「俺の名はロスト。ディスピアによって生み出された、欲望と絶望を司る、ディスダークのグリードだ。」
キャラクター概要・設定
身長 | 215cm |
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体重 | 133kg |
特色/力 | エネルギー吸収能力、2体のヤミーを1つに融合させる、様々な毒を操る |
Syogo氏著作の二次創作作品『オーズ×Go!プリンセスプリキュア』に登場する猛毒系グリード。初登場は第二十一話だが、本格的に動き出したのは第二十二話である。
ディスピアがオーズの完全打倒の為、サソリ・スズメバチ・毒トカゲの猛毒系コアメダルを使って生み出したグリードの1体。人間態は背の高い黒髪の青年・路須戸(ろすと)。
黒を基調とし、赤・黄色・緑のカラーがある。頭部に1匹のサソリが張り付いている他、首にはトカゲの巨大な襟巻き、左肩にはサソリのハサミ、右肩にはサソリの尾、胸部にはトカゲの頭部、背中には蜂の翅、左足には無数のトカゲの小さな足、右足にはスズメバチの巣の意匠などがある。
性格
強い者と戦う事に喜びを感じる程に戦いを好み、「最強」への執着心から強さを求め、ニヒルな性格の持ち主である故、クローズなどの幹部には勿論、自分を駒としか見ていない事に気付いているのか、生みの親である筈のディスピアに対しても忠誠心を見せずに対等する態度を取る。クローズ達からは煙たがれているが、ディスピアはその実力と性格を気に入っている。
フローラを「花のプリンセス」、マーメイドを「海のプリンセス」、トゥインクルを「星のプリンセス」、スカーレットを「炎のプリンセス」、カナタを「希望のプリンス」と呼ぶ(オーズとの決戦後、はるかとカナタを名前で呼ぶようになった)。
映司とゆいを含む仮面ライダーをライダーの名前、プリンセス組以外のプリキュアを変身後の名前で呼ぶ。
レイジと仮面ライダーイビル/小林涼輔を「勇気も根性もなく、心が弱くて小さい人間」や「心の弱い哀れな奴」と罵倒(本人曰く「正直な感想」)したり、めぐみ・誠司・アコ・奏太の愛情を「セコい」と見下したり、かなりの毒舌で一言多い。
その反面、映司Loversのメンバーの映司への片想いをからかったり、興奮するとキャラが崩れるような所を見せるなど、意外とコミカルな一面もある。
能力
対象に触れただけでもエネルギーを吸収し、その対象のデータ(コアメダル、必殺技、攻撃パターン、記憶など)を読み取る事も可能となる。
オーズから得たコアメダルのデータから異なる属性とカラーのセルメダル(鳥系(赤)、昆虫系(緑)、猫系(黄色)など)を器物に投入し、そのセルメダルの属性に該当する生物とメダルを投入された器物が融合したヤミーを生み出す。
セルメダルに自分自身の細胞のエネルギーを注ぎ込む事で黄金のセルメダルに変化させ、対象に投入すると同時に巨大化させたり、2枚に割ってから別々に誕生したヤミーにそれぞれ投入する事で合成系のヤミーに融合させる。
遅効性の猛毒や麻痺性の毒などの様々な毒を操り、左腕を巨大なサソリのハサミやハチの毒針に変化でき、サソリのハサミであらゆる物を切断し、ハチの毒針からミサイル針を発射する。
第二十五話では専用の長剣「ロストブレード」で武装し、オーズの所持するコアメダルのデータをセルメダルに注ぎ込んで作った擬似的なコアメダルを持つようになる。
武器
ロストブレード
専用の長剣。鍔の部分に3枚のメダルを填め込む部分があり、3枚の擬似コアメダルを装填する事で様々な効果を発揮でき、異なる必殺技を繰り出せる。刀身は音叉のような形状にも変形可能となる。
第三十七話でオーズ ソリバゲコンボに叩き折られるが、第三十八話で修復され、プリンセス組の夢の力を4枚のセルメダルに注ぎ込んで融合した特殊なメダルをセットした事で強化され、更に強化版の必殺技を繰り出せるようになった(それ以前の必殺技も使用できない訳ではない)。
擬似コアメダル
オーズの所持するコアメダルのデータをそれぞれセルメダルに注ぎ込んで作った擬似的なコアメダル。ロストブレードの鍔にある3枚のメダルをはめ込む部分に装填すれば、様々な効果を発揮でき、異なる必殺技を発動する。
必殺技
デスロスト
左右どちらかの掌から敵に衝撃波を放つ。人体に密着した状態で送り込むパターン、触れるギリギリ寸前で繰り出すパターンの2種類ある。
モデルは『ONE PIECE』の「衝撃貝(インパクトダイアル)」、シャンディアの戦士・ワイパーの「排撃(リジェクト)」。
ファイナル・デスロスト
デスロストの強化版。握り拳の両腕を上下に構えた状態で衝撃波を放つ。
モデルは『ONE PIECE』のCP9ロブ・ルッチの「六王銃(ロクオウガン)」。
ガタキリバ分身剣
昆虫系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、メダルの力によって作り出した無数の分身で敵を惑わせ、メダルのエネルギーを刀身に集中させたロストブレードを分身達と共に振るって敵を斬り裂く。
元ネタは『高速戦隊ターボレンジャー』の流れ暴魔ヤミマルの必殺技「ヤミマル分身剣」。
ラトラーター・ヒートファング
猫系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、灼熱の炎を纏わせた刀身を振るい、ライオン・トラ・チーターの頭部をそれぞれ模した炎を飛ばす。順番に飛ばすパターンと横に並んで飛ばすパターンがある。
サゴーゾ・グラビティウェーブ
重量系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、重力波を纏わせた刀身から更に強力な重力波を放つ。敵の身体の重量を数千倍にまで増加させる事で身動きを封じたり、紙のように著しく軽くさせたりする。他にも重力波の盾を作り出し、敵の様々な攻撃を反転させる事も可能となる。
タジャドル・スピーディーブレード
鳥系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、赤色のエネルギーを集中させた刀身を振るう事で目には見えないスピードで無数の斬撃を飛ばす。
シャウタ・ディープパルーデ
水棲系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、刀身に纏わせた水流を敵のいる場所に放ち、そこに巨大な底なし沼を作り出し、敵を沼の底に沈める。
プトティラ・ブリザードタイフーン
恐竜系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、強力な冷気を纏わせた刀身の先で円を描き続け、巨大な冷気の竜巻を放つ。冷気の威力はマーメイドの「フローズン・リップル」を打ち破る程である。
ブラカワニ・リライブアゲイン
爬虫類系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、刀身に集中させたメダルのエネルギーを対象に放ち、一度倒された屑ヤミーやゼツボーグなどを復活させ、傷やダメージなどを瞬時に癒す。
ユニフォニル・フェザーシュート
幻獣系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、竜巻を纏わせた刀身から無数の翼のエネルギーを飛ばす。翼は鋭利な刃となっている他、着弾と同時に大爆発を起こす。
ウクロール・ソニックビート
妖精系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、細かく振動させた音叉状の刀身から耳には聞こえない超音波を放つ。破壊力が凄まじく、敵の聴覚にダメージを与えられる。
元ネタは『太陽の勇者ファイバード』のドライアスの必殺技「デビルホーン」。
レウラウス・スペースバスター
星座系の擬似コアメダルをロストブレードの鍔に装填する事で発動し、刀身に纏わせた漆黒の闇を上空に向けて放ち、漆黒の炎を纏った巨大な隕石を無数に降らせる。隕石自体が巨大な事もあり、その威力は凄まじい。
元ネタは『電撃戦隊チェンジマン』のスーパーギルークの必殺技「スペースバスター」。
ロード・ロスト
概要
身長 | 215cm |
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体重 | 133kg |
特色/力 | エネルギー吸収能力、吸収したエネルギーを対象に与える能力、どんな敵にも瞬時に対抗できる実力、ロストブレードと大剣「フェアツヴァイフルング」による二刀流 |
ロストがこれまでに誕生させたヤミー(フローラグリードも含む)から回収したギアメダルを自身に投入し、超進化を遂げた超絶形態。
ギアメダルはセルメダルにもコアメダルにも分類されず、その名の通りに歯車のような形状をしている。
一部を除く全身が黄金と化し、その力はディスピアとクローズの最終形態を遥かに超えている。
能力
ギアメダルは敵の攻撃力や技などの様々なデータを集めるようになっている。自分自身に投入する事でメダルが記録した技や攻撃をオリジナル以上の威力で繰り出せる他、ヤミーの無念が込められた歯車自体を成長させる事で更に力を増す。
ディスピアの魔力と絶望のエナジー、彼女が「グラン・リベラシオン」を受けた際の希望との力、「グラン・リベラシオン」に秘められた聖なる力、先述のギアメダルの効力によって全ての攻撃を受け付けない不死身の能力を得た。
自身の細胞から作り出され、刀身が自身の身の丈を遥かに超える大剣「フェアツヴァイフルング」で追加武装し、ロストブレードとフェアツヴァイフルングによる二刀流を得意としている。
相手からエネルギーを吸収する能力は健在しているが、逆に吸収したエネルギーを対象に与える能力も付加され、相手からあらゆる欲望(愛などの感情も含む)を吸収する事で更に強くなる。
体内で黄金のセルメダルを無限に作り出せる他、胸部には鎖封印の南京錠をぶら下げている。映司達が「今まで戦ってきた敵とは比べ物にならない」と評する程の実力を持つ。
武器
フェアツヴァイフルング
自分自身の細胞から作った専用の大剣。刀身が自身の身の丈を超える程の長さを持ち、相手からあらゆる欲望(愛などの感情も含む)を吸収でき、吸収すればする程に破壊力も増していく。ロストブレードとは異なり、メダルを投入する事はできないが、それでも十分な切れ味と破壊力を持つ。巨大な故にかなり重量のある武器だが、ロストはこれを片手で軽く持ち上げられる。
必殺技
ガタキリバ斬撃剣
鍔の部分に昆虫系の擬似コアメダルをセットし、満月を描くようにロストブレードを振るう事で無数の剣の幻影を作り出し、勢いよく振り下ろして無数の剣を一斉に飛ばす。剣の幻影は実体を持つ為、物理的攻撃も凄まじい。
元ネタは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の牙鬼萬月の必殺技「牙凌道・満月斬」。
ラトラーター・インフィニティーファング
鍔の部分に猫系の擬似コアメダルをセットし、紅蓮の炎を纏わせた刀身を振るい出し、ライオン・トラ・チーターの頭部をそれぞれ模した炎を無数に飛ばす。その数は通常の「ヒートファング」よりも遥かに多い。
タジャドル・フェニックスバーニング
鍔の部分に鳥系の擬似コアメダルをセットし、真紅の炎を刀身に纏わせたロストブレードの剣先で前方に円を描き、鳥系のオーラングサークルを模した巨大な炎を作り出し、勢いよく振り下ろすと同時にオーランドサークルからタカ・クジャク・コンドルをそれぞれ模した炎が召喚され、飛行する途中で巨大な炎の不死鳥に一体化して相手に襲い掛かる。
シャウタ・ジョーズブレード
鍔の部分に水棲系の擬似コアメダルをセットし、ロストブレードの刀身を地面に突き刺して無数の刀身を地面から出現させ、サメが地中を縦横無尽に泳ぎ回るかのようにして刀身が相手に襲う。
元ネタは『忍風戦隊ハリケンジャー』の次元忍者フタブタ坊の必殺技「宇宙忍法・遁走剣」。
プトティラ・ブリザードシュート
鍔の部分に恐竜系の擬似コアメダルをセットし、絶対零度を遥かに上回る零下1000℃の冷気を刀身に纏わせ、刀身を振るう事で作り出す冷気の球体を撃ち出す。冷気の球体は破壊力が凄まじく、命中すると一瞬で対象を凍結させてしまう。
元ネタは『魔法戦隊マジレンジャー』の冥獣人イエティのズィーの必殺技「デビルシュート」。
レウラウス・グランドクロス
鍔の部分に星座系の擬似コアメダルをセットし、ロストブレードで十字を描いて9つの惑星(冥王星を含む)を模したエネルギーを作り出し、それらを上空に飛ばして惑星直列の順番に次々と落下させる。その威力は「スペースバスター」よりも遥かに凄まじく、惑星型のエネルギー弾を作り出した直後に撃ち出す場合もある。
元ネタは『天装戦隊ゴセイジャー』の惑星のモンス・ドレイクの必殺技「惑星弾」、及び「惑星直列弾」。
ブラカワニ・エスクードエフェクト
鍔の部分に爬虫類系の擬似コアメダルをセットし、剣先で前方に描いた円にコブラ・カメ・ワニを模したエネルギーが集中し、爬虫類系のオーラングサークルを模した巨大なエネルギーを作り出す。物凄い防御力であらゆる攻撃を防ぐ他、攻撃のエネルギーを吸収する事によって威力を数倍に上げた状態で跳ね返せる。
ユニフォニル・キマイラエフォドス
鍔の部分に幻獣系の擬似コアメダルをセットし、剣先で円を描く事で展開される幻獣系の魔法陣を潜り抜け、ユニコーン・グリフォン・スレイプニルが融合したような姿の魔獣と化し、頭部の一本角からの巨大な竜巻で敵の身動きを封じ、素早いスピードで敵に突撃する。頭部の一本角で突貫したり、背中の両翼ですれ違い様に両断したり、両前足の鋭い爪で斬り裂いたり、攻撃パターンは3種類ある。
ウクロール・コンツェルトレクイエム
鍔の部分に妖精系の擬似コアメダルをセットし、ロストブレードを横笛のように吹く事で邪悪な演奏を行い、禍々しい波動を纏った巨大な音符を無数に周囲に作り出し、演奏を終えると同時に剣先を勢いよく翳す事でそれらの音符を一斉に飛ばす。音符は着弾と同時に爆発を起こす仕組みになっている。
元ネタは『ハピネスチャージプリキュア!』のキュアラブリー(ロリポップヒップホップ)の必殺技「プリキュアポップンソニックアタック」。
デッド・オア・アライブ
プリンセスプリキュアとノーブル学園の教師・生徒の希望の力の光球で相手を包み込み、続け様にディスピアの絶望の力の光球を先程の光球と融合させ、希望と絶望の力を合わさる事で不気味な球体状の魔法陣を作り出し、その中に閉じ込められた相手を混沌とした力で瀕死に近い大ダメージを与える。
元ネタはルーチェモン(フォールダウンモード)の必殺技「デッド・オア・アライブ」。
ヴェノムストライク
コアメダルのエネルギーを左脚に集中させ、ジャンプから空中できりもみ回転を行い、強力な蹴り技を繰り出して攻撃する。きりもみ回転を連続で行ったり、ドリルのように高速で回転したり、一度蹴り付けてから反転を行った後に再びキック技を繰り出したり、様々なパターンがある。
ヴェノムホームラン
ロストブレードを野球のバットのように構え、一本足打法の要領で打ち飛ばす秘打。
キラキラルボール
鍔の部分に犬系コアメダルをセットし、ロストブレードの剣先を上空に向けて掲げ、大地からキラキラルが溢れ出て、ロストブレードの刀身に集まり、右腕を掲げる。キラキラルが刀身から右の拳に移り始め、球体状に覆ったキラキラルを相手に目掛けて飛ばす。
元々はオーズ(ヌキツカミコンボ)の必殺技であり、グバンドへの最後の手段(石化による封印)として使用されたが、グバンドに封印を打ち破られるどころか、記憶と真の姿を取り戻す結果になってしまった。
牙毒道
独自に編み出した必殺技の総称。
名前の由来は「毒牙」であり、元ネタは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の牙鬼軍団共通の必殺技「牙凌道」。
牙毒道・蠍地獄突き
左腕をサソリのハサミに変化させ、左腕で強力な突きを連続で繰り出して攻撃する。
牙毒道・邪神風拳
左腕をサソリのハサミに変化させ、左腕の地獄突きと右腕の正拳突きを素早く連続で繰り出して攻撃する。
元ネタは『五星戦隊ダイレンジャー』の的場陣/魔拳士ジンの必殺技「豹牙流奥義・邪心風拳」。
牙毒道・毒針爆弾
左腕をハチの毒針に変化させ、左腕からハチの毒針を模したエネルギーを連続で発射して攻撃する。毒針は着弾と同時に爆発するようになっている。
牙毒道・魔導妖拳 サソリの舞
右腕の拳のコアメダルのエネルギーを集中させ、相手の身体に正拳突きを打ち込む事でサソリの痣を印す。この技を受けた者はサソリの痣が首の部分に長時間掛けて向かっていく内に体力を徐々に奪われ、サソリの痣が首まで達した時に命を落としてしまう。
ロストの持つ解毒剤を飲めば、その効力は消え去る。機械に打ち込めば、その機能を停止させる効果もある。本人曰く「自信作の技だが、俺自身の予想を遥かに超えていた効力からあまり使いたくない」。
元ネタは『五星戦隊ダイレンジャー』の的場陣/魔拳士ジンの必殺技「豹牙流奥義・魔道妖拳 クモの舞」。
アイテム
鎖封印の南京錠
ロード・ロストが所有する黄金の南京錠。セルメダルに自身の力を込める事で変化し、南京錠から無数に出る鉄鎖で相手を絶望の檻に閉じ込める。通常の絶望の檻だけではなく、黄金の絶望の檻を作り出す事もでき、黄金の絶望の檻に閉ざされた者の意識は残ったままになる。
ギアメダル
ロストの生み出したヤミーが倒された時に生み出させる謎のメダル。歯車のような形をし、敵の攻撃力や技などの様々なデータを集めるようになっており、ロストが自身にこれを投入する事で記録した技や攻撃をオリジナル以上の威力で繰り出せる。
元ネタは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』のコア歯車。
ソード・オブ・ロスト
概要
身長 | 37m |
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体重 | 211t |
特色/力 | 味方を瞬時に回復・復活させる能力、巨大な体躯から繰り出す攻撃、大量のセルメダルと絶望の茨により発揮する超能力、剣と一体化した両腕による攻撃 |
ロード・ロストが大量のセルメダルを取り込み、絶望の茨と一体化して変貌した巨大グリード態。
サソリ・スズメバチ・毒トカゲが融合したような巨獣の頭部からロード・ロストの上半身が出現した姿をし、身体の部位はそれぞれコアメダルの属性を宿した魔法陣が見られる。
かつてガメルとメズールが融合した怪物やウヴァが変貌したメダルの器とは異なり、ロストとしての自我を完璧に保っている。
モデルは『魔法戦隊マジレンジャー THE MOVIE インフェルシアの花嫁』の冥獣合体ソード・オブ・グルーム。
能力
体内には膨大な量のセルメダルと無限のエネルギーを内部に秘め、ウヴァが変貌したメダルの器よりも遥かに高い能力を持ち、今までに倒されたヤミー(四神獣系ヤミーを除く)とゼツボーグを無限に復活させ、何度倒されても瞬時に回復や復活をさせるサポートを行う。
その体躯から繰り出すパワーも超越的であり、下半身の両腕のハサミをチェーンソーのように回転させながら如何なる物を切り裂き、8本のトカゲの足で水上などの如何なる場所も移動でき、尻尾の毒針で相手を容赦なく追い詰める。
ロストブレードやフェアツヴァイフルングとそれぞれ一体化した両腕を振るい、如何なる敵も一瞬で切断する。
真の目的
ディスピアの力を手に入れ、ロード・ロストに進化した後、絶望と欲望の薔薇で全ての人々からゼツボーグとヤミーを生み出し、絶望と欲望、そして夢によって完璧な世界を創り上げ、その世界の王として君臨しようとした。
驚愕の正体
第四十一話で生みの親のディスピアにとっても予想外であり、気付きもしなかった驚愕の正体が明かされた。
その正体は映司の絶望によって生み出されたもう1人の映司であり、第十三話で映司がレプリカの猛毒系コアメダルに操られた際、コアメダルが密かに映司の絶望を吸収し、本物のコアメダルに送り込まれていた。
ディスピアがロストを作り出した時、映司の絶望が加えられた事でもう1人の映司として誕生した。
元ネタは『重甲ビーファイター』のブルービート/甲斐拓也とブラックビート/シャドー。
まさかの生存
ソード・オブ・ロストの姿でロードコンボのオーズに敗北するも生き延び、ロード・ロストの姿でロードコンボのオーズに最後の戦いを挑むが、激戦の中でお互いに一撃必殺を放った直後、フローラの横槍で中断される。
フローラは自分をグリードに変えたロストに対する怨みや怒りどころか、自分の心の中に本当の夢の素晴らしさを教えてくれたロストを憎めない気持ちがあり、彼女のその優しさから戦意喪失となり、絶望の檻に閉じ込めた一同(檻の捕らわれなかった映司、自力で檻を破った映司Lovers、ソード・オブ・ロストの敗北で解放されたフローラとカナタを除く)を開放し、「ホープキングダムの未来を紡ぐのはお前達だけだ。幸せになれよ。」とはるかとカナタを激励し、オーズの持つレプリカの猛毒系コアを盗って立ち去った。
映司への純粋な想いから絶望の檻を打ち破った映司Loversのその想いと愛が大きい事を認めたが、めぐみ・アコ・誠司・奏太の愛が「セコイ」という考えは変えなかった(ロストが立ち去った後、4人はその事を非常に気にしていた)。
最終話で次の戦いの為にノーブル学園を立ち去る映司を木の陰から見送っていた(『勇者特急マイトガイン』の最終回のパロディ)。
その後に関して
オーズ×プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!
はるかからの誘いで花見に参加するが、会場に行くと映司達とはるか達が捕まった光景を見て、後を追って来た(はるかは皆に内緒で誘った為、みなみ達とパフ達は聞いていなかった)。
この一件には深い裏がある事をいち早く察し、プリキュア達の閉じ込められている牢に顔を出したが、もう少しそこで我慢するように告げ、その場から立ち去った事にキュアプリンセスから「薄情者」と言われる(本人曰く「今助けると逆に都合が悪くなる」)。
バダンとの決戦では超進化したバダン怪人やコンバットロイドにプリキュアとライダーが苦戦している中、自分はカメレオロイドを相手に全く苦戦を強いられず、持ち前の実力と新技「タジャドル・フェニックスバーニング」でカメレオロイドを倒した。
更にギガ・リバース計画発動直前に魔法陣を破壊した事で計画を阻止し、骸骨恐竜ロボをたった1人で足止めするなど、大いに活躍する描写が見られた(戦いの後、魔法陣の破壊で骸骨恐竜ロボが手放してしまった秘薬はガルバーに回収された)。
オーズ×魔法つかいプリキュア!
第二十七話
会話の中にだけ登場し、アクマイザー3はその存在を初めて知る事になる。
第二十八話
広島県にある宮島の厳島神社での戦いに加わり、ファントムと戦う。ワイバーンを新技「魔導妖拳 サソリの舞」で倒し、ファーニブル・グレンデル・ギーブルの3人を相手に大ダメージを与え、劣らぬ実力で苦戦を強いられずに終始圧倒した。
アクマイザー3はこの時に初対面し、ロストがもう1人の映司だった事に仮面ライダーレント/福山孝宏と三邪神は驚くしかなかった。
戦闘中に魔妖怪クラギからデータを獲得し、戦闘後はフローラ達に「また気まぐれに面でも見に来てやる」と言って去った。
第三十六話
北極にある黒魔導団の根城「黒魔導城」に忍び込むも重傷を負い、カオスレントとの決戦直後にオーズ達の前に姿を現す。
第三十八話
アクマイザー3と共に冥界に向かい、そこで恐竜グリード達に襲われる映司を助け出し、大魔王に倒された映司を復活させる事に成功する。その後、因縁の相手でもあるディスピア・ウォープ・恐竜グリードに引導を渡した(恐竜グリードに対しては最後の一太刀で完全に消滅させた)。
冥界からの脱出後、みらい達を救い出し、「魔妖怪きっての凄い奴」と称される上級魔妖怪ジゴクモドキと交戦し、ミラクル達7人を相手に有利に戦ったジゴクモドキを倒した。
大魔王の撃破後、映司Loversのオーズへの「愛が欲しい」という一言に最初に勘付き、オーズに覚悟しておくように忠告する。テンダー・マーメイド・スカーレットを除く映司Loversからの愛と想いにやっと気づいたオーズに呆れた際、些細な一言を発言しようとしたところを映司Loversに一斉に口を塞がれ、ハートから「余計な事を言わないで」と告げられて頷く。
その後は超上級魔妖怪のヌエを1人で撃破し、ガルバーとの決戦時にガルバーの正体を見抜いた。
荒療治回 はるか・ゆい編
ガルバーとの決戦から2週間後、はるかは映司が殺害された事と夢の中のみなみとトワに罵倒される悪夢に魘され、ノーブル学園の屋上から飛び降り自殺を図ろうとするのを阻止し、はるかを砂浜まで連れていき、荒療治で戦いに挑む。追い詰められたフローラは「死にたくない」と本心を叫ぶ。「生きて自分自身と戦え」と活を入れ、フローラを立ち直らせた(当の本人ははるかの事を気に掛けていた)。
オーズ×プリキュアドリームスターズ!
劇中には登場せず、第二話では会話の中にだけ登場し、キラプリメンバーは初めて知る事になる。
エルピスは「純粋的な強さでオーズとロストの方が自分達を上回り、他にもザビタンとイビルとガブラもいる」と発言している。
オーズ×キラキラ☆プリキュアアラモード
第二十二話
キラパティに待ち構え、いちか達と初めて顔を合わせる。映司達と共に100年前のいちご坂にタイムスリップし、キラキラルの消滅を企む謎の怪物と戦った。
第二十三話
ディアブルの闇の力を感じ取り、人々が荒れていた原因を突き止める。ディアブルとの戦闘ではホイップ達と共に戦い、「闇の者の居場所は闇だけ」と告げるディアブルに「全てを闇に染めるのがつまらない」と一蹴し、ディアブルの撃退後に出現したメタトピアの邪機四天王を1人で追い詰め、後から現れたグバンドと戦った。
戦闘後はアクガルの事をアクマイザー3に伝える事とアクガルの遺したコアメダルを探す事を映司達に言い、ゴールデンキラキラルカップと4つのキラキラルソードの探索を彼らに託し、その場から去った。
その後、いちかは前回ロストに馬鹿にされた事もあり、映司と似ても似つかない性格に腹を立てていた。しかし、あおいは「本当は素直になれなず、性格が違ってても映司は映司」、あきらは「あれはあれで結構良い人」、シエルは「最初はビブリーを消そうとしたが、最終的には助ける為に協力してくれた」と述べている。
第二十六話
ボール型の輝く球を山中で入手するが、突如出現したグバンドとの決闘の最中、再生途中のグバンドの肉体に球を取り込まれてしまう。その代わりに取り込まれなかったグバンドの肉体の一部を手に入れ、とんでもない事実を知る事になる。
第三十二話
会話の中にだけ登場し、オーズを倒す事で映司Loversを自分に惚れさせようと目論むマグナスタッグにマカロンとフェリーチェ「(同じ映司で性格が真逆でも)ロストの方がまだいい」と一蹴している(ジェラートとカスタードからも「惚れるのは同類だけ」と罵倒され、マグナスタッグは「酷い侮辱」と落胆していた上、マグナギガからの制裁を受けた挙句、完全に信頼を失って見捨てられてしまった)。
第三十八話
アクマイザー3と合流して、グバンドの謎を伝える。アクガルのコアメダルを持ってたおかげでエリシオの世界改変の影響を受けず、オーズに加勢する。
その後、アクマイザー3と共にエリシオやメタトピアとの決戦に参戦する。
第四十七話
グバンドとの決戦後、「メタトピアは本当に壊滅したのか」という嫌な予感をする(それが見事に的中している)。
最終話
いちかの誕生日パーティーでいつの間にか自分でも気付かない内に味覚を持ってた事が明らかになる。
いちかとリオをからかうが、2人の愛をセコイと見下しておらず、「『人間と妖精』という生き物同士の恋愛は凄過ぎ」と高評価していた(その事でのぞみとココ、こまちとナッツ、うららとシロップの3組は顔を真っ赤にしていた。ゆうことファンファンは微笑みを浮かべていた)。
その後、映司と共にガイアロスからバノヴァスについて警告される。
オーズ×HUGっと!プリキュア
第六.五話
劇中には登場せず、会話の中にだけ登場し、ハグプリメンバーは初めて知る事になる。
第三十一話
トラウムとの決戦に乱入し、プリキュアとライダー達に加勢する。
トラウムの撃破後、はな達とアクガルに映司の死の事を話し、映司に「これだけお前を信じてくれる奴らが愛してくれる奴らがいる。それでもまだ死にたいって思うか?」尋ね、はな達に「映司を見張ってた方がいい」と告げた。
第三十二話
はな達がアクガルに頼んだ稽古に「暇だから付き合ってやる」と言い、稽古をつける。
模擬戦後、はな達とアクガルに黒魔道団について説明し、奏太とアコとめぐみが映司への暴言を吐いた事を暴露する(これを聞いたはな達は奏太達への怒りを露わにする。特にさあや、ルールー、えみる、エルルは非難している)。
オーズ×HUGっと!プリキュア×ふたりはプリキュア
クライアス社との決戦後、「特にやる事も無いからしばらく居させろ」と言い、勝手にビューティーハリーに居座っていた。
ミデンが襲撃した際、オーズとプリキュア達と共に交戦するが、エール以外のアンジュ達がベビー化され、オーズと共に吹き飛ばされる。
吹き飛ばされた後、横浜のとある街ではな達と合流しようとするが、謎の少女・ラシルと出会う。しかし、メタトピアの残党・邪機将軍バノヴァスとその配下・バノヴァス軍団が襲い掛かり、ラシルが持っていた隕石を強奪する。隕石が奪われた後、ラシルからラグナロクについて聞く。
余談
名前の由来はディスピアの「消える(英:disappear)」に準え、「失う(英:lost)」である。
関連人物
- 火野映司/仮面ライダーオーズ:『仮面ライダーOOO』、及び『オーズ×プリキュアシリーズ』の主人公。ロストの宿主的存在。
- 泉比奈:『仮面ライダーOOO』のヒロイン。『シュガー王国の戦い』で対面した時、不審に思われる。彼女のデータを収集する際、映司の事を愛している事に気付く。真木との決戦後に比奈と会い、「絶望から生み出されたもう一人の映司君を受け入れたい」と受け入れるかのように言われ、「はるか以上の強い女」と呟いた。
- アンク:映司と一緒に戦った鳥系グリード。口の悪い所は同じだが、『シュガー王国の戦い』で彼と対面した時、お互い気に食わなかった。『オーズ×魔法つかいプリキュア!』では冥界で「二度とこっちに来るな。馬鹿野郎」と映司への伝言を頼まれる。
- 火野明美:映司の母で自分を生み出してくれた彼女に感謝している。
- 春野はるか/キュアフローラ:『Go!プリンセスプリキュア』の主人公。ロストに夢を弄ばされた挙句にグリードにされたが、ロストに対する怨みや怒りどころか、自分の心の中に本当の夢の素晴らしさを教えてくれたロストを憎めない気持ちが生まれ、その優しさからロストを戦意喪失にした。
- カナタ王子/仮面ライダーエルピス:ホープキングダムの王子。キュアスカーレット/トワの兄。映司と映司の母明美を和解させるキッカケを作った彼に感謝している。
- 映司Lovers:映司に好意を抱くプリキュア達。上述の通りに映司への純粋な想いと愛が何よりも強い事を認めている。彼女達も映司の絶望から生まれた存在、もう一人の映司であっても受け入れている。
- ルールー・アムール/キュアアムール:映司Loversの一員。とある理由でお互いに義兄妹となった。
- エルル:アンドロイドの少女。映司とルールーの娘の為、ロストの姪っ子となる。エルルから「ロスト叔父さん」と呼ばれている。
関連タグ
- オーズ×プリキュアシリーズの登場人物その2
- パラド:『仮面ライダーエグゼイド』に登場するバグスターのリーダー格であり、宝生永夢がバグスターウイルスの感染によって生み出されたバグスター(正確に言えば、永夢の「ゲームの遊び相手が欲しい」という願望から生まれた存在)。その為にロストも映司の絶望によって生み出されたグリードであり、似た者同士と言える。