は耳にしており、特にダンはウルトラ5兄弟の合体技であるスペースQしかまともにやりあえない(すなわち、通常のウルトラ戦士の光線技では歯が立たない)と評している。今まで殺しの報酬は数知れず、植民地惑星をまるで撃墜王の星の如く保有している。
殺し屋ではあるが、狙撃や闇討ちと言った暗殺は好まず一対一の決闘で相手を倒すことを好み、卑怯な手段は嫌う正々堂々とした武人。
本編で依頼主であるマグマ星人がレオをおびき寄せるために人質を取ったと知った際にはすぐに人質解放を要求し、レオに対しても「二対一を許す」と自分に不利な条件を宣言するなど武道家気質である。
必殺技は両腕をバツ字に組んで発射する「クロスレーザー」と空中からレーザーを連射する「スピンレーザー」。特にクロスレーザーは最大の武器で、富士山をも消し飛ばすことが出来るほどで、実際作中でもレオよりでかい山を一つ消していた。
マグマ星人によってレオ殺害の依頼を受け地球にやってくると、マグマ星人が提示した「綺麗な星三つ」を報酬に合意。マグマ星人からレオを地球外におびき寄せるよう要求されたが、「わざわざ自分にまで行けというなら仕事を降りる」と言われたため、マグマ星人がスポーツセンターのれい子という女性を人質に取った為、後を追ってきたウルトラマンレオと月面で対峙。
だがレオから人質を取られている事を知らされると、決闘に水を差されたと人質解放を要求し、レオに対しては「助太刀を認める」と自身にペナルティを課し、月から去っていった。
その後、レオと決着をつけるために地球に襲来しレーザー光線でレオを翻弄するが、止めのクロスレーザーを撃とうとしたときに、助っ人であるウルトラマンタロウが出現。
タロウとレオの合体技「ダブルストリウム光線」が直撃し、自身の敗北に愕然としながら力尽きた。
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