概要
漫画『仮面ライダー』の最終章『仮面の世界』編の終盤に登場した狼型改造人間。
TVシリーズのゾル大佐の正体である狼男や実験用狼男と違い、同じ作品内に登場したジャガーマンと同じく本物の狼そのもの姿をしている。
また人語を話す事も無く、ただ恐ろしげな呻り声を上げるのみで、その姿は完全に血に飢えた野獣そのものである(決して野犬でもなければ、ただの狼にしか見えんなどと突っ込んではいけない‼)。
具体的な能力は不明だが、おそらくジャガーマンと同じく狼の俊敏性を活かしての鋭い牙と爪を使っての攻撃を得意としていると推測される。
『10月計画』の本部にして重要な要であるショッカーの地下要塞の表向きの姿である『牧場(ショッカー牧場)』の番犬(警備兵)の役割を担っているようで、2号を助ける為に一人脱出した滝次郎の前に突如として姿を現し、ケンタウロスと共に襲い掛かり、彼の足を負傷させ追い詰める。
最早これまでと思われた時、脳以外を機械の体として復活し、彼らを助ける為に駆けつけた本郷こと1号ライダーの『ビームガン』で射殺された。