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「こんにちは・・・。私・・・エルル・・・。」



概要編集

Syogo氏著作の二次創作作品『オーズ×HUGっと!プリキュア』に登場するアンドロイド。初登場回は「第二十二話リボーン・アンドロイド」


ハリー仮面ライダーに変身して戦う際、「はぐたんを守る者が不在になる」という問題を解決する為に考案されたオリジナルキャラクターである。


容姿編集

白いセミロングで、小学生キュアアコ亜久里よりやや小さく、大体小学一、二年生程の大きさとなっている。因みに小学一、二年の女子の平均身長はおよそ115.7cm~121.5cmとされている為、エルルの身長は120cm前後と推定される。

服装も袖に赤いラインが付き、首元に赤のリボンが付いた制服のような白いトップスに、シンプルなダークブルーのスカートと言う清楚な出で立ち。(全てえみるのお古。)


また第四十一話ではイメージモデル宜しく、魔法少女の恰好を披露した。


人物像と能力編集

かつてのルールー同様、誕生直後は感情が乏しく、言葉も途切れ途切れにしか喋れず無機質な印象が強かったが、その後の経験によって様々な感情を次第に獲得。やがてトラウムとの決戦の際に生じたアスパワワの影響によって明るい表情を見せ、言葉も流暢に喋れる様になる等、より人間らしくなって行く。性格も無邪気で年相応の少女そのものだが、常識人としての面もキチンと持ち合わせている。


基本的にはビューティーハリーで生活し、ハリーが戦闘とかで離れる際、代わりにはぐたんの面倒を見たり、協力してサポートをしている。小さくても力はそこそこあり、大量の物が入った買い物袋を楽々と持ち上げる事が出来る。

また、アンドロイドらしくそのボディは頑丈で、『オーズ×HUGっと!プリキュア×ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』第一話二話ではミデンに幼児化されたマシェリから殴られたり、エトワールから噛み付かれても平然としており、生半可な攻撃ではダメージを受け付けない。

更にマシェリが投げた靴を38回全て正確にキャッチしてのけた(本人曰く「あれ位朝ご飯前」)所から、瞬時に靴の軌道を正確に計算して最適解の行動を算出出来るだけの高度な演算能力が備わっている事が窺える。また、逃げるちびアンジュを高速で移動して確保する芸当も披露する等、後述の生い立ちに反してかなりの高スペックである模様。

とは言え、戦闘力自体は高くない為、ライダーメダルを使って戦う事は出来ない。


映司の事を「パパ」と呼び、ルールーの事を「ママ」と呼んでいる(ただし色々と誤解を生んでしまうので、はな達しかいない時のみ)。そしてえみるの事は「えみるお姉ちゃん」と呼び、ロストの事も「ロスト叔父さん」と呼んでいる。

命名はえみるで、映司とルールーから取った(えみる曰く、「ルールーと映司さんがエルルを作ったのですから、二人の名前から取らなければおかしいでしょう?」)。

尚、トラウムは一応祖父に当たる存在だがルールーは「悪影響を与える」としてエルルに近付けさせない等、原作以上の塩対応ぶりを見せており、その事も手伝って映司は彼から尋常ならざる嫉妬心を抱かれる羽目となる。


誕生の経緯編集

その正体はクライアス社がえみる達を仲違いさせる為に送り込んだアンドロイドで、外見こそルールーと同じだが、中身は全くの別人であった(つまり型式も同じRUR-9500と言う事になる)。

ボディは元々、トラウムがいざという時の為に用意していたスペアボディである。


或る日、ルールーが買い出しに行ってる間に既に潜入しており、映司とえみるの元へ戻って来てから、どちらが本物のルールーかで両者は揉める事となる。えみるの誕生日や2人で初めて歌った歌、最初に会った際の買い物で買っていた物や初めての仕事体験など、どれも正解して埒が明かなかったが、映司が「キミとともだち」を歌う事を提案し、実際に歌ってみた事で心が籠っていなかった為に偽物であると発覚。

正体がバレてから三人に襲い掛かるがアムールに敗北し、彼女が説得した所へジェロスの攻撃を受けてトドメを刺され、機能停止した。

だが、「この子を助けたい」と言うルールーの意思を2人は受け入れ、3人は偽ルールーの修理を決意。そしてプリキュアの意思によってプリキュアパレスに赴いた3人に遺骸を運び込まれた彼女は、映司達から夜を徹しての修理を受けた。だが、使えるパーツが限られていた為に身体が縮んでエルルの姿になってしまい、現在へと至る。

偽ルールーとしての記憶こそ失っているものの、日常生活に関する事等の知識は一通りある為、特に問題は生じていない。


一応えみるも修理には加わっていたが、あくまでも使えないパーツの持ち運びと言った小間使い的な役割しか担っておらず、修理自体は実質映司とルールーの共同作業であった。この為にエルルを作ったのは映司とルールーの2人と言う事で、彼女からはそれぞれ「パパ」と「ママ」で両親と認定されている。だが、事情を知らない者達からすればエルルが2人の子供である事は驚愕する以外の何物でもなく、あらぬ誤解を生みかねないとして、表向きは他所から預かって来た子供と言う事になっている(それでもえみるは一切の悪意も無く事実をありのまま打ち明けてしまうが)。

因みに同じRUR-9500ではあるが、オリジナルのルールーと違ってそこまで食への執着は見せていない。また、本家が有する解析やサーモセンサー、記憶消去、冷却システムと言った機能も、エルルに生まれ変わってからどこまで残っているかは不明だが、上記の通りクライアス社製の最新型アンドロイドとしての高性能ぶりは健在である模様。


関連タグ編集

オーズ×プリキュアシリーズ アンドロイド ガイノイド

RUR-9500


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